劇場公開日 2015年10月31日

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「ポーラ役の抑制の効いた素人感がリアリティを与えている」エール! momokichiさんの映画レビュー(感想・評価)

4.0ポーラ役の抑制の効いた素人感がリアリティを与えている

2022年2月21日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD

泣ける

楽しい

幸せ

何年か前にたまたまTV?で観て、超感涙した映画。「コーダ」というリメイクがいま上映されていることもあり、この期に家族とアマプラで観てみました。
初見&何の期待もなしに観た時と比べると、さすがにインパクトは薄れた。なんせストーリー知っているからね。 でもオーディションで観客席の家族に手話を交えながら「僕は行くよ。羽ばたくよ。」と歌う姿には涙腺崩壊! やっぱ素敵です。

・学校の発表会のシーンで、耳が聴こえない立場にたったシーンがあった。
もう、無音なのですよ。(遠くの方で微かに何か聞こえてる感じかな)。あー、こんな世界なのかあと知ることができた。歌、わからないよなあ。

・弟がいい味だしてたことを再発見。深刻な場面で「じゃあポーラの部屋をくれ」と言って怒られたり。ポーラの彼が来た日にはこっそり写真。父親に似て女性に積極的だし。ポーラが旅立つ日には荷造り手伝ったりバックを運んであげたり。いい弟であるところが醸し出ていた。

・黒い子牛に「オバマ」って、、。

・家の外観、内装やインテリアの素敵なこと! 特に両親の寝室の壁紙。いいわあ。さすがフランス!

・先生素敵!オーディション場面でわざとピアノ間違えて止めてポーラに声掛けする場面なんてほんといい。

・両親が情熱的でラブラブ。 〇〇の病気になり病院でポーラを介して先生の話を聞くシーンは爆笑。3週間は待てないのね(笑。
まったく、引け目をもっていないのがいい。「耳が聞こえないことは単なる個性だ」と。堂々と人生を謳歌している!

・ポーラ役の娘は素人感がでていて、それがわざとらしくない抑制の効いたリアリティを映画全体に与えることに成功している。 周りとのバランスが最高で奇跡の配役だった。

※一緒に観た家族は「選挙どうなったのよ」「シミをばらしたのは誰なのよ!」とモヤモヤしていたが、そんなことは気にしない、気にしない。

momokichi