「映画史に残る秀作」この世界の片隅に 傷だらけのジョージさんの映画レビュー(感想・評価)
映画史に残る秀作
戦時下の呉、すずさんの日常を描いたこの作品。
正確な時代考証と綿密に描かれた風景や町並み。
オープニングロールで流れる「悲しくてやりきれない」。
なんのためらいもなく、当時のその地に誘ってくれる。
戦争の激化とともに失われていく大切なもの。
切なくも愛おしい。
それでも明日を見つめ、日々の暮らしを歩もうとする姿は心を洗われる気がする。
すずを演じたのんさんの好演も見逃せない。
そこには、紛れもないすずさんが居た。
また、すずさんに会いたい。
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