「DCにしては単純」ワンダーウーマン Ko Fuさんの映画レビュー(感想・評価)
DCにしては単純
DC原作のヒーローものというのは、社会問題や人種、宗教などを幅広く扱って、なにかと複雑なストーリーになりがちなのだが、本作は実に単純。一応は考えさせる描写や台詞を盛り込んでこそいるが、基本的に悪いやつをぶっ飛ばすだけの話である。
二次大戦時代の戦場をスーパーヒーローが駆け巡るのはマーベルのキャプテンアメリカですでに通った道だが、ワンダーウーマンは女性のしなやかさを使ったアクションで既視感は薄かった。
とはいえ、中身はなんとも使い古した内容で新鮮味はない。かっこよくて美しい女性主人公だけでここまで話題に出来るのは逆に素晴らしいことかもしれない。
コメントする