探偵ミタライの事件簿 星籠(せいろ)の海のレビュー・感想・評価
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やっぱり2時間じゃ…( ´ ・ω・ ` )
幾つかの事件が上手いこと一つに繋がっているんだけど、全体的に話の内容が浅く感じて(´-﹏-`;)
何より、吉田栄作さんを最初見た時「吉田栄作?」ってくらい急激に老けててビックリしちゃった(⊙.⊙)
玉木宏さんと広瀬アリスさんの舞台挨拶付き上映に行ってきました!アリ...
玉木宏さんと広瀬アリスさんの舞台挨拶付き上映に行ってきました!アリスさん、やっぱ可愛いわ(^ー^)ノすずちゃんと並んでブレークするんちゃうー。作品はちと展開早過ぎて(^◇^;)でも、見応えありました。このコンビでシリーズ化大歓迎なんやけどねー!
見た目は立派だけど編み方は随分粗い籠
とある一家3人を襲った猟奇殺人事件、
海岸に流れ着いた6つの身元不明死体、
漁師が語る海竜の目撃情報、江戸時代の文献に
記された『星籠(せいろう)』という謎の文字……
数々の難事件を解決してきたという脳科学者と、彼の活躍を追う雑誌記者のコンビが、
一見バラバラに見えるそれら事件の真相を紐解くというミステリー作。
探偵御手洗潔シリーズはこれまでに28作が刊行された、
累計発行部数550万部超の大ヒットシリーズらしい。
……“らしい”と書くからには、まあね、原作未読です。
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玉木宏の理性的かつ飄々とした感じは天才肌な探偵役にはピッタリだし、
奇怪な事件を大喜びで追い掛ける猪突猛進ガールな広瀬アリスも可愛く魅力的。
冒頭、ホームズばりの観察眼を見せる冷静なミタライとハイテンションな小川のコンビに
「これ、面白いコンビものになるかも」と期待が高まった。
のだけどねえ……。
最終的な印象としては、
二人のどちらも事件を解説するだけの役割に終始してしまい、
このコンビの面白さは際立たなかったと感じた。
まずミタライさんは頭は切れるし冷静だし人道的で最
良の選択もする。
けどさ、ミステリーの主人公って、やっぱり完璧過ぎてもつまらんのよ。
コロンボ、金田一耕助、杉下右京みたく、ちょっと抜けてる所が欲しかった。
探偵と助手、お互いがお互いに影響を与えるようなシーンも無いしね。
せっかくコンビを組ませるならそこで化学反応を見せなきゃ物足りない。
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だけどそれ以上にこのミステリーがよろしくないのは、
事件の繋がりを追うことばかりに躍起になって、登場人物の
心情についての描き込みがおざなりになってしまっていること。
歴史ロマンと郷土愛と社会問題と猟奇殺人、それらが一本に繋がる
シナリオのアイデア自体はブッ飛んでて面白いと思うし、福山の港の
ブラタモリならぬブラタマキな知識についても“へぇ~”と興味津々だったが、
個人的にミステリーでいちばん大事だと思うのは、トリックやロジックよりも動機。
事件を引き起こした、あるいは事件に関わった人間の心理である。
あの人はあの人に利用されてどう感じたんだろう?とか、
あの人とあの人の過去の繋がりが弱過ぎて説得力が無いとか、
事件の真相をミタライと小川はどう受け止めたのか?とか、
登場人物どうしの心の繋がりをしっかり描けば
この物語はそれなりに感動的になったのかもしれないが、
作り手は詰め込み過ぎた事件のピースとピースを
繋ぎ合わせるのに手一杯で、心情描写に気が回っていない感じ。
お陰で最後の、故郷の海への想いに繋がる流れも取って付けたような印象に。
シナリオ上の不満についても言及しておく。
物語上で使い勝手が良いからって○○○○○の
人々ばかりを小悪党扱いするのもどうなんだ。
アレをやってる日本人だって大勢いるじゃん。
黒幕がその場の思い付きでやったというアレも、
咄嗟にあんな大それた事しようなんて考え付く?
それにいちばん突拍子もない海竜の謎も、重要な
アイデアの割にはメインシナリオとの関連が希薄。
最後も……突っ込む必要無かったんじゃ……。
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以上。
設定だけは面白そうなシナリオとコンビだっただけに、
心情描写やディティールの粗さが非常に残念。
イマイチの2.5判定で。
<2016.06.04鑑賞>
ついに映画化!
原作の小説『星籠の海』は読了していて、この映画を観ました。
福山市制の記念映画としては、原作はちょっと過激?というか、映像化どうするの?!と思っていた部分について、設定や内容を大きく変えながらも、なるべく大意を損なわないように制作されている印象です。
その変化は原作からみると大幅な変化なので、「あの人がこうなったの?!」とか「この人は、あの人とあの人とあの人を合わせた設定だな」などと思いながら観ていました。
そのため、原作を読んでいても、最終的に一体どんな風になるのか分からない部分もあって楽しめました。
残念だったのは、2点。
広瀬アリスさん演じる編集者は、ルックスは申し分なく愛らしいです。ですが、御手洗の天才さを引き立たせるだけのうるさい女の子になってしまったのが残念でした。
見た目とのギャップ、あるいは心根の良さを持たせたキャラクターで御手洗の相棒を務めたら、もっと魅力的だったのに・・・と思いました。
もう1点の残念な点は、今回の首謀者についてです。
原作では、御手洗が対峙する巨悪であり、殺害された人たちもそれに関連する、あるいは巻き込まれる形で消された人ばかりでした。
ですが、映画では首謀者の行動に必然性が見出せず、矮小化されてしまった印象です。
しかしながら、魅力的な俳優陣、美しい広島の風景、哀切溢れる事件の真相は、御手洗らしい魅力を持った映画です。
エンディングの映像も、ロマンが溢れていて気に入りました。
残念…
御手洗ファンで原作の星籠の海も読んでおり他の作品も大好きなので石岡君が出ないなんて… (T T)
原作を2時間に圧縮するので物足りない部分もありましたが景色など映像が楽しめて良かったです‼︎
次回作も楽しみにしてます‼︎
破綻
原作未読
最早最初から事件の全容がわかっていなければ成り立たないレベルの推理力と言動の主人公。口が軽くまだ見えるはずもないことをぽろっと口にし、聞かれるとまだパズルのピースが揃っていないって…物語の早送り役というところか。
そしてご都合主義満載を超越して筋が通らず破綻している事件の全容。
これが本格ミステリー?
テンポは悪くないけど、脚本が悪いのか演出が悪いのか原作が悪いのかチープ過ぎる。
面白いストーリー
星龍の由来、なるほど*・゜゚・*:.。..。.:*・'(*゚▽゚*)'・*:.。. .。.:*・゜゚・*
ストーリーがパズル仕立てで、見ていてスッキリします。
面白い映画ですが、よくを言えば、大どんでん返しが欲しかった。
それにしても広瀬アリスさんの表情が、やっぱり、姉妹だと実感できるくらい似てました。(笑)
ぜひ続編見たいです。ミタライさんが困るくらいの難事件で。(笑)
御手洗探偵シリーズ星籠の海
玉木宏さん曰く、上質なミステリーです。本当に面白い内容です。
緊張感有り、サスペンス有り、でもほんわかと心温まる本編です。
皆さま、是非、劇場の大スクリーンで鑑賞して下さいね。
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