「イマジネーションのセンスに脱帽」ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅 ひびのさんの映画レビュー(感想・評価)
イマジネーションのセンスに脱帽
スターウォーズ、そしてハリーポッター。
共通項の多い両作品のスピンオフが、同時期に公開され、
対照的な印象をうけました、すごく興味深いです。
個人的にはこちらのファンタスティックビーストが好き。
両作品ともシリーズの前日譚を描いてるということには変わりがないのですが、魔法とレトロな世界観は本当に相性がよく、まるでクラシックの演奏会にきたよう。
ニュート達が街中で魔法のステッキを振るい世界を自在に操る姿は、さながら指揮者が指揮棒で音楽をコントロールするかの如く非常に魅力的。
魔法が生み出す期待感やワクワク感に、スポットを置いていたのがよかったのかも。
ベタですが子供時代、一冊の絵本を一ページ一ページごとめくっていくあの感覚。
理屈や筋書をわきにおいて、イマジネーション溢れる魔法の世界に浸れる2時間でした。
ファンタスティックビースト鑑賞後、ハリーポッターシリーズを一から見始めました。
親作品(ハリーポッター)を見たくさせるような魅力がギュギュギュとつまった外伝作品でした。
スターウォーズシリーズをしっかりと観ておかないとついていけないだろうなと感じたローグワンと比べると、やはり軍配はこちらにあがるのでしょうか。
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