「心に残る作品」この世界の片隅に kurokisoraさんの映画レビュー(感想・評価)
心に残る作品
前半をみると、戦争中でも、普通の暮らしや、笑えるようなこともいっぱいあったんだろうという思いになります。主人公のすずののんびりした性格もほっとでき、またのんの声もとてもあっていたように感じます。最高のキャスティングだったんじゃないでしょうか。
後半、戦争の残酷な描写が増えます。ほのぼのとした前半と打って変わって、とても残酷な映像が続きます。アニメといっても、素晴らしい作品はやはり残酷さとエロス、のほほんとした雰囲気、恋愛感情など、いろいろな要素がいっぱい含まれているように思います。手塚治虫作品がまさにそうではないでしょうか。
心に残る映画でした。
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