「時代の鏡」オデッセイ 2638さんの映画レビュー(感想・評価)
時代の鏡
火星でDASH村。大体そう。
成功や困難が訪れるタイミングはいつもの洋画。2016年時点との微妙な技術ギャップは、「ちょっとだけ未来だからかなー」で流せた。
この映画で注目したのは、山場のにっちもさっちも行かない状況を打開してくれる天才キャラが黒人の少年だったことと、謎の軍事科学で助けてくれるライバル(仮想敵)が中国になっていたこと。一昔前ならば、天才は地味な白人のオタクっぽい若手貧乏研究者だったろうし、ライバルはロシアだっただろう。時代は変わった。映画は時代の情勢を反映すると改めて感じた。
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