「観に行って良かった!」この世界の片隅に 七尾さんの映画レビュー(感想・評価)
観に行って良かった!
話題の映画だけれど戦争を描いた映画ということ(説教臭い映画は苦手(^-^;)とキャラデザが好みじゃないので見るのをためらっていたが、毎日映画コンクールの表彰式でコトリンゴさんのピアノ弾き語りを聴いて魅了されその足で109シネマ川崎に直行。
結果、見に行って本当に良かった(=^_^=)
淡々と描かれる日常、けれど時代が時代なので普通に生活することが普通ではなくつらいことや悲しいことがいっぱいあるのだけれど、映画としてはあくまで淡々と進んでいくところがいいです。
この映画がもしアニメではなくのんちゃん主演で実写映画だったらどうだったかな・・と想像してみたけれど、実写だとやはり生々しくなるし、アニメなので主人公の得意な絵の表現が生かされてる気がするのでこの映画はアニメで作られるのが正解だったかなと思った。
自分の地元は空襲などはなかったけれど、祖父が兵隊だったとか戦時中の話はなんとなく聞いていてその時代をおぼろに思い浮かべることができる。しかしその祖父ももう亡くなってしまった。
自分達の子供世代から後は当時の人の話を直接聞く機会も減っていくだろう。
これからはこういう映画がその役割を担っていくのだろうな。
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