「さすがMARVEL STUDIO」スパイダーマン ホームカミング Futoshi Asaiさんの映画レビュー(感想・評価)
さすがMARVEL STUDIO
3度目のスパイダーマン仕切り直し
かつ、MCUシリーズの1ピース。
映画の総評としては、
これまでのスパイディムービーのすったもんだを
一旦全て整理し、良いところを抽出、盤石な製作陣で現行の新しいスパイディムービーとしてきっちり整えて来たという印象。
とりわけ、青春ムービー要素(巷でも言われているが、それこそジョンヒューズ作品的な)は、かなり最高だった。今感。
しかし、個人的な思い入れとしては、
今回のトム スパイディも好きだが、
やはり、トビー スパイディの思い入れが強く、本作はサムライミ版があったからこそ、乗れた感があった。それを差し引いてひまうと、ストーリーやキャラの勢いがありすぎた。
それこそ、定番のくだり(能力覚醒-ベンおじさん)を省けたのもライミ版が大きいな、と。
ただ、総じて
"スパイダーマン"という話の規模感は
毎回定番で親近感に溢れており、本作もそこは揺るぎない。
ということで
現行MCUファン以外でも、
少しでもスパイダーマンが好きな人は
見ない理由が無いであろう。
P.S.
今回のMARVEL STUDIOのロゴシーンは
問答無用で上がる。
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