「リブートしすぎの弊害」スパイダーマン ホームカミング X32さんの映画レビュー(感想・評価)
リブートしすぎの弊害
映画としては2度目のリブート作品になってしまったスパイダーマン。
リブートを繰り返すことで、ストーリーの重複感を避けるために
説明の省略や新しい要素を盛り込むことは仕方ないと思います。
「シビルウォー」に登場したスパイディは、すごくよかったのに…
しかし本作は、スパイダーマンの根幹となる部分をいじりすぎたように感じました。
自分にとって、このスパイダーマンは、かなり「コレジャナイ」な作品で、ぜんぜんホームカミング(帰還)ではなかったです。
一番しっくりこなかったのは全編を通して「若者=愚か」的な
描き方です。
とくにピーターのお子様ぶりは、主人公として、
行きすぎて描かれてていると感じました。
(ピーターはこんなにバカじゃない!)
それと、ピーターって、孤独で悩むイメージがあるので、
ネッドはいらなかったなぁ。
見どころはすべて予告編で明かされていたのも、
楽しみを減らした一因だと思います。
次回、スパイダーマンが登場するのは2018年公開の
「新作アベンジャーズ」の予定ですが、
その後に予定されている2作目はどうなるんでしょうか?
コメントする