「突っ込み所は少なくないのだが、これだけ余韻に浸れるのは私的に久しく...」湯を沸かすほどの熱い愛 なべたくさんの映画レビュー(感想・評価)
突っ込み所は少なくないのだが、これだけ余韻に浸れるのは私的に久しく...
突っ込み所は少なくないのだが、これだけ余韻に浸れるのは私的に久しく臨んだ邦画ならではか。
学校のいじめに始まり、母娘に畳み掛けるような不幸というキーワードを繋いだだけにも見えてしまうのだが、、、禍福は糾える縄の如し、結果人生とはそういうものなのかもしれない。
バカっぽいと思える半面、そのバカっぽさに、そして宮沢の「死にたくない」という素直な叫びに泣かされるワケであって。
監督は世界で通用する作品をと念頭に掲げて制作したとのことだが、エンディングのハイライトの場面は外国人が観たら日本では風呂場で葬式をやると勘違いするのではないかと少し気掛かり。
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