「『生きる』のか『生かされる』のか。」シャーリー&ヒンダ ウォール街を出禁になった2人 好きこそモノのヘタレなれさんの映画レビュー(感想・評価)
『生きる』のか『生かされる』のか。
「人生を『生きる』のか『生かされる』のか」を考えさせられた一本。
この映画に正解は無い、ただ老いてなお現状に疑問を持つ、人の飽くなき好奇心がここにはあった。
日常に溢れるナアナアを良しとは出来ないご老人の活躍。
と見れば綺麗な話だが。
老いて故の自由の利かない現実。
子供達世代の現状を生きるだけで現実には精一杯な実情。
それでも現役を退いてもなお現状に疑問を持ち、積極的に社会に関わろうとする姿勢は。
人が「家畜でありたく無い」と思うなら、本当に大切な事だと思う。
そんなところも含め、いろいろな点で考えさせられた作品。
おばあちゃん、あなたも知らずと今の世の中の有り様に片棒担いでたんだよ。
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