エール!のレビュー・感想・評価
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【3週間vs2週間】
リメイク版「CODA」を観るにあたって再鑑賞した。
この作品を初めて見た時は気が付かなかったが、リメイク版と比較してみて、フランス版の特徴みたいなものも感じた。
レビュータイトルは下ネタなので、映画を観たら分かります😁
(以下ネタバレ)
最初に驚いたのが、フランスのこの田舎の地域社会が聾唖者を、普通に受け入れている描写だった。
それに、ポーラの父親は村長に立候補して一定の支持を得るほどだ。
実は、初めてこの作品を観た時に、そこに感動していたことを久しぶりに思い出した。
そして、音楽教師トマソンは、リメーク版より、先を照らすような示唆的な発言をする。
練習とは間違えても続けること。
考えすぎないでバカになれ。
意気地なしは、自分自身もそうだったが、穴を掘って閉じこもる。
いちいち、心に刺さることを言う。
もう一つ、フランスならではと思ったのが、デュエットの選曲だ。娼婦の気持ちの揺らぎを比喩として取り上げている。
「CODA」の選曲はアメリカっぽかったし、日本の高校でも「エール!」のようなデュエットの選曲はあり得ない気がするのは僕だけじゃないだろう。
この作品は、聾唖者が健聴者の子供を持ってしまう葛藤に思いを馳せ、そして、誰かが誰かを支え、励まし、そして登場人物のほとんどが成長するのを見守る物語だし、ストーリーを素直に楽しみたい作品だとも思うが、フランス社会の良さやユニークさなども垣間見られて興味深い物語だった。
コーダから流れてきたけど、やはり泣ける
「コーダ あいのうた」のモトとなった映画
やっぱり素晴らしい🎵
ゴーダのリメイクが進化したのなら、日本のリメイクがどうなるのか‼️❓
【”耳が聞こえないのは、個性だ!”この素晴らしき作品があり、「Coda あいのうた」が生まれた。映画の正のサイクルを再認識した作品である。】
ー 映画って、優れた作品ほどリメイク作品が生まれるよね。私は、オリジナル作品と、リメイク作品を比較する積りは毛頭ない。
それよりも、国境を跨いだリメイク作品が、脚光を浴びる事は素晴らしいと思うんだよね。ー
■フランスの田舎町で酪農を営むベリエ家は、高校生のポーラ以外、両親も弟も耳が聴こえないが、明るい家庭を築いていた。そんななか、ポーラは音楽教師に歌の才能を見出され、パリ行きを勧められて胸を躍らせるが、彼女なしでは生活できない家族に反対され…。
ー ほぼ、「Coda あいのうた」と同じ設定である。
違いはベリエ一家の稼業が酪農を営んでいる事と、兄弟設定が少し違っている事であろう。
あとは、ポーラとデュエットするガブリエルとの関係性かな・・。-
・仲良し一家のやりとりに笑い、互いを想う絆は沁みる。
我ながら、ほぼ同じ設定の映画で、ほぼ同じシーンで涙している。
パブロフの犬のようであるが、それはオリジナル&リメイクの脚本及び演者の力であろう。
10cc程、涙が出たよ‥。(男だったら、分かるよね・・。スイマセン・・。)
・「Coda あいのうた」と今作の評点が、少しだけ違うのは、映画館と配信で観た事と、私がフランス語に精通していないため、ミシェル・サルドゥの”愛の叫び”が「Coda あいのうた」で歌われた、ジョニ・ミッチェルの”青春の光と影”の歌詞のように琴線に響かなった事である。
ー つまり、私の責任です。-
<映画って、素敵な作品がキチンとアレンジメントされ、昇華されていくサイクルが素晴しいなあ、と思った作品である。
オリジナル版には、当然良さがあり、リメイク版にはリメイクならではの素晴らしさがあると思うのである。
最近観た「ゴールデンスランバー」や、少し前になるが「SUNNY 強い気持ち・強い愛」なども、オリジナルとリメイクを見比べると面白いモノだなあ・・、と思うのであります。
繰り返しますが、この素晴らしき作品が有って、「Coda あいのうた」が生まれたという事実は、素晴らしき映画の正のサイクルだと思います。>
純粋にシャンソンとして歌えば良いのに
夢、勇気、家族愛、恋、友情、師弟愛
子供からの家族への思いやり
子供からの家族への思いやり、長女としての使命。
私もいつも感じています。
親にわかってもらいたい自分のやりたいことは、裏切り行為ではない。
そんなことは思っても、重苦しさはなく、見られるのは自分自身は思慮の浅い人間だからでしょうか。
毒親
家族愛っていいね
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