「ミラならできるかも」サバイバー odeonzaさんの映画レビュー(感想・評価)
ミラならできるかも
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爆発物関係に詳しいビザ申請審査官ケイト・アボット(ミラ・ジョヴォヴィッチ)が不審な化学者のビザ発行を止めたことから暗殺のターゲットとなる、テロに見せかけた爆弾で仕損じたら銃で殺そうとするがそれなら最初からそうすればいい、ケイトはとにかく強運でたまたま店を出ていたので爆死を免れるし、最強の闇の暗殺者(ピアース・ブロスナン)に何度も狙われても何故か助かる、たまたま車の中で年越しイベントのニュースを見て犯行場所を察知するなどたまたまが多すぎる。
友人や仲間に手助けされるがロンドン警察もまるで悪の味方、大使も政府機関もお粗末すぎる。
強運なたった一人の女外交官によって100万人の命がたまたま救われたでは心細すぎてニューヨーカーは怒るだろう。流石に心配させ過ぎたと思ったのかエンドで「政府機関はニューヨーク市で9.11以降53件のテロ攻撃を未然に阻止した」とクレジットが表示された。
只管、ハラハラさせることしか頭にないプロットだがゾンビをやっつける不死身のアリスならかっこつけのピアース・ブロスナンなんぞ敵じゃないって読めてしまうから役のイメージは怖い、とはいうものの主役がミラでなかったら成立しなかったかもしれない。
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