インシディアス 序章のレビュー・感想・評価
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【”あの世の光の国と闇の国。そして死者を呼び出すと色々なモノが付いてくる。”今作は、正統的欧米ホラーの一作である。】
■高校卒業を控えたクインは、母・リリーを亡くしてから悲しみに暮れつつ過ごしていた。ある日、クインは死んだ母との交信を求め、霊能力者・エリーズ(リン・シェイ)を訪ねる。
エリーズは一度は断るものの、クインと交流を重ねる内に、彼女に母を偽った悪霊が憑いていることに気づく。
◆感想
・女子高生クインが、乳癌で亡くなった母を偲び、霊能力者・エリーズを訪れるシーンから物語は始まるのであるが、そこからの展開がナカナカである。(ホラー・チキンにとっては結構怖い。)
・エリーズが言った”亡くなった人を呼び出すと、色んなものが憑いてくる。”と言った言葉。
ー 今作では、母親ではなく邪悪な霊がクインに憑りつくのである。怖いなあ。-
<以下、大いなる脱線>
■個人的なホラー映画名作
<日本>
・「リング」・・私はTVで夜中に鑑賞したが、貞子がTVから這い出てくるシーンは未だにトラウマ級の怖さである。
ジャパニーズホラーの今作後の、大きな壁でもある作品である。
<東南アジア>
・「哭声」・・無茶苦茶怖い。
因みに山の中の不気味な男を演じた國村隼さんのコメント”死ぬかと思った!”は忘れがたい。
・「女神の継承」・・「哭声」のナ・ホンジンが関わったモキュメンタリー映画。劇場で鑑賞して、腰が抜けるかと思った作品。
<欧米>
・多数あるが、キリスト教的な流れで言うと「エクソシスト」は、外せません。「サスペリア」もオリジナルとルカ・グァダニーノによる”トム・ヨーク”の哀切な音楽も魅力的なリメイクも欠かせません。
■金字塔作品
・スタンリー・キューブリック監督による「シャイニング」です。
今作を、夜中の二時から鑑賞出来る方は、本当に凄いと思います。
<さり気無く宣伝。>
今作のレビューはビビりながら書きました。
お時間のある方は一読頂けると幸甚です。
<私は、自他ともに認めるホラー映画チキンであるが、本格的なホラー映画はビビりながらも結構観て来ているのである。
因みに且つて驚愕した今サイトの広島の雄のコメントを記します。(私にとっては、物凄くインパクトがあり、凄い人が居るもんだ!と思ったモノです。)
その言葉とは【ホラー映画耐性教化月間】!
最近、ホラー映画をぴょんぴょん跳ねながらも、映画館で観れるようになりました。多謝であります。>
1と2のあとに鑑賞
スピンオフ(推)公開順視聴
肩透かし感
「インシディアス」シリーズ(前作)の前日譚となる作品
またもや霊媒体質者が引き起こす恐怖(笑)!
ティーンエイジャーの主人公クインは 母親を亡くしたことで父への反発が絶えない。
亡き母親の面影恋しさに、霊媒師のエリーズの元を訪れるが、そこ(闇の彼方)には恐ろしい悪魔がいてエリーズの命を狙っていることから、クインには協力は出来ないと言い放つが…。
これはこれで面白かったですね(笑)。
前作品群の前日譚と言うこともあって、スペックスやタッカーとのコンビの経緯等も見ることが出来ます。
死んだ者に会いたいと願うと、とんでもない魔物を呼び込んでしまうという、ありがちなシチュエーションではあるかな。
事故で複雑骨折したクインがカクカク歩き出す姿が、自分的には少し滑稽に見えてしまったけれど(笑)、エリーズをスペックスとタッカーがエスコートして車まで送るシーンにはワクワクした(笑)。
普通に面白い
公開順に観ましょう
エリーズカッコイイ
この恐怖、傑作
監督の入れ替え。1作・2作と同じ監督&スタッフが携わることで成功した作品の場合はあまり歓迎したくない層も居るだろうが、本作では事情が違ってくる。
新たな監督リー・ワネルは前2作の監督ジェームズ・ワンが鮮烈なデビューを遂げたホラーの傑作『ソウ』が同作のパイロット版となる短編撮ったとき既に共同でアイディアを出しており、以降も多くの作品でパートナーの役割を果たしている。恐らくはホラー映画についての理解もかなり相通じていると思われ、このシリーズを引き継ぐなら、間違いなく最適な人材だと感じた。
そういうわけで、雰囲気に関しては旧作をしっかりと受け継いでいるのは間違いない。
当然のことだが世界観は踏襲、このあとに控える本篇のために伏線も設けられており抜かりはない。
ただやはり、前2作と比較するとインパクトには乏しい。
監督として洗練されていない、というのも勿論あるだろうが、しかしこれは前日譚という形で引き延ばしてしまったが故の宿命だろう。
また、やはり演出には携わっていなかったが故なのか、旧2作と比べて、驚かす類の恐怖演出が大半を占めているのが惜しまれる。それはそれで怖いのも事実だが、悪い意味で後を引かない。全体のオカルト的趣向が抑えめであることとも相俟って、初見のときは衝撃を受けるが、あまり記憶に残らないのである。
上階の気配の源を確かめに行った親子が窓を覗き込むシーンの呼吸の巧さには唸らされたが、あとはもうひとつ、という気がする。
とは言え、それでもきちんと恐怖ポイントを多数設け、一つ一つをきちんと活かして見せる手管はさすがに慣れたものだ。
脚本から自身の手で作り上げているからこそ、恐怖の扱いにはほとんど無駄がない。
なかなか辛口な物言いをしてしまっているが、改めて三作通して観るとやはりよく出来ている映画である。
後付けかもしれない序章を違和感なく前2作につなげられる構成力はお見事だし、はじめから長いシリーズにする前提で小出しに見せているとすれば今後も期待して間違いないと思わせる壮大な物語の隙のない魅せ方には頭がさがる。
前2作を克明に脳裏に焼き付けてから見ましょう
シリーズ第1作目は出色のホラーだったが、その後すぐ同じジェームズ・ワン監督の「死霊館」を見てしまって、印象が…。
第1作目を見てからちょっと時間が開いてしまったが、今回「第2章」と「序章」を合わせて鑑賞。
「第2章」は完全に第1作目の続きで、第1作目の内容がうろ覚えのせいで、入り込む事が出来ず…。
こちら「序章」はシリーズ3作目だけど前日譚らしいので、新鮮な気持ちで見られると思いきや…
う~む、やっぱり入り込む事が出来ず(>_<)
あの取り憑かれた“何か”ってどんな奴だったっけ?
序章だけど前2作とのリンクや前2作にも出ている霊能者エリーズとかもほとんど忘れてしまっていたのが自分の致命的なミス。
やっぱり、早めに見ておけば良かったかな…。
ジェームズ・ワンから監督は変わったものの、じわじわ煽り突然驚かす恐怖演出は良かった。
何度かゾクッとさせられた箇所も。
霊界から戻るときはもれなく…
このシリーズ、悪霊は家ではなく人にとり憑くのが特徴。
母を亡くした女子高校生の主人公は、霊能者を訪れ母と話がしたいと頼むが断られる。
忠告として、死者に呼びかけるとすべての死者が聴いてしまうから気をつけなさい、というもの。
悪霊は大音量と共に現れるのでうたた寝していても安心。
シリーズ第3作。 ん?前日譚? これまでのシリーズをさほど覚えてな...
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