「ハーレイ・クインのスピンオフかな?」スーサイド・スクワッド 桜さんの映画レビュー(感想・評価)
ハーレイ・クインのスピンオフかな?
役者は豪華なのに、ストーリーがゴチャゴチャし過ぎててずーっとフワフワしてる感じ。
なんだろう、ストーリーに一本線が通ってないんだよね。
どのキャラクターも動機がめちゃくちゃうっすいのよ。
そのせいで共闘してるのに皆精神的にバラバラ過ぎてワクワクも感動も特になし。
パワーバランスもなんか偏ってて、ハラハラドキドキもしない。
「この映画は何が伝えたかったの?」という現代文の問のような質問にすら答えられない、そんな映画でした。
ただ、後半のバーで皆で1杯やるシーンだけは何か好き。
ハーレイ・クインのキャラがたまらなく好きになる。
バーでウィル・スミスの話をうんうんって頷きながら聞いてるのとか、純粋さが露見しててめちゃくちゃ好き。
ヴィラン版アベンジャーズをやりたかったのは何となく伝わるけど、バックグラウンドも弱いし、団結する動機も何となくって感じで感情移入しにくい。
ハチャメチャだったし、脳死で楽しめたけれど、特になんの感情も湧かなかったかな。
ジョーカーもホアキンやヒースには遠く及ばないカリスマ性だったし。
何よりムカつくのが、相変わらずの日本のイメージ。
え、日本て必ず夜の汚ったなくて明るい偽新宿二丁目みたいなところで殺し合いするイメージなん?
今時誰も刀なんて使ってないし。
そして相変わらずの日本語の発音の悪さ。
日本人使ってよー。字幕ないと日本人でも何言ってるかわからんから。
まぁ元々期待もなかったし、別にいいんですけどね!笑
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