スパイダーマン ホームカミングのレビュー・感想・評価
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蜘蛛男 鉄男 元蝙蝠男の鳥男 ヒーロー頂上決戦
前に『シビル・ウォー』のレビューでもチラッと書いたが、スパイダーマンがまたリブートされると聞いた時、うんざりした。
やはりサム・ライミ版は最高だった。『3』はまあまあだったけど、ライミのコミック・センス抜群の演出が素晴らしく、今に至るアメコミ・ヒーロー映画ブームの立役者であった。
ライミと会社の間でゴタゴタがあり、会社の都合でスタッフ・キャスト総取っ替えで最初のリブート。
ライミ版に愛着ありつつ、『アメイジング』版も悪くなかった。
『2』のラストなんてこれからまだまだシリーズに期待出来る!…って感じだったのに…、シリーズは4作目まで予定されていたのに…、また会社の都合でまたスタッフ・キャスト総取っ替えで2度目のリブート。
しかも今回、スパイディがアベンジャーズに参入。
確かに胸躍る展開で、『シビル・ウォー』での自己紹介変わりのユニークなお目見えに期待持てたが…、
何だか会社の都合で何度も何度も仕切り直しになるスパイディが不憫で仕方なかった。
結局会社にとってスパイディは、大金を稼ぐ道具でしかないのだ。
…と書くとボロクソ酷評のようだが、悔しいかな、面白かったんよ!(>_<)
ちょっと思った事を言わせて貰っただけで。
今回の最大の話題は先にも述べた通りスパイディのアベンジャーズ参入で、それは多くの方がすでに触れてるので、別の視点で気に入った点を。
まず、今回の切り口。
『スパイダーマン』の話の始まりってライミ版も『アメイジング』も、平凡な少年が居て、おじさんおばさんと住んでて、片想いの女の子が居て、ある日特殊なクモに噛まれてスーパーパワーを身に付けて、そのパワーで調子に乗っていたらおじさんが殺される悲劇があって、力の責任を感じて、突如現れた敵と戦う…というもの。
『スパイダーマン』を語る上で絶対外せない要素である事は勿論分かるが、『アメイジング』でも同じ事を繰り返してちょっとかったるかった。
しかし今回は、それら『スパイダーマン』の基本設定を全カット。もういきなりピーターはスパイダーマン。
『スパイダーマン』の基本設定を知ってる限定、本作で“初めましてスパイダーマン”の方には把握するのは大変だろうが(ついでにMCU見てないといけない)、何度も何度も『スパイダーマン』を見てる側からすれば話がサクサク進んで有り難い。
敵バルチャーに、マイケル・キートン。
主役のスパイディより先に敵役に触れるのは恐縮だが、だってこのキャスティングが面白い!
言うまでもなく、キートンは元バットマン。
バルチャーはチタウリやウルトロンのガレキを改造した武器で、鳥のような巨大な翼で襲いかかる。
“バードマン”がホントに鳥男になった!
言うなれば本作は、スパイダーマンvsアイアンマンvs元バットマンのバードマン、ヒーロー頂上決戦だ!(…なんてね)
バルチャーことトゥームスは非道な面もあるが、彼もまた社会の理不尽さに怒る一般市民なのだ。
彼がまさかの…!
トム・ホランド演じる3代目スパイダーマンは、確かにこれまでで最も親しみ易い。
一番やんちゃで、元々“隣人ヒーロー”だからって訳じゃなく、今回のスパイディは“見習い“”新米”。
誰だって経験あるスタート地点。
ヒーローだって同じ。失敗して、経験積んで、成長して。
ヒーローが最初からスーパーヒーローなのはウルトラマンくらい。
アイアンマンもいい感じで“後見人”してる。
この二人の関係が上司と部下と言うより、ちょいと父子を感じさせる関係性にほっこり。
アイアンマンとスパイディの“窓口”ハッピー、もうちょっと話聞いてやれよ…。
ピーターの親友のオタクなおデブ、ネッドのキャラがナイス。日本だったら前野朋哉だね。
女の子もフレッシュでキュートな面々が揃ったが、『ナイスガイズ!』の女の子も端役だったし、前のMJやグウェンよりちょっと地味だった。…と思ったら、MJが思わぬ所に。
それにしても、マリサ・トメイ演じるメイおばさんの美魔女っぷり!『シビル・ウォー』の時も思ったが、あの、ホントにメイおばさんですよね…?
アクションの躍動感は是非ご自身の目で体験を。
スターク製の今回のスパイダースーツの機能がスゲェ…!
明朗コメディ、学園青春モノとしても楽しく、少年が一歩大人になる奮闘劇としてもツボを抑えた作り。
また、大人と子供の関係にもチクリ。子供は大人の言う事聞かないけど、大人も子供の話を聞いてくれない。
アベンジャーズのメンバーが一人ユニークな登場したり、MCU入りしたからにはリンクネタやお馴染みのじいさんも勿論。
2度目のリブートや軽いノリではてさてどうなるかと思ったが、見てみれば、歴代のスパイディにも匹敵。
マーベルの手中にまんまとハマるのも癪だけど、切り口さえ変えればまだまだ面白く作れる。
吹替で鑑賞。
お帰り、藤原啓治!
フレッシュだね、スパイディー!
MCUの中でも、スパイダーマン映画の中でも、特に見やすく、満足できる作品でした!
2016年のシビル・ウォーでトム・ホランドのスパイダーマンを見た時点でソロ映画には期待が高まっていましたが、それ以上のものをやってくれました。従来と同じく切ない要素もあるのですが、それでもめげずに冗談を飛ばすヒロイズムは、今作が1番強く、そして明るい作品に感じました。スーツのデザインもピーター・パーカーのキャラも1番原作に沿ってて、そんでもって無理のない映画化だったのではないでしょうか?今作でピーターがそこそこオタクだったことを思い出しました。チクショウ、でもイケメンだから勝ち組じゃんか!泣
予告でもちょいちょい出てたアイアンマンの出番は本編でも必要なとこだけ(今回はコーチ?先生的な?)で、トニーのポジションは本当にちょうど良かったです。個人的にはトニーの秘書(ジョン・ファブロー)と、心配してたあの人の再登場がめちゃくちゃ嬉しかった!、と同時に安心したw まあここで前作のことをひきづっててもスパイダーマン映画である意味がないのですもんね。
本編での出来事も整理して見やすく、見ていてすごく気持ちが良かったです。楽しく、バランスよく(?)ヒーローと青春やってましたよwまたピーターを取り巻くキャラクター勢も最高ですね!ピーターの相棒との掛け合いも笑えたし、リジーも可愛かったですな〜。あとメイおばさん、若いのもアリですね!wそしてマイケル・キートン演じるバルチャー!彼の立ち位置も、性格も、悪へ転がるきっかけもばっちしでここでMCU要素と昼ドラ要素をうまく使っているなと。(見てる人にはわかる!)
MCU作品を見ていなくても、あるいはスパイダーマンをまったく見たことがない人でも楽しめる映画だと思います!
最終評価は94点
今後のアベンジャーズ、ピーターはどう関わるのかね〜、来年の4月までの辛抱
マジ、ヤバ!超オモロ!!
IMAX3Dで見たけれど、そんなビジュアル的なこだわりが吹っ飛んでしまうくらい、内容的に面白い作品だと思った。
大画面の迫力とか装飾的なところを全く意識しなかったのは、久々だった。
マーベル作品をずっと見ている人、あるいはシビル・ウォーをだけでも見ている人であれば、自然と作品を楽しむことができるだろう。
個人的には、主演のトム・ホランドとマイケル・キートンにやられたという思い。この二人が作り出すドラマに、泣いて笑って恐怖した。
今年見た中で最高の映画かもしれない。とはいえ、そう思えるのもかなりの予習というか下地があったからで、そういうものが全くない人にとって、この作品はどう映るのか多少の不安はある。
ストーリー、構成ともによく考えられいるなと思ったけれど、そう思えるのも、前の作品を知っているからなのだろう。
すでにスパイダーマンになっているピーターを受け入れられるかどうか、それが鍵なような気がする。
新たな魅力満載の新スパイダーマン
アベンジャーズシリーズとしてリブートされたスパイダーマン第1作。
あまり期待していなかったが、結構楽しく鑑賞できた。悪役のマイケル・キートンがいい。悪いことをする理由があり(それでいけないが…)、家族を守ろうとする。悪役の苦悩が描かれる珍しいアベンジャーズだった。なるほど!だからヒロインが黒人なのかと納得する。
散々観てきたはずのスパイダーマンだが、新たな魅力を発掘してもらった感じ。少年の成長物語として楽しめた。キチンと続編への期待感を煽るところもうまい。
トムホかわゆい
IMAXカウントダウンがスパイディ仕様~
マーベルロゴではスパイダーマンのテーマアレンジ~
いきなりのテンションMAX٩(๑´0`๑)۶
そしてトム・ホランドかわいい!
いままででいちばん若い15歳のピーター・パーカー、ハマってましたね~。
原作にも近いんじゃないですかね。あの無邪気さ、かわいいなぁ
アクションシーンもスターク製スーツらしさや、お調子者のピーターっぽさを感じられる楽しさに溢れてますね~(*´◒`*)
ヴィランの闘う理由についてはちょっとムムムと思わなくもないですが、ピーターとの関係性に(あッ!?あぁ~ッ!)と思わされましたね。
対面シーンは思わず声が漏れました
ディズニーじゃなくてSONYなのにちゃんとアベンジャーズからの繋がりを維持していてうれしいかぎり。
『シビル・ウォー』後の世界なのでキャップの扱いが…(*´艸`*)
そしておいしい扱いのトニー・スターク…ずるいでしょ
そんなスーパーヒーローのいる世界のティーンエイジャーって感じがスクールのみんなに表れてる。
スクールライフもしっかりと描かれている点がいいね。ホームカミング~
リブートされまくりなだけにいろいろと言われることの多いシリーズかと思いますが、もうスパイダーマンユニバースとして原作やアニメのようにパラレルワールドを良しとしたらサイコーなんですよ
トビースパイディとアンドリュースパイディがトムホのもとに現れて「えっ?君は別次元のぼく?!」って共闘ですよ
このシリーズが売れに売れて実現しないかなあ٩(๑❛ᴗ❛๑)۶
スパイディ少年がスパイダーマンになるまで
楽しかった〜
アベンジャーズに仲間入りして、浮き足立ったスパイディが一人前に成長するまで
今までで、一番楽しくて、かわいらしいスパイダーマンだった
ヴィランのバルチャーも、100%悪というより、理解できるところもあって
全体的に親しみやすいスパイダーマンになってたと思う。
個人的には、サム・ライミ版のピーターの方が好きだけど、アベンジャーズとの絡みは面白いから、これはこれで良いんじゃないかな
かなりポップなスパイダーマン
サム・ライミ版、アメージングときてやっとマーベル・ユニバースに合流したスパイダーマン。キャラクターとしてはライミ版よりもアメージングよりもポップでひょうきん。また、ソーやアイアンマンのような純粋なヒーローものというよりは青春もの。パワーレンジャーに引き続きスパイダーマンまでも高校生青春か~。いいねえ。
しかしポップでひょうきん、かつ高校生であるがゆえに幼さが目立つ。それを自覚して成長していくのが、このスパイダーマン ホームカミング。まあ、最初から最後までずっと焦りながら戦っていたけれど。それでも精神的な成長を経てヒーローとなった彼は格好良かった。
事件の規模やアクションのキレはそこそこ。アベンジャーズ慣れしてしまったせいだろうか。でもアクションはアメージングの方がしなやかで力強かったし、ビルの間を飛び回る爽快感はライミ版が最高だった。なんというか、「ご近所の」ヒーロー感満載だった。
糸を使った超人的アクションを期待していたのだけど、そこはあまりなし。代わりにドラマパートがいい。かなりいい。高校生ピーターと悪友のネッドのやりとりがいい。若さと幼さが前面に出されて青春している。ヴィランのハゲタカ男がいい。悪いことをしているときのすごく悪い顔がたまらない。他、セクシーなメイおばさんやカースト低そうなMJとか個性豊かなサークルメンバーとか、最高!アメリカの高校生活に詳しかったらもっと楽しめただろうに。
不満点。キャプテン・アメリカ シビルウォーで初登場したので最初からスパイダーマンとして活躍しまくっている。オズボーン社で蜘蛛に噛まれるシーンはなし。自分の行いのせいでおじさんが殺されてしまうシーンもなし。これはちょっと残念ポイントだったなあ。
今までの少しダークなスパイダーマンを刷新する意図があったのだろうけど、子供のころに見たサム・ライミ版が強く心に残っているのでどうしても比べてしまう。オズボーン社が存在しているか怪しい。ゆえにハリーとの確執はない。続編で大学に上がればハリーくらいは出てくるかな。
でもアメージングの続きも見たいんだよね…。ライノさん、帰ってきておくれよ。
親愛なる隣人
スパイダーマンが今までの冷静なスパイダーマンから打って変わってコミックよりなよくしゃべるスパイダーマンになったので一番好きかもしれません。ただスパイダーマンになることのできた過程も見たかったです。メイおばさんがどんどん若返っていくことには違和感を感じていますが...(おばあちゃんの方が迷惑かけたくない気持ちを理解しやすい)敵も悪いやつではなかった気がしますので魅力も感じることができました。アイアンマンに持ってかれることなくスパイダーマンのかっこよさが伝わったので満足です。
良いところ無し
映像もストーリーも支離滅裂。
常に映像も音響もガチャガチャと騒がしく、観ていてスカッとしない。
ダメなアメリカ映画の典型的パターン。
俳優もロバートダウニーJr.が鼻につく。
涙も出ないし、スカッともしない、ストーリーも弱く、各カットやシーンも自己満足的な感じ、映画観にくるんじゃなかった。
ちょっと驚き
評価が高かったので期待を込めて鑑賞。
個人的にはシリーズワースト1。
何で評価が高いのか不思議です。
見る映画を間違えたのかと思う位の青春ストーリー。
そりゃ眠くもなるし飽きてくる。
友達に感想を聞かれたら「DVDでいいよ」と答えます。
青春ムービー
アメリカンなユーモアが楽しい!
ピーターと同じ目線で世界を見る事が出来れば楽しめる映画です。
今までのスパイダーマンていきなりスーパーパワーを発揮していたけど、良く考えてみればピーターって頭は良くてもまだ高校生だったんですよね。
ローカルで活動していた高校生が、圧倒的な力を持った敵や異常事態に冷静に対処出来る経験なんてある訳が無いんですよ。
少し子供っぽくはあるけど、アベンジャーズやトニー・スタークに憧れる等身大の高校生がいかに成長して行くかを描いている青春ムービーで、ピーターがスパイダーマンとして本当に活躍するのはこれから!と予感させます。
観終わった後とても爽やかな気分になりました!
早く次回作が観たいです!
なんか期待はずれ
東映のスパイダーマンと聞いて観たのだが、ストーリーが全く違いました。ダーマッの役の人が山城拓也さんじゃなかったのがショックでした。話の内容 「オートレーサーの山城拓也は、高名な科学者の父を研究成果の悪用を目論む異星人のモンスター教授に殺された。故郷を滅ぼされて教授を追って来たが力尽きたスパイダー星人・ガリアから、蜘蛛の能力を与えられて、超人・スパイダーマンとなり、仇である教授が率いる鉄十字団と戦う」これを期待してました。でも評価★5あげちゃう!
なぜかって?
そ
れ
は
東映のスパイダーマンが本家マーベル公式HPで配信されたからだ。
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