インデペンデンス・デイ リサージェンスのレビュー・感想・評価
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「フォースの覚醒」とおんなじことやったのに、という作り手の半泣きの声が聞こえそうだ。
「resurgence」
このなかなか聞きなれない単語は、「復活」「再起」「再燃」、あるいは「逆襲」「反撃」といったニュアンスもあるという。
なるほど、エイリアンの襲撃に対しての、人類の「再起」ともとれれば、エイリアンの「逆襲」ともとれる。
エメリッヒからすると、もう一花、という意味合いもあるだろうし、この「無理やりな同窓会ノリ」もまたしかり。
何より、この「繰り返し」のストーリーはディズニーの「スター・ウォーズ フォースの覚醒」を観た20世紀フォックスの経営陣が、嫉妬が先走ったか、どこで勘違いしたのか、頭の悪い解釈で「リメイク」感を出そうとした、というのなら、大いに納得がいく。
「resurgence」
20世紀フォックス自身の本音かもしれない。
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「インデペンデンス・デイ リサージェンス」
前作は、何といっても、「宇宙から来た異星人は地球侵略してなんぼでしょ?」という70、80年代のスピルバーグの「優しい」エイリアンにうんざりしていたクソガキの、ようやく欲求を満たしたSF大作だった。ということが大きい。
そんなクソガキもすっかりおっさんになった今、同じように楽しむことはできない。
そんなおっさんの今回の見所は、宇宙人でも、宇宙船でも、ドッグファイトでもなく、女性大統領とその行く末。
前作は、当時の大統領のクリントンもホワイトハウスで鑑賞し、大喜びだった、らしいが、近未来のアメリカが舞台の本作で、登場する大統領は女性である。
だがこの大統領、正体不明の接近物に攻撃して、結果的に判断を誤る。また敵エイリアンの襲撃に対して、味方の戦力を敵の罠にまんまと引っかかってしまい、壊滅させてしまう大失態。
そして敵に陣地に攻められ、自身も退場。
ヒラリー氏は当時、夫大喜びの前作を知らないわけがないだろうから、この女性大統領の末路をどう見るのだろうか。
しかも、そこで次なる大統領閣下となるのが、ウィリアム・フィクトナー演じる軍人。
「やっぱり、強くないとアメリカ、違わない?」
と、前作の元大統領も登場し「特攻」するという、まあ、敵のバリアもとにかく力押しでぶち破るという、徹底ぶり。
いやあ、面白かったねえ。大統領選も楽しみである。
追記
あの続編作る気マンマンの終わり方。次もエピソード8を見てからしっかりパク、いや対抗しようね。
復活‼️蘇生‼️
この続編は製作する必要があったのでしょうか⁉️前作であれだけの犠牲を出して宇宙人を撃退し、メデタシメデタシで良かったんではないでしょうか⁉️わざわざ20年もかけて宇宙人が再度襲来、やっと復興した文明が再度メチャメチャにされてしまう‼️しかも下から上へ吸い上げられるような破壊描写‼️なんかゴチャゴチャしてて、とても一作目のようなストレートな迫力は無い‼️しかも宇宙人のテクノロジーを取り入れた兵器で応戦‼️一作目のドッグファイトで結構興奮したのは、カッコいい軍の戦闘機と宇宙船の空中戦だったから‼️それが今回はダサい宇宙船同士のバトルみたいになってて、ものスゴーくB級感が漂う‼️また一作目のキャラたちのその後がムゴい‼️別にウィル・スミスのヒラー大尉はどうでもいいんですが、ヒラーの恋人ジャスミンは死亡、前作のジェフ・ゴールドブラムの元妻コニーはどうなったか触れられてもいないし、前作の一番のヒーロー、ホイットモア大統領は要介護で、これまた劇中で戦死してしまう‼️確かに世代交代は必要でしょうけど、前作であれだけ頑張ったキャラなんだから、もうチョットどうにかならなかったんでしょうか⁉️極めつけは超巨大な女王エイリアンの出現‼️侵略モノに加えてモンスターモノの味も加えたかったんでしょうが、何をしたいのか意味不明‼️
今作はただのB級よね
前作は世界の主要都市に飛来するそれまで観たことの無い宇宙船の巨大さにまず胸躍り、圧倒的なテクノロジーの差の絶望感にその当時の技術で、アメリカ主導ながらも人類一丸となってエイリアンに反撃する盛り上がりがあったので、大統領演説も胸熱だったんです。
今回は更に規模のデカい宇宙船攻撃だったわりに、絶望具合の描写がサラッとし過ぎ、アメリカだけが局所的に戦ってるような感じだったし母船の女王攻略もなんかあっさり。エイリアンも前回の反省踏まえて自艦の侵入阻止を学んで欲しいですわ。でもビルプルマン無駄死に‥
最後は巨大女王が出てきて怪獣映画感‥
前作はB級テイストのエンタメ超大作だったけど、今作はただのB級映画だったなぁ。
もうちょっとどうにかならんかったかなぁ?
中国人パイロットの娘さんは可愛いかったな!
知らんけど!
過去の鑑賞記録
映像綺麗でした。
宇宙船が地球に迫り落ちてくるシーンなんてすごいっす。
涙もろいのですぐウルウルしてました。
正直各所であれ?これ見覚えあるな??ということが多かったですが楽しめました。
わりと映画館で見ればよかった。
アンジェラベイビーかわいすぎません??
顔どストライクです。
上げて落とす映像は新しいかな。
映像がとても鮮明できれいなのにどこか懐かさしさを感じる映画でした。
スクールバスわろたw
ジェフゴールドブラムみるとギャグにみえるw
最後の方はつっこみながら楽しめました。
たぶんまた借りますね。
16.11.19
タイトルなし
映像は進歩し、凄いのだろうが前作の映像迫力、ストーリー性のインパクトは超えてない。前作から出てくる登場人物達が覚えておらず、復習しとけば良かった。全体的にコミカルなシーンがあるせいか緊張感がない。
20年は空きすぎでしょ
その割に前作のダイジェストもなく、何となく思い出すのにちょっとイラつく。そこかしこにヒントがあるから前作のファンには良いのかもしれないけど。世代は変わり、子供たちが活躍する設定は悪くない。
エイリアンも第3勢力も、大画面の迫力も良いけど、やっぱり、「どうして20年経って再来するのか?」の疑問が解けず、何かすっきりしない。
史上最大の戦い再び!
前作が大好きで、今回もエメリッヒ監督らしく迫力映像はさすがでした! 進化した映像はすごいのですが、同時に何かが物足りないような気もしました、見せ場が映像だけでドラマ部分が少し物足りなかったのかな? 大都市を破壊するシーンが短かったかな? 新しい第3の存在は僕はいらなかったかなあ、人類とエイリアンだけでよかったかな(笑) ですが、タイトルの『リサージェンス』って響きは好きだし、ほぼ全員キャストが戻ってきてくれたし、重力を操り大都市を持ち上げ別の大都市に落としたり、砂漠での巨大エイリアンとスクールバスの追いかけっこも斬新だったし、冒頭で遥か彼方の星を侵略中のエイリアンが地球で仲間が敗れたと知り怒りの叫び声をあげたら元大統領が悪夢から叫びながら目覚めるシーンに切り替わるのはすごく上手かったし、いい部分もたくさんあります! 前作から今作までの間に、地球侵略映画はたくさん作られてきましたが、前作より良かったという方は少ないでしょうが、『インデペンデンス・デイ』という傑作の看板の意地は何とか見せつけたと思います・・・たぶん(笑)
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自宅にて鑑賞。前作から20年振りとなるR.エメリッヒ監督自身初めてとなる続篇。サービス満点の娯楽作で終盤には怪獣もの迄入っている。ここ迄圧倒的な画を見せられると、ストーリーの陳腐さが際立ってしまった。前作同様、物凄く先進的な科学力のエイリアンが、明確でローテク・陳腐な弱点を持っているのは如何なものか。J.ゴールドブラムは力の抜けた演技で佳かったが、果たして“デイビッド・レヴィンソン”は防衛戦や作戦等にどう役立っていたのか疑問で、最後迄何をしていたのか判らない。迫力の画面作りに+5点の採点。65/100点。
・当初、続篇の構想は二作あったと云う。本作の成績によって更なる続篇の可能性が示唆されていたが、正式に三作目の製作が決定したとアナウンスされた。これだけ拡げた風呂敷の畳み方が愉しみである。尚、本作を含めた続篇二作は『バック・トゥ・ザ・フューチャー』シリーズ('85・'89・'90)の様に個々に完結した作りになると製作側がコメントしている。
・前作『インデペンデンス・デイ('96)』から引き継いだスタッフやキャストは多いが、“スティーヴン・ヒラー”大尉のW.スミスは写真のみの出番となっている。これはスケジュールの都合と続篇二作に対して5,000万ドルのギャラを要求した為、拒否されたと伝えられている。亦、(元)大統領の娘“パトリシア・ホイットモア”役が、前作のM.ホイットマンからM.モンローへと変更されたと発表された際、ファンの間で物議を醸した。
・前作から続投となった“デイビッド・レヴィンソン”のJ.ゴールドブラムは、本作製作中の'15年、62歳にして初めての子供がタイトル通りの7月4日に誕生したと云う。この息子はチャーリー・オーシャンと名付けられた。同じく前作から出ている“ウィリアム・グレイ”(元)将軍役のR.ロッジアは、本作の公開を前にした'15年、自宅にて82歳で亡くなった。
・少なくとも120名以上のキャストがノン・クレジットで出演していると云う。亦、20年前に宇宙船が着陸していたと云うアフリカの"Umbutu"とは架空の国である。前半に登場するJ.ハーシュ演じる“ジュリアス・レヴィンソン”の乗っていたボートは“らき☆すた "Lucky Star"”艇だった。
・鑑賞日:2016年12月28日(水)
帰って来たタコ野郎
"インデペンデンス・デイ" シリーズ第2作。
通常スクリーンで鑑賞(字幕)。
ノベライズは未読です。
大好きな前作公開から20年。よもや続編がつくられるとはこれっぽっちも予想していなかっただけに、本作製作のアナウンスがあったときには歓喜に震えました(笑)。
前作の出来を個人的には非の打ちどころの無い完璧なものだと思っていただけに、それをどのように越えて来るのだろうと期待半分・不安半分の気持ちで映画館へ足を運びました。
前作の円盤も超弩級でしたが、本作のそれは超・超・超弩級クラス。地球を覆い隠さんばかりの巨大さを誇り、それ自体がもはや引力持ってるだろとツッコミたくなるほどの規模…
前回の攻撃時、大都市を一瞬で壊滅させたビーム兵器を軽く越える威力の半重力攻撃によって、再攻撃への備えをして来た人類は瞬く間に存亡の危機に直面してしまいました。
続編ならではな新展開も…
異星人のメッセンジャー球体が登場したり、エイリアンの社会構造が判明したりと、「さらなる続編あるかも」と期待を抱かせる様な場面の連続は、いやはや楽し過ぎる…
エイリアンの女王の存在が明かされ、それが巨大と来れば、後々の展開は「あれ」しかない。特撮ファンの第六感がそう告げました。予感は見事的中。クライマックスは女王が暴れまわる怪獣映画的展開へ。嬉し過ぎて堪りませんでした。
スペクタクル・シーンのVFXの素晴らしさたるや尋常ではなく…。20年の映像技術の進歩に驚嘆すると共に、前作を初めて観た時の興奮を蘇らせてくれるのに充分なものでした、
残念ながら、総じて前作越えのカタルシスは感じられませんでした。しかし、人類を滅亡の淵に立たせることに関して天才的才能を持っているローランド・エメリッヒ監督なだけあり、往年のブロックバスター映画感が巧みで、ストーリーに引き込むのが抜群に上手いと云う認識を新たにしました。
前作もそうでしたが、ある意味ありふれた物語をここまでのエンターテインメント超大作に仕上げたその力量は、やはり素晴らしいものだな、と…。筋の基本構造は変わらないので、いろいろな要素を加味しながら、創意工夫と惜しげも無い熱量でつくり上げたと云うことがひしひし伝わって来ました。
[余談1]
ホイットモア元大統領やデイビッド・レヴィンソン、エリア51のクレイジー博士(前作で死んだと思っていた)など、前作のキャラがカムバック。ヒラー大尉(ウィル・スミス)の再登場が叶わなかったのが残念でなりませんでした。
彼らの子供たちも登場し、新世代と共に新たな侵略に立ち向かうストーリーが秀逸の極み。世代交代的な親子の絆と別れに涙を誘われました。こう云うのめちゃくちゃ好きなので…
[余談2]
ラストのセリフに続編への期待高まる!
今度は人類の番だ…?
※修正(2023/01/23)
うん
面白かった!けど…
前作を事前に見直してから鑑賞。うん、普通にSFエンタメ作品として面白かった。
でも、前作の方が〔思い出補正も含めてなのだろうけど〕面白かった
なんだろうなぁ…エイリアンの技術があるおかげで色々と出来そうな感じがあるせいか、元大統領の決死の作戦が効かなかったせいか〔あそこは華を持たせてやろうよ…〕
どうにも前作の「技術もなにかもかなわない中なんとか可能性を見つけ勝つ」みたいな感動と興奮が足りなかった気がする
あとは続編の宿命とも言える「どうせ勝つだろう」みたいな考えがどこか頭の片隅にあって手汗握る感じが無かったのかもしれない。〔いや、改めて観た前作はあったか…〕
てか、あの白い球体なんだよみたいなね
ツッコミ処はありますね〔前作に無かったかと言われたらあれだけど〕
とりあえず結論
面白かったが前作は超えられたとは言えない
ムリに続編は無くても良かったかなぁ
2回目見ると…
最後がもはやB級映画のエイリアンに見えてきてしまった…
冷静に敵が弱い
前作のインデペンデンスデイはほんとに好きだった。
圧倒的と思える敵、ウィル・スミスと宇宙人の一対一の勝負、大統領のスピーチ、敵戦艦に突っ込むおっさん。全部鮮明に覚えてるし、やっぱSFの名作だなあと思う。
でも今回のはちょっと残念。
まず、前作を意識しすぎてか、親だったり子だったり、と思ったら新キャラもいるし、なんかキャラが多すぎてよくわからない。誰が主人公?中国人に恋してた青年?名前すら覚えてない~。
そして、宇宙人は20年間何してたんだ。でかくなっただけじゃないか。出てくる戦闘機一緒だし。基本的に攻撃一緒。でかくなったわりに手数もそんな変わってないのでは?初登場時は「引力がある!!」とか言ってたけど、その設定もどこへやら。何より冷めたのは、人類の数千年先を行く文明が何百年掛かっても倒せなかった女王が、そこまででもない罠に引っ掛かり、ノコノコ出てきては案の定やられる。弱すぎだろ!てか護衛何してんだよ!!てかてか女王のクセに最前線来すぎたろ!!! 拍子抜け。。。
途中、これも前作を意識してのスピーチみたいなのがあったけど、二番煎じ感がすごい。まずお前誰だよ、って状態。
終わるときの最後の台詞も、??ってなる。これからは人類が恒星を渡り歩いて領土侵略するんだー! って、なんか人類が自ら破滅に向かうかんじ。。。
前作より進化したのは宇宙人のCGぐらい。
ストーリーはグズグズだと思った。
なつかしい
あまり期待していなかったんですが。
想像より大分たのしめました。
CGはやっぱりすごかったし、
ウィルスミスの写真や大統領もでてきて懐かしさが溢れた。
スクールバス?だったかな、バスに乗って逃げるくだりが楽しかった。
映画館で観てからまだ1度も見ていないのでまたDVDをレンタルするか購入するかして見直して見たい。
その前に、手持ちの前作をみなおそう。
劇場で観るべきだった一作。
2017年5月10日の夜にTSUTAYAのケータイ100円クーポンを利用して、レンタルで鑑賞。
公開当時は『ユニヴァーサル・ソルジャー(1992年)』、『スターゲイト(1994年)』の監督と脚本家で知られていたローランド・エメリッヒとディーン・デプリンのコンビが俳優としてブレイクし始めていたウィル・スミスを主演に迎えて、1996年に放ったSF大作『インデペンデンス・デイ』から20年が経過し、まさかの続編である本作『インデペンデンス・デイ〜リサージェンス〜』が製作され、公開から半年以上の月日を経て、やっと観ることが出来ました。
エイリアンの侵略から人類が一丸となって立ち向かい、撃退してから20年が経過した世界において、エイリアンが遺した技術で大規模な発展を遂げた人々は7月4日の独立記念日を迎えようとしていた。しかし、再びエイリアンが地球侵略を開始し、デイヴィッド(ジェフ・ゴールドブラム)、元大統領のホイットモア(ビル・プルマン)といった英雄たちがパイロットのジェイク(リアム・ヘムズワース)、ディラン(ジェシー・アッシャー)と共に新たな脅威に立ち向かう(粗筋)。
前作は劇場で鑑賞し、当時、小学2年生だった自分は大変、そのスケールと話の面白さに圧倒され、非常に気に入り、VHS、DVD、地上波放映と繰り返し観ており、エメリッヒ監督作としては『ユニヴァーサル・ソルジャー』と匹敵するほど大好きな作品だったので、続編が20年ぶりに製作されることを知った時は驚くと共に嬉しい知らせだったのですが、近年は大作において、公開される頃には冷めて、どうでも良くなる事が多く、本作もそのようになり、公開時はスルーしてしまったのですが、今はそれを後悔(今後に名画座で上映される機会があったら、何としてでも観に行きたい)しています。それぐらい、個人的に本作は大当たりな一作です。
前作はインパクトが大きく、街が破壊される描写は近年の『トランスフォーマー(2007年)』、『アヴェンジャーズ(2012年)』、『マン・オブ・スティール(2013年)』等に受け継がれているので、そのインパクトの再来を期待すると肩透かしを食らうのは間違いなく、エイリアンによる攻撃シーンはあまりパッとしない印象がありますが、その後の人類側による反撃シーンでは、そのパッとしなかったところを吹き飛ばし、帳消しにするぐらいの衝撃と興奮、インパクトが満載で、人類による技術の発達によって、互角に戦える描写があったり、逆に前作の戦術が通用せず、苦戦するといった意外性もあり、この手の大作にありがちな「20年ぶりの続編なんだから、前作のお復習も兼ねて核ミサイルを母船に撃ち込んで、ギリギリで脱出、勝利して終わるんだろうな」という予告からの予想を良い意味で裏切る展開が満載で、とても満足できました。CGを使っていても、そうは見えなかったほどリアルな描写に溢れていた前作とは違い、今回はフルCGのシーンが多いですが、“ID”らしさを損なっておらず、一部、子供の頃にプレイしたフライト・シューティング・ゲームを思い出させるようなところもあり、懐かしさを感じさせていて、悪い印象は全くありません。
前作のウィル・スミスは画面に初登場した段階から「スゴそうな人が出てきた」と思ったほど、カリスマ性があり、それと比べると、本作のリアム・ヘムズワース、ジェシー・アッシャー、アンジェラ・ベイビーといった若い俳優たちは印象が薄いところがあります。それは本来なら若手の俳優が大活躍する構成にするのが当たり前なのに、それをせずにジェフ・ゴールドブラム、ビル・プルマン、ジャド・ハーシュ、ブレント・スパイナーといった前作の面々、ウィリアム・フィクトナー、シャルロット・ゲンズブール、デオビア・オパレイ、セーラ・ウォードといった人たちを含め、ベテラン勢が目立つ構成にしていて、その大半が久々に姿を見せるので、ここ数年は名前を聞かなくても、出てくるだけで存在感が大きく、若手の俳優たちを喰うぐらいの活躍(若い面々も他のこの手の作品と比べると頑張っている方です)を見せ、おまけに彼らが必要不可欠な話になっていて、もし、彼らの役割を若手が担っていた場合には、少し無理のある話となった可能性もあるかもしれないので、これで良かったんだと思っています。ただ登場人物が非常に多く、その点がゴチャゴチャし、話のテンポも少し悪くしているので、少々、見ていて、かったるさを感じることも少なくありません。前作の面々に関することを把握するためにも、予習と復習は必要なので、これから観る方は是非、前作を一度ご覧になってからの方が良いと思います。
私が本作で気に入った点は時代設定が現代であっても、現実の世界とは違う世界観で成り立っているところで、2000年代以降のSF作品が30年から100年以上先の未来を舞台にしていても、その世界観が現在と殆ど変わらず、90年代までのSF作品にあった“夢のような”世界が消え、暗い現在が反映されたところが色濃くなっているのがスタンダードになっている状況下で、“エイリアンの技術を解明して、応用した事で戦争終了から20年で月面や土星に基地を持ち、常備できる武器が光線銃”というのは異色で、現実離れしていますが、今から20年前を振り返った上で、そこからの20年後を考えると、その頃には「車が空を飛んでいる」とか「火星や木星で生活できる」、「手頃な値段で宇宙旅行」、「光線が戦場等で飛び交っている」といった想像を一度はしていた筈で、本作の世界は、技術を手にしたからこそ可能となった想像を具現化したもので、かなり夢のあるものだと思います。他の大作では“技術はあっても、それを役立てた場合に、それがキッカケで新たな脅威に繋がる”といった理由から、役立てずに話を展開させるものも多いので、技術を役立てて、次に備えるというのは、作品としての第一作からの新鮮さを失わせることに繋がりかねませんが、そこに踏み込んだ事が非常に面白く、この大胆さを気に入っています。
前作は音楽も素晴らしく、劇場を出る前に売店でデイヴィッド・アーノルドによるサントラCDを買い、ヘビロテするほど聴き、今も好きなスコアなので、今回は「前作のテーマ曲は使われるのだろうか?」とか「エイリアンによる攻撃シーンの音楽はどれぐらい発展するか」といった感じで気になっていました。エメリッヒ作品には『デイ・アフター・トゥモロー(2004年)』から参加しているハラルド・クローサーが手掛けていて、時代も経過しているせいか、前作ほどの派手さはありませんが、悪くなく、エンドロールでは前作のテーマ曲がアレンジ無しで使われ、終盤では前作オープニングで使われていた『1969 We came in peace』の冒頭部分が流れ、それも巧い具合に流れるので、それだけで鳥肌が立つぐらい興奮し、グッとくるものがありました。これらの曲を再使用した監督たちの英断が最高だと思っています。
興行的、内容的に今一つに終わった本作ですが、前作同様にコミカルなシーンが多かったり、前作では幼かったキャラクターが成長して、戦えるようになって出てきたりと見所は非常に多く(マイカ・モンロー扮するパトリシアのキャラが特に良い)、ウィル・スミスが不在でも、全く違和感無く楽しめました。本作の終わり方からは更なる続編がありそうですが、それがエメリッヒ監督の手で作られる事を願っています。
今度、狙われたら地球はどうなるか・・
映画「インデペンデンス・デイ リサージェンス」
(ローランド・エメリッヒ監督)から。
1996年公開「インデペンデンス・デイ」(ローランド・エメリッヒ監督)
の衝撃が強くて「インデペンデンス・デイ」と名が付く作品が気になり、
その度に、何度、騙されたことか。(汗)
映画「インデペンデンス・デイ2014」( W・D・ホーガン監督)
映画「インディペンデンスディ2016」(ローラ・ベス・ラヴ監督)
どちらも続編ではなく、評価に値しないチープな内容だった。
特に「2016」の場合、本作が公開され話題になっていたので、
完全に「続編」と勘違いして、自分の選択に怒りをぶつけていた。
やっと「20年ぶりの続編」を鑑賞し、感想は「えっ、これが続編?」。
時間と制作費は掛けたのかもしれないが、期待を大きく裏切ってくれた。
無理やり「恋愛」「親子愛」「友情」みたいなものが入り込み、
さらに「宇宙船の直径は4800キロです」と、大きすぎてリアル感なし。
監督は、私たちに何を伝えたかったのか、それさえ分からない。
キーワードとして(人間でもエイリアンでも、敵に対して)
「背後から仕留める」闘い方がベスト、が残ったくらい。(笑)
最後に、こんな台詞がある。
「今度、狙われたら地球はどうなるか・・」
おいおい、また「続編」を作る気でいるのか?と呆れてしまった。
たぶん・・私はもう観ないだろうなぁ、「独立記念日」関連は。
とにかく派手な映画
回数:2回目
推薦:映画マニアのみ
感想:前作のラストに持っていくまでの悪戦苦闘が面白かったのに、今回はスケールがでっかいゲーム画面を見てるみたいだった。クイーンを攻撃するところは特にゲームやなぁと。
重力を操る攻撃をもっと効果的に使えば面白そうだったのにとは思う。続編作る気まんまんですがこっちからエイリアンの力を借りてやっつけに行くとかもうインデペンデンス・デイとして作る意味がないと思う。ってかあの球体は要らないだろ。
う~ん、なんとも言えない。
前作は、結構好きな作品だったので続編も
期待して見てしまったので評価は厳しめ。
CGや、敵であるエイリアンのスケールは
パワーアップしてるが脚本はスケールダウン。
配役も前作のウィル・スミスは写真だけの
登場で既に亡くなってるし悲。
若手のクリス・ヘムズワースは兄さんほど
インパクト残せず。
脚本も今一つ。
※前作もオチは今一つでしたが。
前作のストーリーを頭に入れとかないと
置いていかれます。
まあ、全体的にまあまあな作品。
印象に残らない
全体的にごちゃごちゃしててキャラの深掘りも浅く印象に残らない。
何のために出てきたの?というキャラも多いし、特に中国人とか。(今のハリウッドで中国の資金力が凄いって事は理解)
後半のやっつけ感が凄い。
前回に無かったコアを奪うって設定も無理があるし、、だったら呑気に穴掘ってないで先に地球上を壊滅させればいいんじゃない?ってね
巨大宇宙船も殆ど生かされてないし、怪獣みたいな女王や女王を倒せ的な展開もなんだかな、、前作が好きだったから余計に残念でした。
映像は流石ハリウッド
2作目は厳しい
前作と見比べたら、見慣れた内容と感じる。
ようするに飽きられた内容。主人公たちの活躍が空騒ぎのように見えて、作品に入り込めない。
宇宙人の戦力は相変わらず強力。
これで、負けるのが不思議なくらい(笑)
人類は未知の宇宙戦力に対し、全力を持って対抗するが無策に攻撃を仕掛けた為に残機は7%に。
前作より作品内でも20年経っているのに人類の進歩は宇宙人の技術を取り込んだ事だけに見えた。
なにしろ折角出てきた若者たちは、いきなり敵母船に特攻状態(笑)
知恵をしぼるのはかつての宇宙戦争を乗りきった博士たちで、行き当たりバッタリ感が酷い(笑)
ラストの作戦は時間も短くて、展開早い早い。
エイリアンクイーンはデカイだけでもうひとつ面白味に欠けた。
ラストもエイリアンテクノロジーを貰って、退却している宇宙人を追撃しましょうって今度は人類が侵略するの?みたいなオチにコケた(笑)
以上の感想から私にとって、金のかかった暇潰し映画と言える作品であった。
変わらない
ID4が受けたのは、SF描写だけでなく、いっちょやったるで的なヤンキー的な「気合い」の部分だったんだなあと。今回はその「気合い」をゴッソリ抜いてきて、昔ヤンチャだった人たちの同窓会を見ているような気分。
ジェフ・ゴールドブラム、老けないなあ。20年前の1の時とそんなに見た目が変わってない気が。下手したら40年前の『SF/ボディスナッチャー』の時ともあんまり変わってないような(さすがに当時の写真と並べたら違ってるだろうけど)。
科学者女(シャルロット・ゲンズブール!)とのラブコメ、お父さんとのやりとりなど、それは若手のやることだろうに。63歳、孫がいてもおかしくない年齢なのに違和感なしのゴールドブラムが素晴らしい。
—
敵の宇宙船がデカすぎて、画のバランスが怖よりも笑になっちゃった気が。
地球にチョコンと乗っかった宇宙船がお帽子みたいで可愛い。宇宙船に立ち向かう戦闘機が比率的にスズメみたくちっちゃくて可愛い。
そういった諸々合わせて面白かった。
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