「みんな喜べ!エグザイルの歌は流れないぞ!!」スーサイド・スクワッド k_keitaroさんの映画レビュー(感想・評価)
みんな喜べ!エグザイルの歌は流れないぞ!!
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ハーレイクインを愛でる2時間としては傑作です。
サントラも良かった。
でも、
“アンチ”ヒーロー映画としてみると傑作とまでは言えないかな。
悪党チームの割には皆おとなしくて危うさもなく、なにをしでかすか分からないというワクワクがなかった。
みんないい人だし、みんな反省、後悔してる。
狂っているように見えるハーレイクインも「幸せな家庭」に憧れてるなんて最後の最後にガッカリさせられた。
ウィルスミスは相変わらず、良き父親をやりたがる。(息子をキャスティングにねじ込まなかったから、少しは子離れできたのか?)
唯一ブレないキャプテンブーメランは元はコソ泥の上、武器がブーメランだから大きな活躍もしない小者感が拭えない。
ディアブロはその顔で何を真面目ぶってるんだ。
ワニ男はどちらかと言うと保護対象でしょうよ。
ハーレイクインが薬品のプールに落ちてキョドるジョーカー。
スリップノットなんていつの間にかいて、なんだか分からないまま退場。
なんと不憫。
なんで、スッキリしないか思い返してみると、大事なことに気がついた。
この人たち一度も仲間割れしてないんだよ。
あんな自我が強い連中が集まってるのに、はじめからみんな仲良しなんだ。
一度チームがバラバラになって、仲直りして、力合わせて困難に立ち向かわないとチームものでは感動できないでしょう。
アベンジャーズもガーディアンズもちゃんとケンカしてたよ。
Wikipediaを見てみると福原かれんに日本語吹き替えとして別の人がついてるんだけど、いくら台詞がまずいからって吹き替えつけることはないんじゃない?
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