劇場公開日 2016年9月10日

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「意外と重厚なドラマ?悪党達のド派手な戦い!!」スーサイド・スクワッド 映画コーディネーター・門倉カドさんの映画レビュー(感想・評価)

2.5意外と重厚なドラマ?悪党達のド派手な戦い!!

2016年9月14日
PCから投稿

笑える

悲しい

怖い

【賛否両論チェック】
賛:バラバラでやる気のかけらもなかった悪党達が、苦難を共にするうちに、次第に奇妙な絆で結ばれていく様子が、ド迫力のアクションと共に描かれていくのが印象的。
否:悪党達が意外と重い過去を背負っていたりして、単純に笑って終われる作品でないところに、やや違和感が拭えない。

 バットマンに捕まったり、自分の力に耐えきれずに自主したりした悪党達が、否応なしに戦いに放り出され、その中で奇妙な絆を育んでいく様が、時にシリアスに、時にコミカルに描かれていきます。それぞれに意外と深いドラマがあったりするので、ただ単に笑って楽しめる映画ではないところが、良くも悪くも裏切られるところです。
 そしてそんな悪党達の敵となるのが、彼らの一員で大佐の恋人でもあるジューン・ムーン(エンチャントレス)というところも、また複雑で深いドラマがありますね。
 とは言うものの、悪役特有のド派手なアクションは見どころ満点です。是非ご覧下さいませ。

映画コーディネーター・門倉カド