「女優魂」オーバー・フェンス シンドラーの手帳さんの映画レビュー(感想・評価)
女優魂
ここしばらく観てきた映画の中では、難役という点では最右翼のヒロインではないだろうかと思った。蒼井優の女優魂、これに尽きる感じがする。典型的な躁鬱気質のキャバ嬢であるが、本人も言うとおりまさにぶっこわれた、そして極めて激しい恋情、感情を持つ、もはや手のつけようがない女性である。この凄演に感化されたかのようにオダギリ、松田、満島、そして優香までが怪演の連続。久しぶりの、俳優を観る映画だと思った。
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