「アベンジャーズありきってねぇ…」スパイダーマン ホームカミング A.Camelotさんの映画レビュー(感想・評価)
アベンジャーズありきってねぇ…
ずいぶん子供っぽいピーター・パーカー=スパイダーマンにはなじめないが、概して面白かったかなってところ。個人的にはトビー・マグワイアのを越えない。まぁ、アベンジャーズとからめると、とんでもない設定にせざるを得ないのも分かるが。トニー・スタークが出てくると、超ハイテクで何でもできてしまうのがいい加減うっとうしくなってきた。今回は、トニー・スタークがぼろもうけしていることを告発しているのは良かった。が、トニー自身は全く痛い目にあっていないし反省もないのが残念。少しは反省せい、と言いたくなった。その告発をしたマイケル・キートンは、記念すべき初代ブルース・ウェイン=バットマンなので今回の役は個人的にちょっと残念。同じ大富豪でもブルース・ウェインはトニー・スタークより品がいいし(笑)。マーベル対DCコミックでマーベルの作戦にマイケル・キートンが利用されたのか(笑)。ちょっと妄想が過ぎたかな…。ひとつ良かったのは、スパイダーマンの悪役は根っからの悪人ではないという設定は踏襲されていたこと。
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