「2016年一位!」この世界の片隅に なかむりさんの映画レビュー(感想・評価)
2016年一位!
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事前の期待値を余裕で上回る作品だった。
のどかな風景の描写と苛烈な爆撃に晒される描写。配給や雑草まで雑炊にして生きている人間と戦争の最中でも虫、鳥、花々は普段と変わらずに生きている。全てが対比になっている。
そして未来を生きる我々は全ての答えを知った上でこの作品を観ているから、「あっ、それはダメ!」なんて心の中で呟きながらみていた。
もう、正直嗚咽しながらの鑑賞だったし、劇場の雰囲気も同じだった。
今年、邦画は特に良作が目白押しだが、今年のベストに推して間違いないと思う。傑作です!
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