「ストーカーと言うより殺人鬼」ネットストーカー odeoonzaさんの映画レビュー(感想・評価)
ストーカーと言うより殺人鬼
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オープニング・クレジットによると「アメリカでのストーカー被害は年間340万件、そのうち4件に1件が暴力事件に発展している。これは事実に基づいた物語である。」と、ただ、どの辺が事実なのかはよく分かりません。
タイトルはネットストーカーだからSNSでの一方的な好意や中傷、誹謗、個人情報の特定、監視、脅迫などから始まるかと思えば冒頭から殺人犯、画家のエイデン・アシュリーは両親をストーカーらしき人物に殺され13年後にまたストーキングの恐怖映画。犯人捜しのミステリーだから観続けたが、疑わしいのは彼女の新しいボーイフレンドのポール、サポーターでもあるギャラリーのオーナーのウィントン、昔から協力的なペイジ刑事、または警察に新しく雇われた車椅子のコンピューター専門家ジャック・・。
エイデンの美術商ウィントンへの疑惑は彼女の銀行口座から彼の銀行口座への金銭取引が発覚したことでさらに深まる。エイデンの恋人ポールの過去の暴行事件での警察沙汰。ペイジ刑事の関与も奇妙に思える。13年もの間、未解決事件を綿密に追っているのは彼だけなのだ。果たしてストーカーは誰でしょう?と遅々として進まない。
最後になってやっと犯人は分かったものの動機や人物像が描かれないので単に意表を突いただけ。
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