オデッセイのレビュー・感想・評価
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お気楽ディザスター
主人公ワトニーが火星に取り残され、あらゆる方法で生き残ろうとするディザスターサバイバルですが、ワトニーが常にジョークを飛ばし、トラブルが発生しても一つ一つを冷静かつ迅速に対処していく様は見ていて気持ちがいいです。
ラストに火星を出ていくシーンが何故か切なかったのが印象的です。
王道スカッと感
世間に評価されているほどには絶賛はしない。
観終わった第一印象はやっぱり「火星DASH村」だからあの番組の影響力はすごいなと別口で関心(笑)
キャッチコピーの「水無し空気無し」を推していたからさぞ大変な状況なのか、と思ってみてみれば
主人公がチート級に頭が良い。というよりもその手の専門分野。ずるい。
実際ドラマチックな苦戦した部分といえば施設が爆発したところと、最後の脱出時の起動が予想とはずれたことぐらい?
スムーズに話が進み、あまり印象に残らなかった。
でもまあ、船長とマッドデイモンの手が繋がって帰還したときは思わずよしっ!と心の中でガッツポーズはしたけれども。
だからそこの部分はスカッと爽快。
パシフィックリムみたいに声出していい状況で映画館で観てみたい。
マッドデイモンが激やせしたところはびっくりしたけどあれはCGだってね・・・残念だけど撮影日考えると当然かな。
まあ映画館で観る価値はあるものでした。☆3.5
ポジティブさと知識が大切
懐かしのディスコミュージックと主人公の明るさのおかげで、火星にひとり取り残されるという絶望的な状況であっても悲観的にならずに鑑賞できます。
それと仲間との関係性もいいですね。
あの状況で憎まれ口をたたけるなんて、信頼しあってる証拠です。
マット・デイモンの役作りもスゴイ!
最後ガリガリです。
やっぱり生き残るためにはあれくらいのポジティブさと知識が一番重要なんだなと実感しました。
リドリースコットにしては明るく前向き
予告編では「マッドデイモンの火星1人生き残り映画」しか感じなかったが、本編を観てビックリ!
予想より内容良かったし面白かった。
宇宙ネタなのでピンとこない数字満載ですが、それでも楽しめたのも意外でした。
マッドデイモンも役作りで激痩せですかね?
作中劇痩せでも、栄養不足の劇痩せの様な顔(顔荒れ)で好感が持てた。
監督はエイリアン、ブレードランナー、プロメテウスなどのリドリースコットでしたので、
「シリアス過ぎるかな」と思いきや、全体的に希望が持てて明るい映画でこれまた意外。
誰も死なずハッピーエンドですしねー。
ちょっと残念なのは、スポンサーかもしくは地域考慮してですかね?中国ネタがあって、それが納得出来ない感じだった事。
一部エリア向け受け狙いは辞めて頂きたいものです。
(中国がハリウッド映画に投資する様になって、宇宙開発もアメリカの次のNO.2になったからしょうがないんですけどね。)
映画館価値1400円
シリアスなシチュエーションこそジョークを
生きるか死ぬかのシリアスな状況で、ディスコミュージックを聴き、ジョークを飛ばす主人公。いかにもアメリカ的!
でも逆にアメリカの勝負強さの秘訣を見たような気がする。
そうして自分の境遇を自虐的にギャグにすることで、落ち着いて第三者的に難題に対処できるように思うのだ。
私も海底25mで海酔いして突発的にリバースしてしまい、レギュレータが汚物で詰まってしまった。パニくってたら死んでたかもしれないけど、冷静にレギュレータボタンを押して生還した。
これからの人生、困難な状況が次々と出て来る思うが、ジョークを飛ばして、一つずつ解決して行きたいと思う、この映画の主人公のように、ね。
ちなみにレギュレータから出た汚物はコーラルフィッシュが喜んで食べてくれた( ̄▽ ̄)
70億人が、彼の還りを待っている。
火星に一人残され、世間では亡き者とされたマーク・ワトニーが何日ものの長い歳月を経て地球に還るまでの流れを映像化された内容。
また、マッド・デイモンを主役に迎えたSF超大作でもある。
生死をさまよいながらも、幸運にも植物学者だった彼は機内に蓄えられた排泄物を肥料にジャガイモを栽培するという逆転発想を展開させるといった行動には脱帽した。
火星は地球と違い、気温と空気の変化が激しく一般的な生活は困難とされるが、幾多の壁を乗り越えて最後まで生き延び、地球へ還る際はアイアンマンもどきのポーズでユーモアのある最期を迎えた。
火星ひとりぼっちが予想よりも独りぼっちだった
孤独ってこういうことなのかなと思える作品。
ジャガイモが全滅した時、ポジティブに生き延びていたワトニーが心からの悪態を吐いたシーンがすごく印象に残った。
そして再会のシーンは涙ぐんでしまった。ベタなんだけど、1年半の孤独が解かれた瞬間は胸に来るものがあった。
うーん残念
マッドデーモン大好きな俳優なので楽しみだったのですけどね、残念だわ。
ゼロ・グラビティーは、ハラハラドキドキの連続でしたが
これは、3か所程度でしたね。
1.主人公が最初に怪我をしているシーン
2.基地が一部爆発するシーン
3. ラストの救出シーン
あとは、ディスコミュージックは、つまらないシーンで、更に耳障りに感じる。
救援ロケットの発射が失敗したため、中国が協力しようとする。そのシーンが、打ち上げシーンとエンディングに少しでます、このシーンはいらないと思います。
マッドデーモンが最初ムキムキだったのが最後は、筋肉が落ちていましたね
これも細かな演出でしょうか?
ラストでやっと盛り上がってホットしました。
ラストは泣ける!
たった一人での火星でのサバイバル。
植物学者の宇宙飛行士という設定だが、医学の知識もあるんかい!ってシーンが。
自分のお腹に刺さった物を抜き、破片を取り除きホチキスで閉じるというのを自分でやっていた!
痛そう(>_<)自分じゃ無理~。でも、生きていく為には必要な事だものね。
食料不足を懸念して、お芋を育てたり⬅植物学者だもんね。本業、本業。
水を作ったり⬅酸素は何処からきたの?
ハッピーエンドは予測できたけど、ハラハラドキドキ楽しめた。
人間の精神力の源とは
去年の傑作【インターステラー】に出ていたマット・デイモンと、ジェシカ・チャスティンが今作品でも出演。
最近はSFの良作が多く嬉しい。
マーク・ワトニーは火星に一人取り残されるが、持ち前の明るさと、目の前のことに一つずつ取り組む冷静さで絶体絶命の状況を生き延びる。
火星の荒野を眺めるワトニー。
こちらも自然と「孤独と自由」について思いをはせる。
孤独な状況下では、他者がいれば容易に実感できる自己という存在を、「考える自己」を自分自身で拠り所にしなければならない。「我思う、故に我あり」という格言が頭をよぎる。
だからこそ、クルーに自分の生存が伝えられていないことを知ったワトニーは、その決断を下したNASAに怒りをぶつける。
助けに来て欲しいことよりもまず先に、生きて存在していることを知って欲しい、そのことで喜んでくれる人がいる、それを思うだけで自分も力を得られる・・・。
つくづく、人間は不思議な生き物だなと思う。
ワトニーが一人火星で禅問答を繰り広げている間、地球では命とカネを天秤にかけて様々な駆け引きが行われている。
火星にも見えざる手が干渉し始め、領有権だのなんだのとワトニーを制限し始める。
ヒトは社会的な生き物で、社会から切り離されると生きていけないのだが、それが少し窮屈で時にまどろっこしい。
かといって所属している世界を手放す勇気は、ほとんどの人にはないだろう。
だからこそ、ヒト社会のしがらみを超えて純粋でまっすぐな思いを貫く宇宙飛行士たちの勇気ある行動に胸を打たれるし、死を直面にしても「犠牲になるのは俺だけで十分」と堂々と言えるワトニーが堪らなく羨ましい。
ラスト、足下に芽吹く物言わぬ同志に「ハイ、ディア」と囁くワトニー。何にも自由を侵されることなく本能のままに芽吹く植物を、もしかしたら彼は少し羨ましくも思ったのかもしれない。
ワトニーの、知恵と折れない精神力で生き抜いた人しか持てない大らかさと清清しい表情に、こちらもすっきりと爽やかな気持ちになった。久々に人間の善き部分にスポットをあてた映画。
もったいない
感動がない。ひとりぼっちとは言えわりとすぐに地球の仲間と連絡が取れているので孤独感は感じない。大量のケチャップの使い方に、食糧への危機感が感じられない。NASAの人々も息ぴったりで、人間関係の葛藤もなくみてるこちらも悩まない。これほど費用があればもっと感動できる映画ができたのではないだろうか。
3.5点の作品
ストーリーは単純で、トラブルの発生のタイミングと解決がだいたい想像通りに展開する。ただそれは想像通りでつまらないというよりは期待通りで楽しいという感じ。主人公がとことんポジティブなのはいいことだが、もう少し絶望感が入ったほうが現実的。火星の風景や、装置、機械の描写はかなりリアリティがあって、ここはよかった。火星の風圧はそんなにあるのだろうか?とか、重力感が地球と一緒という細かいところは・・・気にするほどでもないか。
かなり中国を意識した内容には、政治的な配慮?興業的な作戦?を感じて違和感あり。
ストーリーはシンプルだが焦点を絞った緻密な演出によって最後まで飽き...
ストーリーはシンプルだが焦点を絞った緻密な演出によって最後まで飽きる事なく映画の世界に引き込まれてしまった。
この手の話は地球にいる恋人や家族の涙のシーンが必ず挟まれるがそれが全くないのが良い。ラストの救出シーンはいつの間にか体が前のめり。頭脳明晰かつ冷静かつウィットに富んだ科学者を演じきったマット・デイモンもさすが!!懐かしいディスクミュージックもあってより盛り上がってしまった。男優賞も含め明日発表のアカデミー賞の行方が楽しみな素晴らしい作品。
人間讃歌
SFはなかなかノれない私でも手に汗握って最後まで観た。そして極限状態にありながら知恵を振り絞りとユーモアでサバイブしようとする人とそれを助けようとする人たちのの感情に触れその美しさに涙がでた。小説にはない後日譚も泣ける。音楽の趣味が悪いと冗談をいいながらあの過酷な環境においてほんとに馬鹿っぽく聞こえる音楽の使い方もよかった。あの環境にそぐわない天真爛漫な音楽は彼のサバイバルにかなり貢献してるとおもう。
映画界への中国進出か…
映画自体はお気楽スペースサバイバル映画です。
緊張感はほぼなく、お気楽に観られます(笑)
リドリースコット映画は、本来、ブレードランナーやエイリアンのようにセリフ少な目で雰囲気を出していて好みなのですが、本作はセリフ多めでリドリースコットっぽくなく、残念でした。
1番気になったのが、唐突に現れて、危機的状況を助ける中国!!ねじ込み感がハンパないです!資本、政治的な臭いがプンプンします!キャストにも中華系の方が多数出演しています。アメリカを助けてやってる中国!みたいな雰囲気を前面に出してます。
冷戦直後には映画の中でアメリカとロシアが友好的にストーリーが進むと言うのは、よくあり、これは好意的に観られました。ですが昨今の映画に無理くり中国美化がねじ込まれているのは、嫌悪感しかありません。
実際の宇宙開発の同じようなシチュエーションで危機を救ったのは、コウノトリを打ち上げた日本なんだけどね。中国ってやっぱり、あざとい国だな。
ハリウッド映画への中国進出が、これからも加速すると思うと萎えますね〜。
悲しむ前に行動することが命をつなぐ
前評判から逆に陽気で楽しい話かと思っていたが、かなり危機的状況を心が壊れる寸前でなんとか押し止まって、苦難のすえなんとか助かるという、壮絶な話でした。劇中のディスコソングで陽気な気分になるけど、緊張感が失われてない。素晴らしい映画だと思う。
食料がない、通信手段がない、救出に来るのは早くて4年後、こんな絶望的な状況にもかかわらず、生き抜くための努力ができるのが、宇宙飛行士というものなんだろう。それが凄く体感できる映画。何度も絶望するんだけど、その度にどうにかする!というのが、たまらなか面白く、長い時間でも飽きさせない。
通信手段をどうにかするために、パスファインダーを見つけるクダリは、鳥肌が立った。現実世界と繋がった!って思えて、そのあとは凄く映画にのめりこめた。
ジャガイモ畑を失ってからの絶望感は凄いけど、最後まで諦めず、難題を一つ一つ解決していけば必ずやり遂げられるのだ、というメッセージが勇気を与える。
とてもいい映画でした。
気軽に見れるSF
想像以上に明るくエンターテイメント重視の内容だった。ピンチをチャンスに変える主人公の姿は見ていて清々しいし、火星の映像も美しい。ただ、火星でのサバイバル生活部分はとても面白いのだが、地球でのやり取りがイマイチだった。出てくるキャラクターもベタだし、途中の助っ人キャラの説明が少なくて、若干置いてけぼり。
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