劇場公開日 2016年6月25日

「日本版 ロックオブエイジズ❓ 和製ロックは悪魔より鬼(笑)」TOO YOUNG TO DIE! 若くして死ぬ Japan Stoneristさんの映画レビュー(感想・評価)

3.5日本版 ロックオブエイジズ❓ 和製ロックは悪魔より鬼(笑)

2021年5月24日
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鑑賞方法:VOD

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クドカンは小ネタをおもちゃ箱の様に満載する人である。よってクドカンだけにクド~イ演出に度々置いてけぼりになる。原作のコミックを見てないから、どれだけ忠実なのかは言えないが以前に平成ヤジさんキタさんを観たが期待値が高かっただけに、そのてんこ盛りの演出に映像視点で嫌気がさしていまいちだったが今作は斬新なロックミュージカル風味にクドカンお気に入り元ジャニーズのジョニーデップ❓長瀬が俺しか鬼はできないでしょ❓と言わんばかりにクドカンと同じロック愛を胸に表情豊かに演技している、これ他のジャニーズじゃできないよな。脇を固める配役もだが、なにより感心なのが西洋のロックなら悪魔崇拝や堕天使になぞらえて和製ロックなら鬼や閻魔大王って訳だ(笑)そして地獄絵図の入門書的でもある❓❓

そしてなにより本作にはクドカンのロックいやメタル愛を感じる。神木が演じる主人公はAC/DC のギタリスト、アンガスヤングのもろパクりやん(笑)他にもジミヘンは左利きだの音質やギタリストの腕同士の喧嘩などわかってるなと

ただストーリー的に回想シーンが多いのは否めないが長瀬演じる鬼が現世にいた時の回想シーンが少し長すぎると感じが今回は演出の小ネタが利を得ていたのとロックのパワーと長瀬の鬼に引っ張られて退屈せずに観れたかな

ところでクドカンは本作にも出てたメガデスのギタリストの深夜番組ヘヴィメタさんにゲストで出てたよね。覚えてる人いる❓その時にギブソンのSGの赤かな❓を持って来て弾いてたけどあまり上手くはなかったな(笑)まあ今はバンドもやり上手くなったかな❓今テレビでアルコールのCMにも出てるけど、やっぱりギターがバックで映ってる(笑)

クドカンは本当にロック(メタル)が好きだよなと感じる。映画評より自分もバンドやってる傍ら興味深く音楽視点で観ていた。
これは日本のロックオブエイジズ!って事で

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Japan Stonerist