ワンダーウーマンのレビュー・感想・評価
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ガル・ガドットと、彼女を抜擢した人、本当にありがとう。
ガル・ガドットといえば長年にわたり、ほぼ「ワイルド・スピード」シリーズでしか観られない美女で(出演しているのは5~7作目までだが)、たまに別作品でセクシーなチョイ役で顔を見せる程度だったので、女優業への野心があまりない人かと思っていた。
ところが『ワンダーウーマン』絡みのパティ・ジェンキンス監督のインタビューを読むと、ガルはオーディションを受けてもなかなか役に恵まれず女優引退すら考えていたのだとか。
もしDCユニバースにおけるワンダーウーマン役の大抜擢がなかったら、われわれ映画ファンはどれだけ大きい損失を被っていたことか。『バットマンVSスーパーマン』でもガルのワンダーウーマンは輝きまくっていたが、単独主演作である今回の彼女の魅力は本当に抗いようがない。
ただ筋立てやストーリー運びはいささか凡庸に感じるところが多く、ガルを眺める眼福と彼女がまとった媚のないユーモアが作品を支えている正真正銘のスター映画だと思っている。
ガル・ガドットの見事なスーパーヒーロー像
女性参政権もなかったころの第一次大戦時に、スーパーヒ―ローを活躍させるという時代設定が面白い。女性に社会の行く末を決める権利がなかった時代に、女性が戦争に身を投じて戦争を止める。女性をエンパワーメントさせる作品として世界で評判になっているが、その評価に間違いはない。
軍神アレスを倒せば世界が救われるという、勧善懲悪的な思考で島を出たダイアナは、戦争を身をもって体験して、世界の複雑さを学んでいくのだが、物語自体は勧善懲悪から抜け出せていない点は少し残念。
しかし、脇役も含めて魅力的なキャラクター(はみ出したちの活躍もまた、マイノリティへの目配せか)が多く飽きさせることなく長丁場を持たせることができている。なによりガル・ガドットの起用は大成功だろう。美しく強いワンダーウーマン像に完璧に合致した。
DC映画は不調が続いたが、起死回生の一本になったことだろう。
ガル・ガドットの眼力がもたらすカタルシス!!
女性だけの大国を受け継ぐべく、類い希なフィジカルを授けられ、生まれてきたヒロインが、やがて、愚かな人類の救世主となる!!これまではマッチョなヒーローにのみ与えられてきた設定が、女性に代わったことでなぜここまで説得力を持つのか?この世の理不尽が主に弱々しい男の捻れた欲望を起点にしている場合が多いからだ。ワンダーウーマンの自分に忠実な行動が、終始、観客を惹きつけて止まないのはそのためだ。好奇心、疑問、怒り、愛、そして、信念。それらが、演じるガル・ガドットの眼力によって表現される時のカタルシスとエロチシズムは、来る「ジャスティス・リーグ」の救世主になるのはもはや確実。本作でも、ガドットの力演によって相手役、クリス・パインの意図した(または無意識の)木偶の坊ぶりが、愛すべき個性へと昇華されている。恐るべし!!ワンダーウーマン!!
ガル・ガドットのしなやかな美しさが光る
「ワイルド・スピード」シリーズの頃からアクションもいける美人女優ということで大いに注目してきたが、満を持しての主演作。まあ、「バットマン vs スーパーマン」でお披露目済みなので、一定水準を超えることは予想していたが、期待を上回る出来に大満足。やはり女性監督パディ・ジェンキンスとの相乗効果が大きかったのだろう。“ヒーローの着地”で大写しになった太ももがわずかにプルプル揺れるショットがあるのだけど、あれなんかは確実に女性ならではの視点。男性ヒーローではあり得ない、女性だからこその柔らかさが美しさであり、強さでもある。それがワンダーウーマンの魅力であり存在意義なのだ。
ロンドンに着いたダイアナがアイスクリームを美味しそうに食べる場面や、ブティックでの早着替えシーンなどは、きっと女性の心をくすぐるだろう。本作はジャスティス・リーグの女性ファン獲得に大いに貢献するのではないか。
既に大ヒットのニュースばんばん出てるけど、観て納得。めちゃ面白かっ...
既に大ヒットのニュースばんばん出てるけど、観て納得。めちゃ面白かった!DC(バットマン以外)いつもダメだけど、今回は良かった!
美しくて強くて素敵すぎる。ちょっとスローモーション多様が気になったけどアクションもカッコいい!そして泣いちゃうよー。あー良かった。
初回鑑賞 2017年7月24日 4.0
2回目鑑賞 2019年2月17日 3.5
クリス・パインが素晴らしい
ダイアナがどうしてワンダーウーマンになったのかを紐解く映画ですが、そんなことはどうでもよくなるほどに、クリス・パインの演技が素晴らしかった。
詳しくは書けませんが、動きと表情だけで彼女への気持ちを打ち明けるシーンは、今まで見てきたどのラブシーンよりもせつなくて、そこに、とある演出が加わり思わず涙があふれてきました。
あのシーンを撮り終えた瞬間に、監督のパティ・ジェンキンスはこの映画の成功を確信したんじゃないでしょうか。
例えるなら、『スパイダーマン』でのどしゃ降りのキス。『レイダース 失われたアーク』でのちょっと親近感の湧く癒しのキス。『レオン』でのマチルダに生きる決意を約束する別れ。
アクション映画にも、時に奇跡のようなラブシーンが収まっていることがあり、そのギャップに何倍もの感動を覚えたりもしますが、今回は完全に無警戒でした。
正直、映画そのものはそれほどでもなく、DC作品にしては血の通った映像になったかな…程度の感想ですが、ここ何年間で見てきた映画のどのラブシーンをも超える、生涯通算ベストテンに入ってくる印象深い作品でした。
ところどころ雑だが、良作
神の末裔たる伝説の部族の王女、ワンダーウーマンが世界大戦末期のドイツに降臨。偶然出会ったドイツ軍の将校と戦争を止めるため、外の世界に繰り出す典型的なボーイミーツガールですが、それにしてもガル・ガドットが適役すぎる作品。艶然さとかっこよさを併せ持つ、あまりに無敵なこれ以上ないってほどの女優ですね。
面白い映画ではありましたが、随所に雑な部分が散見されます。あと、雰囲気を壊す不必要な下品な会話もありましたね。
一方で、そうした欠点を踏まえた上で本作は、ヒーローものとしては評価できる作品かなと思います。手隙の時にでも、菓子を片手に再視聴したいなと思わせる映画でした。
第一次世界大戦末期に活躍した強い女の物語
世間知らずの王女が自分の場所から離れ、知らない場所でデートをするというところが、まるで『ローマの休日』のよう。
今作の舞台は第一次世界大戦末期。
イギリス側の彼氏に味方し痛快なアクションを繰り広げる。
監督は、強い女性が主人公の『モンスター』(シャーリーズ・セロン主演映画)でも監督を努めた。
今作の主人公は、知的で純粋で気品もあり女らしさも持ち合わせながら、人間離れした力を持っている。世の中で行われている人同士が殺し合う戦争というものを終わらせようとする物語。
回想する冒頭は『タイタニック』を彷彿させられる。アマゾン族の女性は老け方が遅い。言い換えれば年を取らない。
中盤はやや退屈を感じるもクライマックスはド派手なアクションで見ごたえがあった。
早速、立て続けに続編の『ワンダーウーマン1984』を視聴する。
ワンダーウーマン!強くて美しい女性ヒーローの誕生!
ワンダーウーマンと言えば、テレビシリーズのド派手な格好を知ってるくらい(地元ではたぶん放送されていなかったので)、何の情報も無かったのですが、ガル・ガドットのおかげで、大好きなヒーローになりました。DC映画では、この間の「ザ・フラッシュ」にも、チラッと出てましたよね。
そのワンダーウーマンのエピソード0的な作品です。
とにかく、面白かったこの作品。一本でマーベルの集大成みたいな要素もあります。
まず、戦時中の話で盾を持って駆け回る姿はキャプテン・アメリカ。神話が絡むところはソーだし、セクシーな女性戦士ってことで ブラック・ウィドウ。あの力強いところはハルク(って、これはちょっと無理があるか)。
ここにガル・ガドットの綺麗な女性の魅力、そして無邪気な可愛らしさが相まって・・・ホンっと最高の一本でした。
初めて、外界にふれた世間知らずのダイアナが、メチャクチャ可愛くて・・・ついついニヤリとしたくなるユーモラスな場面も良かったです。
DCの作品は、この作品から勢いづいたんじゃないかな。
ドレス姿のアクション!
いつものコスチューム姿よりも、ドレスのアクションが素敵だった。もっとやってほしかったかなあ。
1作目公開から6年で状況がこんなに変わるとは思わなかったけど。
途中までは○
キャプテンなんちゃらは見てないが、第二次大戦でのヒーローものは新鮮だった。
ワンダーウーマン自体も配役が良く、天真爛漫さも色気もよく描けており、丁寧な描写でワクワクした。特に塹壕の前線突破はかっこよかった。
しかし色々気になってしまう描写が多く、最後は大味ドカーン!強くなりすぎて興ざめ。てか、毒ガス燃えるんかい!大砲で撃ってたけど…
パットマン
やジャスティスリーグを観てからの鑑賞後の感想…
何故もっと早く観なかったのか…
正直、題名からスーパーマンの女バージョンでクリプトンから来たと勝手に思い込んでしまい、食わず嫌いに…
個人的に旧スーパーマンの時代を観ていた世代なので、飽きた感が強く観る気が起きないが、このワンダーウーマンはとても面白く、更に目茶苦茶綺麗で魅力的な女優さんで、一発でファンになった。
作品の舞台の時代背景が、世界大戦の時代というのも以外だったが、バットマンに出てきた、あの記念写真の真相が分かって楽しめた。
ゴットキラー
2、3回観直すとちょっと無理な設定なんじゃない?みたいな疑問が生まれた。初めに観た時は、ガゼットの美しさやアマゾンの戦士達の勇猛さ、神々の戦いに酔いしれ続編まですぐ鑑賞したが、ん?この世の全てを創生した神ゼウスの息子を覚醒したゴットキラーが楽に倒したのに、スーパーマンや宇宙に蔓延る悪の親玉達に簡単に負けちゃうワンダーウーマンっておかしくない?みたいな強さのインフレを感じ、急につまらなくなった。もしかして神々って地球だけの創生なの?みたいな事を急に冷静に考えてしまい、楽しんで観れなくなった。映画を観る上でこんなつまらない考えをしたら元も子もないんですが、ザックスナイダーカットのジャスティスリーグを観てしまうと疑問だけが残り評価ガタ落ちしました。ガゼットの笑顔とスタイルだけが全てを凌駕している、それだけの映画ですね。
当たり役‼️
アメコミ映画には、この人以外には考えられないと言う当たり役があります。クリストファーリーヴのスーパーマン、ヒュー・ジャックマンのウルヴァリン、ロバートダウニーJrのトニー・スターク/アイアンマン、そしてガルガドットのダイアナ・プリンス/ワンダーウーマン‼️BVSで初登場した頃から当たり役とは思っていましたが、この単独作で人間の社会に驚き、人間の弱さ汚さに嘆き、アイスクリームのあまりの美味しさに大喜び、そしてスティーブという一人の男を一途に愛し、彼との思い出を100年後も大事にしている‼️ただ強いだけではなく、繊細さを兼ね備えた彼女が登場しただけでもDCEUの存在価値はあったと思われます‼️
キャプテン・アメリカの女版みたい
DCは『スーサイド・スクワッド』で止まってて、
すべて観なきゃと罪悪感の中で生きてたのですが、
今回『フラッシュ』の予告編が大事件、決心しました(笑)
まあ良かったけど、思ってたよりは良くなかった…
キャプテン・アメリカとカブりますね。
どっちも、超人だし、盾もってるし、世界大戦絡みだし…
不満点は、
もっとバッタバタと戦うシーンが欲しかった
少しコミカルっぽさがあり、もっとシリアスな、もっとクールな方がいい
こんな感じかな?
75点ぐらい。
強くて正しく美しい女性スーパーヒーローの誕生
「ワンダーウーマン1984」が良かったので、さらに評価の高い本作もサブスクで鑑賞。
迫力ある戦闘シーン、スケールの大きな場面の連続で、大画面で観たら更に良かっただろうなと思った。
主演のガドットさんがほんとに美しくてカッコよく、痺れた。
厚化粧のおばさんが世界を救う はなし
厚化粧のおばさんが世界を救う はなしでした。 序盤だけ楽しめましたが、 その後は退屈な内容が延々と続くだけでした。 すべてを力技で解決するだけで、 頭脳戦が無かった事も大きなマイナス要素でした。
愛だけがこの世界を本当に救える
ガルガドット扮するダイアナプリンスは、外界から遮断された女性だけのセミッシラ島で育ち剣によって鍛えられた。ある日ダイアナは、 島の近隣の海に墜落したクリスパイン扮する米軍スパイスティーブトレバーを助けたところドイツ軍が攻めて来た。
昔、女性だけの映画アマゾネスを思い出した。女性ばかりの島に男性ひとりも大変だね。また素手で壁を割りさいて登るダイアナも凄いね。さらにはロンドンで着替えるダイアナ=ガルガドットがとても魅力的だね。漫画みたいな気持ちいい展開だったし、美人で最強なら言う事ないよね。愛だけがこの世界を本当に救える。スティーブにもあっぱれだな。
さあ行くわよ
ダークナイトやブラックパンサーと並んで、批評家のウケがよいスーパーヒーロー物です。
確かにアクションとドラマのバランスが絶妙で、テーマも押し付けがましくなくて自然体。
ワンダーウーマンのカッコ良さはかなりなもんです。
ただ、最初のアマゾン国の話は不要。ナレーションで説明すれば時間も2時間弱でちょうどいいんだけど?
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