「快感」セーラー服と機関銃 卒業 ヨッシーさんの映画レビュー(感想・評価)
快感
2016年劇場25本目。
うむ、今年劇場で観た邦画ではブッチギリ一番。
薬師丸ひろ子の星泉がナチュラルボーンサイコパスなら、橋本環奈の星泉は訓練された極道。
しかし、あの状況でイケメンと手を繋いでニヤニヤしたり、オジンの死体にキスする、女子としてのサイコっぷりは共通項。
何やってんだ何言ってんだこいつら、なストーリーもダサいBGMもこの映画にはピッタリで、黒幕ラスボスの安藤正信が橋本環奈を吊し上げながら言ったセリフがまあまあ正論で、というかむしろ劇中全発言の中で一番まともで、それは思わず笑った。
そしてバイオレンス映画としてはなかなかの出来だったと思う。
まあ、なんと言ってもやはり橋本環奈の可愛さと演技に尽きる。
この子ほんとに良い女優さんだし、この子には「功績=可愛い」という名目で国民栄誉賞あげても良いと思う。
興行成績は散々だと言う話も聞くし、実際私も公開2週目月曜レイトショーとはいえTOHOシネマズというデカイ箱で初めて一人で観た。
でも、別に万人に見てほしい映画でもないし、カルト的な人気が出れば良い映画なのかなと。
この子はほっといても勝手に生き残ると思うから、もっと色々な作品で見てみたくなった。
素晴らしかった。
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