スパイダーマン ホームカミングのレビュー・感想・評価
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トムホランドに期待
すでに3本の映画の出演が決まっており、これからが楽しみな俳優。ずば抜けた運動神経の良さに加え、肉体や発音のトランスフォーメーションも良かった。
今回はアメリカの高校が舞台。トムの役柄は地味で寡黙だけど、頭脳明晰。日系ハワイアン的な太っちょが親友で、ギーク仲間っといったところか。ブラックの女の子に片想いをするという設定が、やたら人種に配慮したハリウッド作品らしい。
ストーリーや悪役の存在自体は目新しくはないものの、主人公の正義感や、信念、忍耐に対する葛藤が上手く描かれている。高校生ならではの粗雑で頼りないヒーロー像と同時にポテンシャルの高さも随所に散りばめられていて、毎回ながらマーベル作品の安定感に感嘆してしまう。
今回はアイアンマン(とキャプテンアメリカ)が登場するが、スタークとピーターの距離感にも注目したい。悪役にマイケルキートンを起用することで、重厚感が加わり見応えのある映像になっている。
普通に面白かったんだけど
あ〜あ。
僕は、とりたててスパイダーマンの大ファンというわけではない。もちろん、原作のアメコミを読んでいるわけではない。
だが、今回の「スパイダーマン」はひどくないか?
ピーター(トム・ホランド)はトニー・スターク(ロバート・ダウニーJr.)に認められたくて、勝手にいろいろなことをしてしまう。
その過程で親友に自分がスパイダーマンであることがバレたり、バルチャー(マイケル・キートン 怪演)と出会ったり。
そういった描写がものすごく幼稚なのだ。
ジョン・ワッツの資質かもしれないが、サム・ライミやマーク・ウェブがやってきたことをぶち壊しているようにも思える。
「Spider-man will return」と出たので続編はあるのだろうが、監督は替えるべきだと思う。
映像感覚には優れたところがあるのかもしれないが、「映画」というものをわかっていない気がする。
スパイダーマンの設定映画
※前作のシヴィル・ウォーの続きで、観ていないと導入部分やら細かい設定が理解できないので必見。
これはスパイダーマンがアヴェンジャーズに入れてもらいたくて試行錯誤するストーリー。主にスパイダーマンの設定固めのような感じで、どんな人物でどんな思想を持ってヒーロー(アヴェンジャーズ)になりたいかが分かる。
ストーリー自体は単純なので、どちらかというとアメイジングシリーズの方が面白かったように思うが、ド派手なアクションと王道のヒーローものであるため、それでも十分楽しめると思う。
ド派手といっても、アイアンマンばりの無双は期待してはいけない。派手なのは敵キャラ。
ちなみに、ピーターの太った友達キャラがとてもうざくてイライラした(笑)けど、ピーターとは相性が良いらしい。
たぶん秋公開のソーには出てこないだろうから、来年の新作アヴェンジャーズでの活躍が楽しみ。
YOURFRIENDLYNEIBORHOOD
忍耐力と経済成長至上主義への批判⁉️
若者の成長を見守ること=忍耐力、ということなのですね。
ハリーポッターの時もそうでした。ロンとの関係やら周囲との関わりでいつもイライラさせられたけど、成長物語には欠かせない要素です。
オマケ?映像の中で、キャプテン・アメリカも忍耐力が大事と言ってましたけど、太い幹に育つまでは一定の時間が必要で、我慢して見守ることが大切です。
ちょっと大げさに言うと、短期的な成果ばかり求めて何か大事なものが置き去りにされている行き過ぎた資本主義への批判もあるのかな、と思いました。
そういえば、マイケル・キートン演じる敵役も搾取された労働者の代表ですものね。
最近のアメリカの学園モノには、大柄な金髪白人のアメフトのエースでジャイアンみたいなイジメっ子というタイプがあまり登場しなくなりましたね(バック・トゥ・ザ・ヒューチャーのビフみたいな)。作品の中で、マイケル・キートンも言ってましたが、『時代が変わった』ことのひとつの象徴なのかな。
安定!
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