ワンダーウーマンのレビュー・感想・評価
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ただの女神
もう何が何だかよくわからない。ダイアナ、好き。ストレートの女でコレなので、男性だと色々持っていかれるんじゃないですかね??ほんと全編通して、ダイアナの美しさと愛らしさにやられる。とにかく素晴らしい。心身ともに美しい。表情も可愛い。アクションもカッコよかったし、最高としか言いようがない…。ダイアナは純粋で行動理念や動機がわかりやすく、感情移入しやすいが、本当にとんでもなく魅力的なので…。どちらかというとトレバー大尉と一緒になって陥落した感が強い。あれは愛さざるをえないな!!!
あとは細かいコメディシーンや脇役との掛け合いも温かみがあって良いし、トレバー大尉役のクリスパインも良い演技。ガルガドットさんは言わずもがな。基本設定やストーリーは少し大味だけど、テーマは普遍的なものであるし、単純な勧善懲悪で終わることなく、導き出される結論も良かったと思う。一連のDCユニバースの映画では、ダントツに良い出来。売れてほしいなあ。
気に入ってる部分としては ・ダイアナのなぜこの世界を救っていくこと...
気に入ってる部分としては
・ダイアナのなぜこの世界を救っていくことへの正義の定義がとても愛の冒険者らしくあった事
・↑に至る経緯として途中とてもとても頭でっかちに思えてしまった部分もあるが、トレバー大尉とその仲間を通してスムーズに描写していった事
・主役のダイアナプリンス及びワンダーウーマンがまたこれ以上ない華を持ち合わせて映画で広々と輝いていた事
トレバー大尉を演じたクリスパインの好演が何より一作だけなのが勿体無いくらい良かった(けど惜しまれつつの良い引き際であるのと事実)
DCEUでありながら一切の予備知識必要なしなのでライトな人にもオススメ
古参IPのリスタートとして、手堅い作り
世界的にも有名なIPであるものの、初出が70年前(1941年)と古く、現代風アレンジが上手くいくのか不安でしたが、流石というか、きちんと見れる仕上がりになっています。ガル・ガドットの、この作品のために鍛え上げた肉体美と、女性監督ならではのフェティシズム溢れるカット、シンプルながらも巧みなカメラワークで魅せるバトルシーンがやはり見どころ。主人公のワンダーウーマンことダイアナはイノセントゆえに人物的に深みは(少なくとも本作では)ありませんが、その点は共演のクリス・パインが熱い演技でドラマ部分を盛り上げています。お話は第一次世界大戦を背景に進みますが、この点が日本人には馴染みが薄いため、話の流れが分かりにくく、「えーと今何がどうなってるんじゃい!」という感じになりがち。ダイアナと、クリス・パイン演じるスティーブ・トレバーの2人のドラマに入り込めないと、少々退屈に感じてしまうかも知れません。とは言え続編も決まっている事ですし、作品としての風格はあるので、見て損はないと感じます。
理屈を考えないなら
ダイアナが魅力的でした。
ラスボスとの戦いが、物足りなかったなぁ。
クリス・パイン、これも良かったです。
ストーリー的に、ワンダーウーマン単体の続編はありそうにないかなと思いましたが、早速続編作ってるようですね。期待してます。
新鮮なアメコミ映画!
アメコミ未読で、どんなキャラクターなのかわからず見たが、
色々な意味で新鮮だった。
まず、ヒロインの武器は剣と盾だけという、古風な物だったことが新鮮。
また、アメコミヒーローはいつもは人間とは別次元で戦うけれど、今回は人間と同じ次元で戦っていることが新鮮。
そして、高い身体能力ですごく強いけれど、超人ではないので、前線でドイツ軍の多数の砲弾を受け、人間と同じように耐えるだけで前へ進めない姿が、けなげで新鮮だった。
でも、戦う姿はカッコいいヒーローでした。
ゴッドキラー!
単純明快な一本だった。わかりやすく、ベタだけどそれが1番だなと。
いい者悪者が明快で、ラストにはどんでん返しもあり、ここまで楽しめるとは予想外だった。
ザックスナイダーのいつもの超高速すぎて何やってるのかわからないアクション演出が極力抑えられたところがよかったのかもしれない。
アクションシーンがとても見やすく適度にスローモーションが導入され女性アクションならではのかっこよさと美しさを見事に表現できていたのではと思った。
これは今作が女性監督であったところも大きいかもしれない。全体的な演出がとても丁寧で物語の進行も無駄がなくじっくり魅せてくれたのもよかった。
主演のガルガドットは「ワイルドスピード」シリーズのみではそこそこの女優で終わっていたかもしれないが、本作で間違いなくトップスターの仲間入りを果たすのは時間の問題だと思われる。
クリスパインは時よりカーク船長が降臨するのでついついニヤついてしまった。
キャラクターとしては個人的にドクターポイズンが存在感あってよかったなと。時間があれば彼女がいかにしてドクターポイズンになったのかも見てみたいと思う程だ。
マーベルに比べてDCものはちょっと暗くて前に出てこないなぁとの印象があったが、本作でだいぶ前に出てきたと感じた。それだけ本作は子供から大人まで楽しめるいい意味での万人向け娯楽映画としての面白さがあった。
「ジャスティスリーグ」での活躍にも期待したい。
キムカーダシアン的な
バットマンVSスーパーマンでも話題になったワンダーウーマン。力強くも心優しく、あまりにピュアな性格が男達の心を揺さぶるのだ。スローモーションで魅せる女戦士の戦闘シーンは美しく印象に残るだろう。
ギリシャ神話と第一次世界大戦のドイツが交錯する、現代にとってはやや時代遅れで退屈に感じる設定。
オリジナルに忠実な設定ではあるが、ギリシャ神話に旧約聖書の要素を混ぜすぎて、ギリシャの神特有の自由奔放さが感じられないのは残念だ。全体的にザックリしすぎているため、細かい設定が気になる男性は、本作が十分に楽しめないかもしれない。
女性監督ならではの視点が、新たなヒーロー像を確立しているのは、言うまでもないのだが。
キュートな女戦士
なんとも魅力的な天然系美女戦士の誕生です!
ダイアナ、可愛い!!
ピュアで真っ直ぐで…ちょぅぴり孤独?
面白かったし、最後は泣いてしまいました。
バットマンvsスーパーマン(逆かな?)を観ていたのと、いつものように予習をあまりしないで行ったせいで時代背景に驚きましたが、あの時代は救いのヒーロー・ヒロインの誕生が世の人々の夢だったんだろうなぁと妙に納得したり…
バットマンvsスーパーマンでは脇役だからか、終始ムスッと愛想がない印象でしたが、思い改めます。
ロビン・ライトもカッコ良かった〜^ ^
ヒーローものと言うより、神話の一節
面白かったです。神のサラブレッドとしてゆっくり成長していく様を見せてくれるので、最後の戦いで覚醒した所は熱かった。さらば兄よのセリフで、あぁ、この人は超能力を持った人ではなく、神の一族だったのだなとしみじみしました。その前のアレスだと思って将軍を倒したのに戦争が終わらずパニックになるシーンも、幼さが垣間見えて可愛かったです。スティーブはワンダーウーマンに助けられてばっかりだけど、芯の通った熱い男で、大切なのは助ける価値があるかじゃない、信念だと言い切ったのがカッコ良かった。映画のテーマに沿わないと評判の乃木坂の歌はどこで使われたのか分からない位で、気になりませんでした。
粘土
現代フランスにいるダイアナがパラダイス島から人間界に出て来たいきさつを回顧録的にみせるストーリー。
原作では第2次世界大戦下のアメリカに出向くところ第1次世界大戦下のイギリスへ。この程度の変更は何も問題ないけど、星条旗の衣装は今後もなしってことかな?
序盤から訓練や戦闘のシーンはあるものの最初の盛り上がりがくるのは中盤を過ぎてから…長い。でもこの盛り上がりがかなり激しく良い感じ。
ラスボス戦は迫力こそあるけれど、現実離れし過ぎていて、その前の山場程高まらない印象。師弟関係の設定を残した方が良かったのかも…。
若干のもたつきがところどころあって長さを実感してしまうのは否めないけれど最後まで楽しめ、今後に期待が膨らんだ。
自信に満ち溢れた素晴らしき女性(ヒーロー)
何かとマーベルより叩かれるDCフィルム・ユニバースだが、そんなDCがマーベルより勝ってる点も幾つかある。
まず、マーベルより先にアカデミー賞受賞。(『スーサイド・スクワッド』でメイクアップ賞)
マーベルより先に女性監督の抜擢。(マーベルは『マイティ・ソー ダーク・ワールド』で残念ながらお流れ)
マーベルより先に女ヒーロー単体映画を公開。(マーベルはこれから『キャプテン・マーベル』があるものの、期待のブラック・ウィドウ単体作は未だ実現せず)
『マン・オブ・スティール』『バットマンvsスーパーマン』『スーサイド・スクワッド』…。
ウケが悪いDCユニバースだが、自分はそれなりには肯定してきたつもり。
DCだっていつか必ず快作を放ってくれると信じて。
そんなDCが遂にやってくれた!
それが、まさしく救世主、『ワンダーウーマン』だ!
DCの女ヒーロー単体映画は何も今回が初めてじゃない。
『キャットウーマン』や『エレクトラ』もあった。さらに遡れば、『スーパーガール』。
しかし、いずれも惨敗。
女ヒーロー単体映画は失敗する。
まるで暗黙の了解のように業界に広く知れ渡り、それ故マーベルでさえ踏ん切り出来ないでいる理由の一つ。
なのに、何故『ワンダーウーマン』だけこんなに大ウケした?
それは、幾つかの要因が必然的に素晴らしく相乗したからに他ならない。
まず、ストーリー。
秘められた力を持つ者が世界を守る。
この単純明快さ、痛快さ!
ヒーロー映画はこれでいいのだ。後はどう味付けするか。
同時にこれは、全てのアメコミ・ヒーロー映画の原点である78年の『スーパーマン』の様式をしっかり継承もしている。
そして、ライトな世界観。
DCユニバースはこれまでとにかく重く暗かった。
が、本作では、例えば序盤のダイアナが生まれ育った島の青々とした空、海。
ここだけでこれまでのDCユニバースとは全然違う印象を受け、自信のほどさえ窺えた。
“ダークナイト症候群”で御法度になったようなDCユニバースに於けるユーモア解禁も嬉しい点。(『スーサイド・スクワッド』にもユーモアはあったけど、あれはユーモアと言うより“ノリ”って感じだったし)
ダイアナの天然っぷりは笑える。
眼鏡をかけたり洋服を着たり、回転ドアに手こずったり、それでも剣を手離さないカルチャー・ギャップは萌え~!レベル(笑)
絶妙なスパイスとなってるのが、ロマンス要素。まるで調味料のように、隠れ味でもありメインの味のようでもあり、実に巧く据えられている。
このロマンスが結ばれないものである事は始めから分かっている。
だからその切なさも静かに胸を打つ。
さあ、いよいよガル・ギャドットについて大いに語りたいと思う。
何と言っても本作最大の魅力は、ギャドット!
『ワイルド・スピード』シリーズで彼女を初めて見た時驚いた。誰だ、この、クールビューティーな女優は!
『BvS』での登場シーンにはしびれた。何だ、このカッコよさは!
いつか彼女の魅力をたっぷり堪能出来る主演映画を見たい…そう思った方は大勢居る筈。
そこへ、待ってましたとばかりに『ワンダーウーマン』!
兵役経験ありの身体能力が魅せるアクションの力強さ、しなやかさ。
ミス・イスラエルでもある美しさ。
2児の母でもある女性としての凛とした逞しさ、優しさ。
度々映像化されてきたワンダーウーマンだが、ガル・ギャドットという逸材が現れるまで、再び待っていたのだ!
まだまだキリが無い。
見捨てられようとしていた町を救おうと単身突入するカッコよさ。
孤島のプリンセス、ダイアナが如何にして真にワンダーウーマンとして覚醒したか、世間知らずのお嬢様が洗練された大人の女性への成長。
カルチャー・ギャップの可愛らしさ、初めての恋を知る姿にメロメロになる事必至。
もうホント、ギャドットに首ったけ!
ギャドットは表の魅力であり、裏…いや、真の立役者、もう一人の“ワンダーウーマン”は、言うまでもなく監督のパティ・ジェンキンス。
『モンスター』以来となる彼女がアメコミ映画を手掛けるとは異色の抜擢だが、どちらも“社会に於ける女性の立場”という点では通じるものがある。
『モンスター』で描かれていたのは、実在の連続女性殺人鬼の話ではあるが、虐げられる女性の哀しみ。
本作では、世界から隔離された島で古いルールに縛られる女性がその殻を打ち破る。
それはまさしく、男上位のハリウッドで苦汁を舐めさせられていた女性たちがその立場を覆す。社会(=ハリウッド)で女性の存在意義や意味を訴える。
パティ・ジェンキンスは女ヒーローを通じて、一石を投じたのだ。
クリス・パインは実にいい役回り。
彼の秘書やチームもナイスな面々。
ダイアナの母と叔母も勇ましい。
意表付いたのが、敵。
確かに邪悪なる者の存在や力と戦うが、ダイアナが本当に戦っていたのは戦争、人間の悪しき心。
世界を救う事が使命と言っても、その世界を見た事すら無い。
初めて見た世界は…、暗く、淀み、闇に覆われていた。
自分の無力。
果たして人間は守るに値するか。
葛藤や様々な経験や出会いの果てに…。
意外なほどに胸熱くさせ、ドラマとして極上の仕上がりになっている。
強いて言えば残念なのは、あのテーマ曲は流れるものの、ジャンキー・XLが音楽担当じゃない事かな~。
思えばDCはその都度アメコミ映画に革命を起こしてきた。
78年、大作アメコミ映画の原点となった『スーパーマン』。
89年、アメコミ映画に作家性を反映させた『バットマン』。
08年、リアリティーでアメコミ映画の概念を変えた『ダークナイト』。
単なるブームじゃなく、アメコミ映画の歴史を動かしていたのは実はDCの方なのだ。
そして今年…
男ばかりが社会に進出し、ハリウッドやアメコミ映画で主役を張らせない!
自信に満ち溢れた素晴らしき女性=ワンダーウーマンが魅了する!
今年のアメコミ映画がナンバー1になる事はまず間違いないが、今年のBEST作の一つにもなりそう。
と言うより、アメコミ映画の傑作の一つとして名を残すだろう。
それが『ワンダーウーマン』で本当に良かった!
…やっとのいい流れ、お願いだから『ジャスティス・リーグ』で逆戻りしないでね。
これ最高✨😍
久しぶりにヒーロー映画観たけど本当に良かった✨
アクションシーンも本格的だしCGも丁寧😌
撮影時にお腹に赤ちゃんがいたなんて信じられないくらい激しい場面多くて少し心配になった😅
DVDが発売されたら借りてでも観たいと思えた✨
ガル・ギャドットも美人でカッコいいが、クリス・パインもよし!!
期待以上に面白かったです。
アベンジャーズシリーズと打って変わりジャスティスリーグシリーズはヒーローなんだけど大人向けの内容が強いヒーローアクション作品といえるでしょう。
「マンオブスティール」や「バットマンVSスーパーマン」もそうでしたが、誕生話から始まっており基礎知識も入るので実にわかりやすい!そして観やすい。
もちろん、ヒーロー映画なので悪と戦う話ではありますが、この作品は戦争の辛さや悲惨さを描かれているところがすごくよく、アクションの質もいいけど、ドラマとしての質もよくバランスが取れていて、あっという間の約2時間30分でした。
アクションも見せ方がカッコいい!!スローモーションをうまく使っており、300(スリーハンドレッド)みたいな絵画に近い演出もカッコいいのでご注目を!!
ガル・ギャドットも美人でカッコいいけど、今回相棒になるスティーブ・トレバーにJJエイブラムズ版「スタートレック」でおなじみのクリス・パインが出演しておりますがまぁ~~ナイスキャスティング!!かっこいいし、いいコンビなんでございますわ!女性の方は、いいわぁ~~といえるシーンもあるのでご注目を。
アベンジャーズシリーズとはやっぱ違うといえる終わり方なので、私はここで終わり?という感じのあと残り感もなくすっきりしていていいなと思ったのですが、皆様はどうおもわれたでしょうか?
女性監督で作成されまさに女性の強さを印象付けられたワンダーウーマン。基礎知識作品としては期待以上に良かった作品なので、11月公開の「ジャスティスリーグ」もすごく期待していいと思っておりますぞ。(*^_^*)
私も「バットマンVSスーパーマン」をもう一度観たくなりました(笑)
ガルガドットはやっぱかっこいいが
時代性に合わない格好なのに様になってしまうガルガドットは凄い!
キャラクターの引き受け方は実写化の中では最高峰!
だのにストーリーときたら、、、
ガルガドットのカッコ良さは堪能できるだけにもったいない。
ものすごく、かっこよく美しい! ダイアナが、すげぇー強い! まさに...
ものすごく、かっこよく美しい!
ダイアナが、すげぇー強い!
まさに、その名に相応しい美戦士!
DCコミックシリーズでも、笑いもしっかりあって、だけど単純ではなく楽しめた!
迫力もあってすごく映像も最高でした!
次のDCシリーズのハードルが上がった作品!
DCコミックヒーロー達が集結する、次の映画が楽しみだー!
その純粋さを忘れないでほしい
この夏、数ある大作映画の中で特に楽しみにしていた本作。前評判も良く楽しみにして行きましたが、期待通りの秀作。
やっぱりヒーローものこそこうであってほしい。
まずは何よりも主演ワンダーウーマン、ダイアナことガル・ガドットの魅力に尽きる本作でしょう。
スーパーマンの全身タイツをカッコ良く魅せたヘンリー・カビルに並んで、普通の人ならまず着こなせないワンダーウーマンの鎧を、ああも見事に装備するあたり、彼女はやはり神の子なのでしょう。
表情が豊かで、常時口角の上がった口元は育ちの良さを感じプリンセスらしさもあり、目に宿る輝きは力強い。見た目からスーパーヒーロー。
今では彼女以外のワンダーウーマンは考えられません。
アクションもスローと早回しによる少し古臭げな撮影が気持ちよく、ワンダーウーマンの浮世離れした力を際立たせている気になりました。
クリスパイン演じるスティーブとダイアナのテンポ良い会話は秀逸。
劇場内でもクスクス笑いが起きていました。
島から出るシーンで、粘土から産まれた云々の会話は特に好きです。
スティーブのラストもよくある展開ではありますが、彼のキャラ立ちがしっかりしているので感情移入もしやすく、ホロリとしてしまいます。
女だけの島で気持ちいいくらいにまっすぐ育ったダイアナは、純粋な心で戦の神アレスをこそ倒せば人間の世が平和になると信じてやまない。そのまっすぐさは近年の一癖も二癖もあるヒーローにはない、昔懐かしい力強さのように感じました。
戦争を止めるためのダイアナは無知で理想主義で、戦争はそんな甘いことじゃないのも分かっている。しかそ、それこそダイアナが突き通してくれたら観客も応援できるというもの。そのまっすぐさこそこの映画の面白さだと感じました。
本当に神がいるなら、その理想を叶えられるかもしれない。
その神こそ、愛の神ダイアナなのだと信じたい。
今作では世間を知らないダイアナが、その圧倒的な力で敵を倒して行きますが、今後のDCUではダイアナが世間を知りもはや敵なしになってしまうのではないかと一抹の不安を感じました。
無理を言えば戦争のシーンは、もうちょっと血を流してゴア表現を強めて、より戦争の残酷さを描いていれば、ダイアナの純粋さが輝くように感じましたが、それは無理な話でしょう。
とはいえ、この夏公開映画の中では、ダントツで面白い作品なのは間違いない、誰でも楽しめる映画です。
鑑賞した映画館がかなり広いスクリーンで、5.5×13.1mでダル・ガドットを観れたことを幸せに思います。
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