オデッセイのレビュー・感想・評価
全136件中、41~60件目を表示
美しい映像+人間ドラマ
3Dで鑑賞しましたが、本当に火星で歩き回っているかのような美しい背景でした。
主人公を始め、優秀な人達ばかりが登場するのですが、SF的な話は難しすぎず(というか多少分からなくても大丈夫)、展開にはついていけました。
選択を迫られている幹部たちが、決断の理由を言語化するのですが、専門用語も入るのですがこれも難しすぎず、それでいて組織や仲間を思いやる気持ちが表れていて、人間ドラマとして高いレベルで出来上がっていました。
相手は宇宙だ。協力的じゃない。
映画「オデッセイ」(リドリー・スコット監督)から。
宇宙を題材にした映画は、けっこう好きで飽きない。
任務遂行の途中、トラブル・アクシデント・ハプニングが起き、
想像もつかない方法でその危機を乗り切るパターンは、
結果が判っていても、ハラハラドキドキの連続で夢中になる。
今回は「火星」に取り残された主人公が、科学・植物学を駆使し、
生き残って、仲間と再開し地球へ帰還する設定。
だからこそ、帰還後、どんなメッセージを私たちに届けてくれるか、
その主人公の体験談が、私のメモの対象となった。
「よく聞かれるのが、1人置き去りにされて死ぬと思ったか?、
ああ、もちろんだ。覚悟しとけ。君らにも起きる。
相手は宇宙だ。協力的じゃない。ある時点で、人間を見放す。
君は言う。『もう終わりだ』『僕は死ぬ』と。
それを受け入れるのか、闘うのか。そこが肝心だ。
まずは、始めるんだ。問題を1つ解決したら、次の問題に取り組む。
そうして解決していけば、帰れる。」と講義をする。
一度に多くの問題を同時に解決しようとするな、と諭してくれた。
とにかく目の前に起きている問題の解決に集中することが、
生き残る秘訣だ、と彼は言い切った気がする。
「相手は宇宙だ」のフレーズ、ちょっとカッコいいなぁ。
映画館で見たかった!
準新作になって、準新作100円レンタルキャンペーンでようやく見たけれど。
って思ってたけど今池袋でやってるんだね?!
見に行っちゃおうかな、、、
ポジティブだけど、人間らしい主人公
植物学者ってあんなムキムキなんだねww
常に冷静で諦めない姿かっこいいー!
写真を撮るところまで順調でワクワクしてたのに、ハブに穴空くところで、絶望
主人公と一緒に全然
マークがいちいち、船長の音楽センスについて触れるところ面白すぎた
しつこいw
セバスタの色気さが出すぎててまた惚れる
最近の洋画には中国マネーの存在をびんびんに感じるのわらう
時勢を表してるのかな、、
面白い
フツーに面白い
火星で1人生き抜くサバイバルもの
ピンチでも持ち前の明るさや知識で何とか乗り切るのであまり危機感なく観れる
途中で流れる挿入歌にも相まって尚更明るく鑑賞できる
ただ最後の脱出シーンは手に汗握る
ラストの問題が起こっても一つずつ解決すれば良いっていうのにここ映画の全てが詰まってます
もっと暗い映画かと思えばめっちゃ明るい映画でビックリしました笑
とても良く考察されたSFコメディ
この背中はどこかで見た事がある。
そうだ、独身生活を心の底から楽しんでいる単身赴任中のサラリーマンだ。
_
食料事情をあっという間に克服する植物学者無双は流石に恐れ入ったが、周囲に誰も居ない中、お役御免の火星探査機やローバーを使って地球とテキスト交信したりする姿は引き籠ったネット中毒者ともそう変わらない。
孤独に疲れた彼の抱えるストレスは計り知れないと心配する人々の一方で、'70sに殺されると嘆く姿はとても70億人が還りを待つ人間の姿ではない。
極限状態でも常にユーモアたっぷりに物事を考え、時にはまるで意味の無い哲学を考えたりと、孤独を感じさせない姿勢のお陰で、とても7,000万キロ離れている事は感じさせず、只の逞しいおっさんの一人暮らしライブ配信状態になってしまっている。
彼の諦めない姿勢を終始見せられることで、ふつうはハラハラドキドキするような場面でもなんとかなるだろうと思えるようになり、そこに更にマシンガンのようなユーモアが混ざる事で、孤独に苦しむ重苦しい雰囲気は一切感じさせず、終始楽しい雰囲気を持つ映画となっている。
_
しかし、同じマットデイモンでもインターステラーのマン博士とはえらい違いだ。
おもしろかった
他のレビュー見たら、中国がアメリカ助けるなんてありえない!って意見で非難轟々でしたが、個人的には凄くおもしろかったです◎
全世界が見守る中ワトニー確保された時の感動。良いですね〜
ワトニーかっこいい!
おもしろかった…。
こんな状況でも陽気に振る舞うワトニーがすごくかっこいいし、
そのワトニーが時折みせる不安感とか寂しさとか弱い部分に心臓がきゅっとなった。
最後迎えがきたときのワトニーには、もう本当に胸が震えました。
すごく良い映画でした。また観たい。
鉄腕DASHに納得
エイリアン、ブレードランナー、ハンニバル、プロメテウス、エクソダス:神と王。
改めて探すとリドリー・スコット監督の作品をそこそこ見ていました。
火星に一人取り残され、如何に生き延びるかを主に描かれていきますが、
作品によっては肝心のスタートラインに立つまでに時間を要する物も少なくはないです。
本作では、開始から取り残される事態に至るまでが早かったので、
そこからどう生き延び、どう救出していくのか、
時間いっぱいたっぷりと描かれていた為、十二分に堪能した印象です。
事故とはいえ、たった一人火星の大地に立つことになり、
放心し絶望しても仕方ない状況下、
生還するまで冗談を言える宇宙飛行士のメンタルのタフさには驚嘆するばかりです。
無論、だからこそ選ばれたと言うのもあるとは思いますが、それでも凄いの一言。
マット・デイモン扮するマークが死亡したと判断し、
残るメンバーと共に火星を脱した船長の判断。
マーク救出手段で揉めるNASAスタッフ。
辛い決断を下さなければならない事態は存在するし、
ましてや本来人が生存し得ない環境のはずの宇宙開発。
事態が事態だけに、誰も間違った判断をしているようには思いませんでした。
生きている人間を帰還させる。ただ死ぬだけでは終わらせず、次に繋げる。
こうした人達の努力と献身によって一歩ずつ開発・開拓が進み、
世界が大きく広がっていくんだろうと強く感じました。
終盤の火星脱出と救出シーンでも、映画を見ながら久々に手に汗を握りました。
宇宙服に穴をあけてアイアンマンとか、
気になった点がなかったわけではないですが、
ゼロ・グラビティほど露骨過ぎでもなく、終始それでもなかったので許容範囲と思いました。
中国の台頭も唐突過ぎな印象を受けましたが、
盛り上がりの一つとして一応は納得もしました。
さすがに安定感ある。
これだけの作品になると、観ていて安心感すら感じる。
当然ラストもハッピーエンドが予定調和であるが、容易にそこまで行かせない(笑)
中国の協力には少し萎えたがスポンサーとかあるのかな?
だが、一人を助けるためにあれだけの事が出来る人間に可能性を感じるのに、なぜ世の中はもっと簡単に救える人達が居るのに救わないのか?そんな事にまで想いを馳せられる良い映画でした。
内容は非現実的?
私的にはフラガール以来の感動作。
映画マニアには不評も評価前提で見る映画ではないような。。。。。。
酷評のコメント(特に中国がロケットを提供する場面とか)
多く見られますね、そうゆう方はユニクロとかiPhone買わなくて
いいんじゃないかと、思います。
(中国製品購入していなかったらすみません)
この手の映画を見る度に地球は奇跡の星なんだと痛感。
しかも人類が地球を我が物にしている気になって4000年くらいか?
人間にとって一番いい時期に生息できる幸せ。(そう願いたい)
観ている間、最初から最後までハラハラと感動が入り混じった
名作でした。
知性と行動力を駆使した清潔感のあるサバイバル劇
火星に取り残されてしまった男が、30日分の食料と限られた酸素、もしシェルターが破損でもしてしまえばその瞬間に死が確定してしまうような危うい環境の中で、4年後に来るはずの次の宇宙船に見つけてもらうまでどうにか生還しようとする様を描いた作品。
まず何に感心するかって、主人公マークの頭の良さと前向きさだろう。彼は自分が火星に取り残されたことを知り、そして同時にそれが「死」へのカウントダウンであることに気づくや否や、悩むでも泣くでも発狂するでもなく、まず「いかにして生還するか」を考え、それを実現するために次々に行動に出る。まずは食料のストックを数え、それによって何日生存できるかを計算する。与えられた環境の中で食料を生育させる方法を探る。使える器具を使って水を発生させる。次に宇宙船が降り立つであろう場所へ移動する手段を模索する。どうにかNASAと交信する為に工夫をする。彼は迷うでも悩むでもなく、まず行動に出る。しかも、火星に一人取り残された宇宙飛行士の奇跡の生還の物語だと聞くと、体力勝負のフィジカルな汗臭いサバイバルをイメージするかもしれないのだが、この映画が見せるサバイバルは頭脳を駆使したそれになっている。我々凡人からすると、あまりにも優等生すぎる行いにも思えるが、そうでもなければ宇宙飛行士になどなれないだろうとも思う。
一方で、地球にいるNASAのメンツの面白さや、結果としてマークを置き去りにしてしまった個性的な宇宙飛行士たちの存在もきちんと描き込まれており、宇宙、地球、火星、NASA、市民・・・と物語を多面的に見せ、とても面白く楽しめる作品だった。
しかし、映画を見ながらなぜか私は「まるで海外ドラマのようだ」と感じていた。SF要素を入れたどことなくアトラクション的な海外ドラマ。もっと言うと漫画的な要素を強く感じていた。最近良く見かける、大人が読んで読み応えのある(とされている)漫画の世界のような「虚構感」が拭えなかったのが、少々気がかりか。
リアルな世界を描いているようで、明らかに虚構の世界でしかない感じがそう連想させたのかも知れない。
とはいえ、リドリー・スコットの演出は手堅くも軽やかで小気味がいいし、マット・デイモンやジェシカ・チャステインなど、名実共に評価の高い個性的な役者のアンサンブルも含め、エンターテインメントとして楽しむのに向いた、有意義な作品だった。
starman
前半のサバイバル部分は軽快なテンポで楽しめた。後半はアポロ13を想起せざるを得ない脱出劇、こっちは明らかにフィクションだから、どんなドタバタ感も少し冷めてしまう。ファウンドフッテージのような自撮り画面は当初、悲劇を予測させたが、途中から皆にここまで頑張らせて主人公を死なすわけもなく、1人を救う為に他が犠牲になるはずもなく、長く感じた。
気持ちが良い
・登場人物がみんなベストを尽くす気持ちのよい映画だった。
・宇宙飛行士たちと地球に残る家族とのやりとりが、ウエットに見せず明るい様子なのが逆に泣ける。
・Starmanの流れるシークエンスもよい。
もっとサバイバルして欲しかった
火星探査ミッションで火星に取り残された男の話。
前半は火星サバイバルなお話でとても楽しく見てたのですが、救出計画が始まってからの雑さが目立ってしまいました。
宇宙海賊、マークワトニー
マークがとにかくポジティブで、自らを奮起させる姿にこちらが勇気付けられました。
マークの考え方やセリフも秀逸でした。
「宇宙海賊、マークワトニー。」や
「植物学の力を思い知るがいい」
など、聞くだけで爽快で力が湧いてきます。
地球との交信が可能になった時も真っ先に「あの状況では自分を死んだと判断してもおかしくはない。クルーに責任はない」と伝えるあたりにマークの人間としての強さや優しさを感じました。
鑑賞後は蒸しじゃがいも食べました。ケチャップは偉大でした。
リドリースコット監督作品は、ブレードランナー以来久しぶりに見た作品...
リドリースコット監督作品は、ブレードランナー以来久しぶりに見た作品。
科学的なリアリティーを忠実に理屈っぽく無く、普通に描いていた。
洋画は、歴史モノでも、あざとく無く、重たく無く普通のは生活の延長で描かれるのが良い。
そして古い曲、STARMAN-David Bowie 、I Will Survive-Gloria Gaynor、Waterloo-ABBA。
古めかしいディスコでも笑いとストーリーの感情とシンクロした音楽として良かった。
早くも今年の最高傑作です!
この手の「宇宙探検物(表現古いか)」は、大抵、科学考証的リアリティーを優先する余り、テーマが妙に深刻過ぎて、重苦しくって、宇宙船内同様、何とも言えない息苦しさで観てる内に鬱陶しくなって辛くなっちゃうもんだけど、これは違います!扱ってるテーマはサヴァイヴァル物の典型なんだけど、その閉塞感を無くす為に、音楽に場違いなディスコサウンドを挟んだり、主人公のちょっとしたユーモアを入れたり。そして何より主人公を始め、登場人物一人一人の、性格設定や人物描写をかなり丁寧に細かくしっかり演出されているので思わず、それぞれの立場に感情移入して、応援したくなっちゃうんです。だからクライマックスの救出成功の瞬間が、物凄く心を揺さぶられるんです!
そして、もう一点。この手の大味な大作映画に必ず出てくる、自己中心的ステロタイプの悪役がこの映画には、一人も出てこない!みんな味のある、良い人ばっかり!「そんな訳無いじゃん!」って言いたい人もいるだろうけど、映画はそれで良いと思う・・・。脚本のおかげかも知れないけど、この映画で、リドリー・スコット監督を見直しました!この間の「プロメテウス」と同じ人の演出とは思えない!
何にしても、絶対に映画館で見るべき映画です!
全136件中、41~60件目を表示