「笑うに笑えない」アウトポスト37 yanpakenさんの映画レビュー(感想・評価)
笑うに笑えない
クリックして本文を読む
イギリス映画ですが、けっして悪ふざけの映画ではないと思います。地球が異星人に侵略されて、「異星人を早くみたい」とそそらせる演出は王道を意識していると思います。ただし、サルの惑星かと思わせるへヴィーと称する異星人の姿は、やはり残念です。
へヴィーはレーザービームで攻撃します。結構強そうに見えるのですが、REDと称する特別に開発した弾に当たれば、首もふっとびます。進化した猿と大差ありません。人類といい勝負です。そのへんが、ただの娯楽作ではないっぽい感じが出ています。こんなのに侵略されるほど人類弱くないと思います。原爆もあるし。でも2033年には原爆廃止されているのかなあ。
とか、考えているうちに、異星人の最後の砦での戦闘シーン。このへんは、なぜかすごく力がはいっていて、迫力あります。戦う仲間が死んでいくのですが、戦争の悲惨が情緒的に描かれる。人類滅亡の瀬戸際の戦いも局地戦として描かれる点は、英雄的戦いの定石というべきでしょうか。
へヴィーは現地人を洗脳というか、物理的にコントロールして、地球防衛軍と戦うわけです。洗脳された現地人はターバンまいたイスラムなんですね。何というか・・・こんな単純な映画よく作りました。
コメントする