「これが父さんの生まれた時代か、と思った。」この世界の片隅に 餃子さんの映画レビュー(感想・評価)
これが父さんの生まれた時代か、と思った。
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日常の中で、戦争が起こるってこうゆう事か。と思った。
すずさんが、母親を亡くした女の子を連れて帰るシーンを見て、こういった関係の親子がそこかしこにいたんだろうと思った。
私の父は、九州出身で、養親に育てられたが、父の地域では養子が珍しくなかったそうだ。
場所と、時代がそうだったんだろう。
その事を思った。
それを置いても、いい映画だった。
すずが腕を失った後は苦しくてたまらなかった。
映画館でずっと泣いていた。
でも、監督の作品に対する視線がずっと優しくて、安心出来るような、だからこそ悲しさが胸に突き刺さるような、
そんな映画だった。
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