「最近流行りの前後編連続公開方式…の後編。 どうも、前編がいいと後編...」ちはやふる 下の句 kazzさんの映画レビュー(感想・評価)
最近流行りの前後編連続公開方式…の後編。 どうも、前編がいいと後編...
最近流行りの前後編連続公開方式…の後編。
どうも、前編がいいと後編がダメなパターンが多く心配したのだが、いやいや中々に面白かった。
引続き、広瀬すずは汗を滴らせ、高揚に頬を赤くして“かるた”に挑む。
静寂とスローモーションを織り込んだ演出は、新しくはないが絶妙に競技の臨場感を伝えている。
音楽も良い。
主人公が駆け出す姿を平行移動のカメラで真横から捉えたシーンは、これもよくある撮影ではあるが、段々スピードを上げていく広瀬すずの足の運びにぴったり合わせた音楽が躍動感を高めている。
若い主人公を同世代の女優が演じるからこそ醸し出せる、瑞々しさと清々しさを、照れることなくストレートに切り取ってみせていて、潔い。
もっと恋愛模様に走るのか、あるいは最強ライバルとの戦いに激しさを増すのか、と思ったが、テイストは前編と変わらない。
これも潔い。
ありきたりだが、青春って眩しいなぁ…と、つくづく思う作品だ。
髪を上げて輪郭を出すと、広瀬すずはお姉ちゃんに似ていると発見した。
そう言えば、前編では写真だけの友情出演だった広瀬アリスが、後編では生身のカメオ出演しないかと期待したのだが…
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