「タイトルでいうほどの愛を見出せなかった」湯を沸かすほどの熱い愛 みーさんの映画レビュー(感想・評価)
タイトルでいうほどの愛を見出せなかった
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愛する我が子を崖の上から落とすライオンのような母親だなぁと思った。いじめられている我が子に、逃げるな頑張れ、お母ちゃんの子でしょ?と休むことを許さなかったり、実は自分が産んだんじゃないと突如告白した直後に今すぐ実の母親に会いなさいというシーンを見たときは、自分が子供の立場だったらすごく辛いなぁと思った。心の整理がしたいし、私の気持ちは?そんなにすぐには強くはなれないよ、と。学校や生みの親が人生のすべてではないのに。
余命、残された時間が限られているからこんなに強引になってしまうのか。映画のなかでは全てがうまく運んだけど、へたをすればトラウマになるようなやり方だと思ってしまった。
さいごの銭湯での葬式、霊柩車の横でみんなで笑いながらご飯食べる、火葬した湯に入るシーンは異常に感じて気持ち悪かった。
なんで子供達はこんなにもお母ちゃんを信頼し懐いているんだろう?なんで残された人達はこんなにも仲良くなっているの?
色々な出来事があるなかで、すんなり事が運んだりお互いへの不満とか怒りとかの感情が見えないから、あまり理解できなかった。
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