インデペンデンス・デイ リサージェンスのレビュー・感想・評価
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インデペンデンス・デイの終末
朝起きて、新聞を取りに行く。
ふと空を見上げると、超巨大な宇宙船が…!
前作で印象的だったそのシーン通り、世界の主要都市の上空に巨大宇宙船が飛来してから20年…。
恐れていたあの悪夢が再び…!
50年代~60年代の典型的な異星人地球侵略映画を当時の最新SFXを駆使して描いたメガヒット作の続編。
懐かしくなって本作観に行く前に前作も見て勢いでレビューを書いてしまったほど、何だかんだ言って前作は好きな一本。
予想通りとは言え全米では不振、地雷臭はしてもやっぱり気になるぅ~!
エメさんの代名詞、“破壊王”の名に相応しい破壊描写がハンパねぇ…。
今回奴らは重力を操り、あらゆる建造物を上げては叩き落とす。
「2012」以降鳴りを潜めていたエメさんの破壊本能が覚醒!
20年、技術は遥かに進歩、攻撃機バトルも迫力を増した。
奴らの女王が登場。ラストは女王自ら白兵戦。
今回の母艦は直径4800キロ。
これ、どれくらいかと言うと、前作の母艦の約3.4倍、月より大きく、日本列島を覆い尽くすほどなんだとか。
…もうデカすぎて訳が分かりません!
それにしても、大西洋を覆い尽くす母艦、ナメック星に貼り付いた(星と星がチューした)メタルクウラの巨大宇宙船みたい。(←分かる人だけ分かる)
前作のキャスト続投が嬉しい。
ビル・プルマン、ジェフ・ゴールドブラムら主要キャストは勿論、あの博士もがっつり活躍。
キャストは変わったけど前作の子供たちも成長して登場。
諸事情によりウィル・スミス死亡は残念だけど、彼らのその後が見れてこその続編。
…と、今回の見所を興奮したように述べているように見えるが、実際はただ並べ立てるだけで熱がこもってないのは勘がいい方なら察してしまう筈。
うん、やっぱり、前作ほどではなかったかな…。
ストーリーやキャストの薄っぺらさ(特に若い新キャスト)、ツッコミ所満載などは想定内。
だってこれはエメさんムービー、そもそも見る前からそれらには期待してない。(ベイさんムービーも同じ)
残念だったのは、前作の面白味が削ぎ取られていた点。
まず、緊張感。
あのデカさの襲来は威圧感はある。
が、襲来が唐突過ぎて、前作の都市の上空を影が覆い尽くすようなゾクゾク感が無いのだ。
続編だからと言ってしまえば元も子も無いけど、奴らが再来して当たり前感。
そして、絶望感。
上げて落とす攻撃は確かにハンパない。
しかし何故だろう、これも“復讐だからそれくらいの事はやるよね”的な当然感。
地獄絵図は描かれているのに、酷だけど、前作の炎が街を飲み込み、小型攻撃機にもシールドが!…の方がずっと絶望感があった。
続編だからさらに巨大に!さらに破壊を!…というエメさんの分かり易さ。
そんなの5歳児でも思い付くって!
スケールや迫力は技術の向上によりアップした。
が、緊張感や絶望感は欠けた。
だから敢えて、先の見所で前作以上!とか前作超え!とか書かなかったのだ。
未曾有の危機からの復興、人類社会にエイリアンの遺したテクノロジーが導入され…というのは、まあスムーズな流れ。
でも、エイリアン銃とか月面基地とか地球防衛軍とか女王が狙う“アレ”とか、急にSF色が強くなっちゃって…。
突然日常が破壊される群像パニック劇スタイルが良かったんだけどね…。
最後にもう一つ、音楽。
前作はデヴィッド・アーノルドの音楽が良かった。
エンディングなど所々で使用されてるけど、別の作曲家による新曲に魅力的なものが無かった。
続編だから久々にタッグを期待してたのだが…。
…以上、不満点を挙げたらキリが無いのでこの辺で。
金と時間はたっぷりかけたのに、何かコレジャナイ感が。
更なる続編匂わせる終わり方だけど、次は無いだろうなぁ。
20年のブランクは大き過ぎた。
期待と不安がドンピシャ。
エメさんの醍醐味、エメさんの低能に溢れた、何処を切ってもエメさんムービー!…であった。
すでにあちこちで叩かれてる“チャイナさんはお友達”。
今作のあざとさは鼻に付くが、触れないようにと思ってたけど、一つだけ。
金かけた商品をヒットしてくれる国とヒットしてくれない国。
どちらに媚び売るか、映画もビジネスなんだからしょうがない。
別に肩を持つ気はさらさら無いが、あ~だこ~だ言うんだったら、媚び売って貰えるくらい日本でもヒットしてみろよと言いたい。
これぞエメリッヒ監督作品!
いかにもローランド・エメリッヒ監督らしい作品。全長4,000kmを超える超巨大宇宙船の登場が象徴的だが,圧倒的なスケール感と大迫力の映像は映画館で観てこそ堪能できる。ストーリーはあってないようなものだし,ご都合主義的な面も多々あるのは事実。何はともあれ映像の物凄さを楽しむ作品だと思う。
前作でも大統領自らが戦闘機に乗って宇宙船に突撃するなど一歩間違えば失笑モノの「トンデモ系」な要素が感じられたが,その伝統(?)は本作にも引き継がれている。薬が手放せず半ば寝たきりの状態で,歩くにしても杖が手放せなかった前作の英雄,元大統領のホイットモアが途中からなぜか杖を手放し,心身ともに別人のように元気になってしまう辺りが個人的にはツボ。しかもホイットモアは前作よろしく爆弾を積んだ飛行機に乗って自爆を敢行。しかし敵のボスを倒すという目的は果たせず英雄になりそこねてしまうという残念な展開に。
そのボスを最後の最後で撃退する直前には「あいつの弱点は触手だ」的な発言が唐突に飛び出す辺りも理解に苦しむ。なぜ知っているのだ……。さらに付け加えるなら,そもそも人類に敵対するエイリアンが恐れる「球体」の存在と登場の仕方も取ってつけたように唐突。しかもなぜか超高度AI搭載のアンドロイドのような存在だし。この辺の経緯はかなり意味不明だ。
というわけで,映像的にはとにかくシリアスで凄まじいまでの迫力なのに,どこかユーモラスでおバカな側面がどうしても顔を出してしまう。エメリッヒ監督の性だろうか。
どうやら物語は続きそうな気配。しかも「地球をエイリアンが襲う」という従来の路線から方向転換し,いよいよ人類がエイリアンを追って宇宙に飛び出しそうな気配。さながら「スター・トレック」だが,はたしてそこまでシリアスに徹しきれるだろうか。まだ続編制作が決まったわけではないが,もし作るのなら,あり得ないほどのスケール感とそれに相反するようなバカバカしさを同居させてほしい。それこそがある意味で「インデペンデス・デイ」なのだから。
これが待っていた続編なのか?
自分の場合は「インデペンデンスデイ」には「スターウォーズ」的な楽しさや爽快感を求めるし、「日常生活に宇宙人が攻めてきたら?」っていうリアル感も欲しい。そして宇宙人に対して地球のテクノロジーと知恵を駆使して闘う面白さでの盛り上がりに期待したかった。
しかし20年ぶりの続編はそんな期待を見事に裏切られた。
確かに前作のキャラクターを再登場させたり、前作を彷彿とさせる場面もあり、前作に思い入れのある人にはノスタルジーに浸れる場面も用意はされているものの、何か「インデペンデンスデイ」もどきのニセモノを見させられた感じだった。
まず最初に違和感を感じたのは20年後の現代が、宇宙船の残骸から回収、研究された宇宙技術を駆使したハイテク未来都市になっていた事だ。
もうこの時点でリアルさがなく、現代とゆーよりも近未来SFになってしまっている。
まぁ設定としては、確かにつじつまはあっているので、これはこれで良しとしていたが、この事が最後まで何かが違うと思わせ、作品世界に今一つ入りきれなかった。
今回も様々な家族等がそれぞれのドラマを展開するが、こちらももろもろ扱いが雑で、感情移入が全くできず、特にウィルスミス扮するヒラー大尉にいたっては現在何をどーしてんのかって話が一切ないのが残念だった。
強いて言えばブレントスピナー扮するオーキン博士のぶっ飛び感が楽しかったぐらいか。
20年前はエメリッヒ監督もハリウッドで成功したいと、作品作りに気持ちが入っていたに違いない。当時はまだCGの技術にも限界があり、そこを演出でカバーして名作になっていた。
しかし今作では、CGも思い通りに使えるレベルになり、もはや演出に頼る必要もないと思ったのか、単に派手なCG映像を見せてるだけで、後半のエイリアンとのバトルシーンも、ひたすら眠いだけだった。
ただそれだけに、個人的に唯一楽しめたのは、前半の宇宙船が地球に到着するとこ。ここでは監督の手腕がもっとも発揮されたシーン。「デイアフタートゥモロー」「2012」等でつちかったディザスター演出はさすがだなと。
もうそれ以外はひたすら睡魔との闘いだった。
金はかかってる
時間の都合で吹き替え版を見た。吹き替えは完全にアニメ調なのが気に障る。以前はもっと自然に見ていたが…。
マーベル系もそうだけど
アメリカのおかげで良くも悪くも世界は動く、
よくわからん奴はとりあえず攻撃する、と言うアメリカ/ハリウッド思想をどう中国市場に売り込むか。
お金をかけたから中国人も見てね、という思いが痛々しい。
毎度おなじみアメリカ万歳
前作から20年・・・またもや地球の危機!
そして最後はアメリカ万歳で終わるお決まりの映画ですねww
今作はご都合主義な内容でガッカリだったけど
宇宙人女王の全貌を見た時は迫力ありました!
シールドとかいうエヴァのATフィールドみたいなやつ・・
最後なんであんな簡単に壊れるのん?(笑)
全然手に汗握るシーンが無かったですね。
ただ映像はやっぱり最新のCG使ってるだけあって凄かったです。
正直観てて面白かったのは前作ですね。
感動も前作の方がありました。
う~ん。続編ありそうな終わり方だったけど
もう要らんよ(´・ω・`)
会員特典で無料で見れて良かったww
お金払ってたら、もっとガッカリしてた事でしょう。
インデペンデンスデイ セカンドジェネレーション 前作からもう20年...
インデペンデンスデイ セカンドジェネレーション
前作からもう20年か…
20年前、親に連れられて映画館で観たのはいまでも覚えてる
当時は7歳くらい?
当然内容はよくわかんないけど、とにかく映像が記憶に残ってる
ディザスタームービーが今でも好きなのは、きっとこの作品があったからなんだろう
20年の時を経て、ついに続編…
期待せずにはいられなかった
けど、期待をし過ぎたのかも…
確かに映像は圧倒的に進化を遂げて目を見張るものだった
キャストも第二世代と言わんばかりに前作の次の世代が活躍する続編らしい良い演出
さらに前作の主要キャストからまさかの続投を果たした人もちらほら
特にジェフ・ゴールドブラムとビル・パクストンをまた同じ役でスクリーンで観れたことには感慨深いものがあった
けど…
前作ほどの脚本の濃さがなかった…
超巨大宇宙船て…直径4800キロの大型艦1隻って…全世界に同時に目に見える驚異が欲しかった。
所詮、アメリカによるアメリカのための映画に終始
世界はほんのスパイス程度の扱いか。
でも普通に楽しむ分には十二分です。
初のIMAXで目が疲れた。
潔いエメリッヒ
20年経って続編を作ったエメリッヒ監督。
その間に特撮やCGの技術はものすごく発達したので、素晴らしい続編ができたことだろうとみんな期待していたはず。
確かにその部分は素晴らしかった。
でも20年経ってもか変わらないものもある。
それは散々エイリアンの科学力攻撃力破壊力がはるかに人類を凌駕していることを描き、さあそんな苦境のなか人類はどうやってエイリアンを倒すのか?みんなが期待してたはず。
そして今回もやはり、え?そんなので勝っちゃうの?
え?今まで引っ張ってきてそれなの?
変わらないエメリッヒ監督
できないものはできないという潔い態度です
3度目の独立記念日
1作目の雰囲気を変えずより迫力が増した。
この20年で、人類はかなり進歩したがエイリアンは技術ではなく勢力が増して襲ってきた。考える力を持っている人類はやはり強い。
1作目はよくTV放送で観てBlu-rayを買ってまた観ての繰り返し。エンドロールの音楽は小さい頃から見てる側としては嬉しい。時代背景も1作目で子供だったのが今作ではいい青年と成長している。世代も自分と似てて親近感が湧く。エメリッヒ監督はまた20年後に作ると話しているがとても楽しみだ。
1作目ほどのインパクトは…。
1作目がもう20年も前になるなんて、自分も歳をとるわけだ…。
1作目の登場人物と新たな人生が絡み合い過ぎてまとまりがない感じかな。
確かにインディペンデンス.デイである事は確かなんだけど、少し引きつけるインパクトがないのが否めない。続編の壁かな…。
やはりインデペンデンス・デイだったのね
インデペンデンス・デイの続編と聞いて、あまり期待せずに鑑賞(笑)。前作が、迫力有るけどアメリカ万歳な ご都合主義のプロパガンダ映画でしたからね(^_^;)。けれど1映画ファンとして前作も観ているだけに、興味は有りました。映像は迫力有るし、エンタメとしては普通に楽しめる映画だとは思います。けれど、続編として考えると脚本の薄さが目に付きますし、良くある展開からの良くある結末と、一気に物足りなさで消化不良になります。まあ同じ監督だしなぁ…やはりインデペンデンス・デイはインデペンデンス・デイなのだと。ズバリ!続編はもう要らない気がします。
娯楽SF映画ですね
面白くないわけではありません。
前作から続投の役者さんも多いですし、楽しめます。
でも決して前作を超える物ではありません。
まぁ映像はもちろん超えてますけども。
あまり期待して見るものではないかなーと。
ハリウッド安定のファミリー向けSF作品って感じですね。
娯楽SF作品が好きなら有名作品だし見てもいいと思います。
残念だった
公開初日にTOHOシネマズ日本橋にて鑑賞してきました。
一言で言うなら残念な映画。
脚本そしてコンセプトが全然ダメ。
とてもご都合主義の映画と言わざるをえないです。
とてもお金がかかっていて映像も迫力はあるのですが、それだけの映画と言っても過言ではない。
ストーリーやコンセプトも前作を超えられてない。前作から約20年の時が経ってるがいきなり未来感が半端なくこれはスターウォーズの真似かと思ってしまうほどの節操のなさ。
前作で侵略されてるので分からないでは無いが新しく現れた宇宙船に対してコンタクトも無しにいきなり攻撃ってあり得ないでしょw
兵器や航空機もいきなり未来の物ばかりなんだけどこの世界観には合わない気がする。
前作の良かったのは今現在の兵器や航空機を結集して戦って勝ち取る勝利ってのが良かったのではないか。
登場人物の魅力もとても弱く作品が薄っぺらく感じる。
そしてラストは結局のところ巨大宇宙人ww
女王宇宙人が出てきて暴れまくる。
女王ってエイリアンのパクりじゃんww
こりゃ何だと言いたくなるし都合よく別世界の異星人の技術に頼って、さぁ宇宙へ繰り出し悪い奴をやっつけようってどんだけ自分達は偉いんだと言いたくなる様なアメリカ至上主義が鼻につく。
エンドロールが終わり戸田奈津子さんの訳となってたけど、彼女のこの作品の感想を聞きたくなった。
一般(子供)向け
ビッグタイトルで続編、最近は結構いいできの作品もあるので期待したらそんなんでもなかった。
最初こそ3Dで見るべきかと思ったが、2Dで十分だ
あの傑作映画の続編としてもインパクトが弱く、いつものローランドエメリッヒ作品よりも衝撃映像の連続という訳でもなく、一体セールスポイントは何なんだろうか
作品作りに誠意が感じられない。
今回のエイリアンは「巨大」「重力を操る」の触れ込みで強敵だと期待していた。いったいどうやって勝つんだと。
だが、期待はずれだった、前作で都市への攻撃をして見かけだけでも戦略的に人類側を追い詰めたエイリアンが今回は力押しだけ、何も学んでない。
重力制御も宣伝のシーン一回こっきりであとは無し、何の脅威でもない、
罠を貼ってる?被害が少なすぎて意味が分からない
キャラクターも前作のインパクトには劣り、若者ばかり、それも魅力的ではない、ただのガキだ。
インデペンデンスデイ本来の魅力である絶対的脅威とアメリカ的英雄の戦いが前作の大統領に委ねられ、続編を作った意味がまるで分からない、
スターウォーズだって新規登場人物を魅力的にクローズアップしていた。前作のキャラクターを知らなくても楽しめるように。
本作は前作を知らないと楽しめないのに前作ファンの期待を裏切るような作品だ。つまり駄作
ゴジラでガッカリさせてくれたローランドエメリッヒがまたとんちんかんな怪獣映画を作ってくれたぞ!
字幕で見ると最後にでっかく戸田奈津子の名前が表示されて一層悲壮感が味わえるかもだ。
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