「地味ながらテンポが小気味いい佳作」サバイバー よねさんの映画レビュー(感想・評価)
地味ながらテンポが小気味いい佳作
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在ロンドン米国大使館の査証担当官ケイトは大使館に訪れた不審な査証申請者に気づいたことから殺し屋の通称”時計屋”に命を狙われる。職場の仲間と食事中だったレストランを爆破され1人生き残ったケイトは爆破テロリストとして大使館とイギリス警察の双方から追われる身になるが、ケイトがマークしていた不審者全員に査証が発行されていることを知り、大規模テロが実行間近であることを確信、逃亡しながら単身テロ犯を追う・・・というB級臭に満ちたかなり地味なサスペンスですが、これがなかなかテンポのよい小気味いい作品。
ミラ・ジョボビッチは万能なヒロイン役ばかりの印象ですが本作では至って普通のお役人さんを熱演、”時計屋”は最近こんな役ばっかり演じている感のあるピアース・ブロスナン。ボンドを演じていた印象がなかなか消えなくて苦労しているのか、もうあきらめているのか判断に苦しみます。
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