「どこにでも宿る愛」この世界の片隅に shigさんの映画レビュー(感想・評価)
どこにでも宿る愛
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イデオロギーなど関係ない、市井の人々の戦争を愛を持って描いた作品。
ラストで戦争孤児を、当たり前のように受け入れるすずと周作とその家族。柔らかい広島弁に、涙が止まらなかった。
誰だって戦争は嫌だ。だけどこの作品はくだらない政治屋や自称インテリに、わかった風に「反戦映画」などと言われたくない。あさはかなイデオロギー、いや空疎な言葉で汚して欲しくない程の、珠玉の愛の物語。
母のおにぎりが、無性に食べたくなった。
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