ゾンビーバーのレビュー・感想・評価
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出オチ ※深刻なネタバレはなし
いっっちばん最初に出てくる文字が『医療廃棄物処理施設』。はい。もうおわかりですね。っていう始まり方が正にこういうお馬鹿ムービーって感じで逆に良い。こんなわかりやすい始まり方!清々しいぞ!!
で、次の瞬間、鹿を轢き殺し、「害獣だ!」。
ゑ…?
鹿ってアメリカでは害獣なん??あと、初っ端から臓物すげーな。
いやもう、次から次と訳わからん内容と笑えないギャグ(?)が押し寄せてきて、目が点…
動物好きな人にはお勧めしません。ディ○ニーランドのローラーコースター脇にあるちょっとリアルめのぬいぐるみですか?というクオリティの動物達ですが、結構残虐だしグロい死に方します。
2014年と割と最近の作品ですが、この映画に出てる俳優陣、その後誰も売れてないんだな…演技は結構良かったと思うんだけど。
GyaOで無料配信してたので視聴しましたが、結構迫真だったと思います。ビーバーのぬいぐるみが安っぽくてむしろ愛しくなるレベルだけど。
あとちらほら書いてる人いたけど、エンディングのゾンビーバーソングが緩くて何か好き。
下ネタ、セックスシーン、トップレスあり、ペット殺害あり、そこまでリアルではないが内臓や皮剥ぎグロありなので、エログロに耐性のある方向け。GyaOではR15+でした。
虫は本編にはなし。エンディング後のオマケでちっこい蜂のみ。
あらすじ
大学の同じ社交クラブに所属する悪友メアリー、ジェン、ゾーイの3人は、恋人の浮気が発覚したジェンを励ますために週末、自然に囲まれたメアリーのいとこの家を借りる。近くにある湖にはビーバーのダムがあったが、興味本位で近付いてみるとビーバーの姿はない。近辺をうろついていると、地元の狩人に見咎められ「ビーバーに近付くな」と忠告されてしまう。白けた3人は家に戻るが、夜になると3人の恋人達がゾーイと結託し勝手に家に侵入、結局6人で泊まることになるが、バスルームに暴れ狂うビーバーが現れ…
とりあえず言いたいのは、ジェン以外みんな馬鹿でクズ。男共は全員馬鹿でそこそこクズだし、女3人の中でゾーイも突出しておもろいんだけど、突出して馬鹿で嫌な奴。笑
メアリーもクズだけど、メアリーとジェンだけならこんなことにはならなかったんだろうな…ゾンビーバーが家に侵入しようとした時、2人がチクチクチクチク包丁でビーバーの顔を刺してるのが何か笑える。
そして突如始まるもぐら叩き。ビーバーの頭をハンマーで優しくトントン叩くメアリー。なんじゃこりゃ。おもろすぎだろww
ゲンナリさせてくれるオチで、酒飲んでくだ巻きながら見るような映画です。
流石に下品だしエログロだしで子供には見せられませんが、モンスターパニックものとブラックコメディが好きな人なら楽しめるのではないかなーと。
アメリカらしい雑な味付けがまた笑いを誘う、B級としては出来の良い映画でした。
NGシーン見ても皆楽しそうだし、この俳優陣売れて欲しいなー。
ただ、ラストが自分的ガン萎えポイントだったので★半分減らしました。最後の最後でごっつい溜息出たわ…
ビーバー・フィーバー
こういうの好き!ゾンビーバーの造形が明らかにB級だよ~ってのを狙ってる。真面目に不真面目といったコメディ路線の一応ゾンビものでした。これでリアルな動きのビーバーを登場させたら面白くないはず!
ASHWOODという地名、トラックの運転手たちがまず笑わせてくれて、主人公らしき女子ジェンが恋人の浮気で落ち込んでいる。この子は絶対に最後まで生き残るよな・・・てのを見事に覆してくれた。セックスするカップルが最初にやられるのはホラー映画の定番。だから浮気を怒っている女子は大丈夫なはずなのに・・・
脱いでる女子はゾーイだけ。他の二人はギリギリ脱がない。そして、メアリーが友人を慰めようと企画したはずの女子会なのに、浮気の相手はメアリー本人。何となく途中からわかった。そんなメアリーとジェンが包丁でグサグサやるシーンが結構可愛かったりする。
ビーバー、犬、クマ、とにかく動物がゾンビ化したら無茶怖いはずなのに、これだけ笑わせてくれるのなら大満足。あぁ、鹿もいたね。そして『ザ・スイッチ』にも書いたようにビーバーは女性器の隠語だったりするので、この映画もその辺りからの発想で生まれたんでしょうね。
これは暑い夏にビール飲みながらエアコンでガンガン冷やして観たい作品。もちろん、エアコンは○ー○ーエアコン!伏せ字に意味ないか・・・はぁ~ビバノンノン♪
あなたも今にビーバーになる
ゾンビのビーバー、ゾンビーバー‼︎
もちろん原題もZombeavers‼︎
田舎町に遊びに来た女子3人組。
男問題など色々あるけど、この旅行中は男もケータイも禁止!
水着で湖へダイブ!もう水着なんて着てられない!
はしゃぎまくる無防備な彼女たちが見つけたのは、怪しいビーバーダムとクマと助けてくれた見知らぬおっさん。
その夜、彼女たちの彼氏や元彼たちが押しかけてきてまさかの乱交パーティー、一カップルだけ気まずい状況。
そんな時にゾンビーバー登場!
お風呂の中からこんにちは♪
さあ!どうする⁉︎
もうね、ツッコミどころしかない。
あまり面白くはないけれど、こんなのを作ってくれたことに感謝。
ということで、以下全てツッコミ。記録用なんでご容赦ください。
・到着してすぐ、犬(ゴズリング)に向かって一言
「リスでも殺しておいで」
・ゾーイの脱ぎ損感。
何故1人だけ脱いだ?何故他の人は脱がない?
(ちなみに、これ以降も脱ぎそうになってもゾーイ以外は頑として脱がない。)
・クマに見つかった瞬間、胸隠すのがツボ。
・ポップコーンのポップって結局何なの?
・ポップコーンでホームランごっこすな。(しかも卓球ラケット、何故そこに?)
・ゾンビーバーが現れたと聞いた男子、
「いい考えがある 捕まえて飼おうぜ」
・1匹目のゾンビーバーの声の煩さ。(イヤホンだったんで)耳ちぎりれるかと思った。
なんでこいつだけこんなに音割れしてんの笑
・足噛みちぎられて、「止血しなきゃ」って言ってるけど、血止まってんじゃん。
・ゴズリングを囮にしたことは一生許さない。
・木を噛みちぎって道塞ぐという遠隔攻撃。知能あり過ぎ。
・いや、包丁の刺し方!
・beaver fever 語呂ええなぁ。
・ついに人にまで感染。
1番ならなそうな人が一番最初にゾンビーバー化。
いつ噛まれたん?
・ゾンビーバー化したと分かった瞬間、知り合いに向かって「くたばれクソババア」は酷過ぎやろ。
・いや、モグラ叩き!
・あの状況でいきなりNTRセックスは草。
・ゾンビーバー、体が燃えた瞬間あからさまにカーテンの方に行って火事にしようとしてる。
ゾンビのくせして知能高い。
・元彼のアソコ最初に狙いに行くとか、やっぱり知能高すぎる。
・あれ、いつ間にパンツ履いたの?
・ゾンビーバー化したその顔で猟銃構えんなや。
・「元々嫌いだったの」と突然の告白。
・だから、いつ噛まれてたのよ?眼鏡ちゃん。
・おお!やっぱりおっぱいが勝つ!
脱ぎ損じゃなかった。1人だけ脱いだ甲斐あったね。
と思ったら胸糞エンド…
・ということは、全部トラックの二人組のせいじゃん。
汚染物質落っことしたのも、前方不注意で鹿轢いたのも、最後は最後で人轢いたのも。
・映画の展開全部教えてくれるED曲、何気に好き。
・エンドロール後の映像、蜂ってことは…
次回作はzombee(ゾンビ×蜂)ですね⁉︎
一応主人公っぽい女の子、何気に好きなんで生き残って欲しかったっす。
お付き合いありがとうございました。
結論、ゾンビーバーはゾンビじゃないです。
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自宅にて鑑賞。可愛らしいタイトルコールから始まる。女性を含めた登場人物達のひたすら下品な会話の応酬に加え、内容もお下劣。CGに頼らないアニマトロニクスを多用したクリーチャー達。手垢の附いたステロタイプなお噺乍ら、ヒロインを逸早く殺したりする意外性あり。週末過ごすだけなのに水着を複数持参している女性陣に違和感。NG集の後のエンドクレジットとそこで流れるN.アマド唄う主題歌が佳いが、その後も拡散を暗示するシーンへと続く。最後迄人を喰った様な作りだが、大勢でワイワイし乍ら愉しむべき作品であろう。40/100点。
・劇中内では、人:10人、犬:2匹、鹿と熊:それぞれ1匹ずつが死んでいるが、クロージング・クレジット(スタッフロール)の最後近くに、このテの作品ではお約束の動物達には危害を加えていませんとの断り書きがあった。
・“メアリー”を演じたR.メルヴィンは製作中、(共同)製作者のT.ザジャロフと交際していたが、本作完成後に別れたと報道された。
・鑑賞日:2016年4月4日(月)
Beaver fever? 意外と楽しめるゾンビーバー
うん、オヤジギャグ的な題名を思い付いて内容を考えたような典型的なB級作品です。でも、いかにもヒロインだった女の子がゾンビーバーになったり、早々死にそうな女の子が最後まで生き残ったりとホラー映画の不文律を外してきている所は好感を持てます。
予算が少なそうな感じは否めないですが、CGを使わずパペットで頑張ってる所も良かったですね。タイトルからしてホラーを期待する人はいないと思われますが、普通にコメディとしてそこそこ楽しめました。エンディングの曲が妙に良かった!!
マペットに必死感。微笑ましいです(笑)
ホラー映画にも色んなジャンルがありますよね。
・スラッシャー
・ゴア
・心霊
・ゾンビ
・生物パニック
・サイコスリラー
・モンスター
・オカルト
本作で新たなジャンルができました。
"ラブリー・パニック"
あのー「ゾンビーバー」ってゴロで勝負しようとしてない?って突っ込みはご遠慮願います(笑)
冒頭、軽トラックを運転してる男2人。荷台にはドラム缶が積んである。運転手は携帯を弄りながらよそ見。
助手席の男「おい、目の前に鹿がいるの見えてるか?」
運転席の男「見えてるよ」
で、ドーン!
鹿と接触!
肉片が飛び散ります。その衝撃で荷台のドラム巻が、近くの湖にゴロゴロ……。
因みに本当に鹿と接触したら、フロントガラスはバリバリで、ボンネットはぼっこりいきます。あ、因みついでなんですが、
「ワンちゃんは家族の一員!?」
どなたかのペットを轢いた時、ご自身の自動車保険の対人賠償保険、対物賠償保険、どっちで対応すると思います?
ワンちゃんは、家族の一員ですよね!?
でも、保険では対物賠償保険で対応します。つまりペットって"物"なんです!酷くないですか?家族同然なのに!?
……あ、すみません!話を戻します。
安心してください。
こんな雑談しながら観ても、十分理解できるストーリー展開です。
今の私の寄り道で、以下のシーンをスルーしてるかも知れませんが、大丈夫。話には十分についていけます。
1)湖で釣りをしてた少年が何かに釣り竿を持って行かれる。
2)意味なく下ネタトークをする老婆。
3)話に全く関係ない間合いでトップレスになる3人。
4)やっぱり人間よりいい演技をするテリア犬。
5)"あんな奴よりいい男いるよ"ってもう何万回も聞いた全く根拠のない励ましをする女子達。
おい!トップレス見逃したじゃん!って方。大丈夫。これから下流へ下流へ話は流れますから。
普通のメアリーがシャワーを浴びようとすると、巨大なビーバーがバスタブに!立派なげっ歯をむき出しにして、襲いかかります!
キャー!! キャー!!キャー!?って。
あの、本作はビーバーに対してCGを使っておりません。時代に逆行して、寧ろマペット感を前面に押し出しております。
なんかモフモフして怖くないけど、そこはテンションでカバー!
思いっきりバットでガツ、ガツ、ガツ、ガツ!撲殺です。
何故かこの映画、凶器はほぼバットです。
そしてビーバーの死骸を、ビニール袋に入れて家の外に放置。
しかし明朝、ビーバーは血の足跡を残して消えていた!
微笑ましいです。
マペットに対しての必死感。
微笑ましいです。
でもここから、ここからですよ!ここからゾンビーバーVSチームお馬鹿の戦いになります。ゾンビーバーの殺戮が始まりますよ!
でも絶滅危惧種の筈なのに、ビーバー達は異常な多さです。
そして死にません!ゾンビだから。ゾンビーバーだから!
すみません。断じて"ゾンビーバー"って言いたいだけで、本作を制作したわけではありません。
だって制作陣の中に"クリス・ベンダー"がいますから!
クリスと言えば、「ハング・オーバー」シリーズ、「なんちゃって家族」などコメディ映画を沢山プロデュースしてる方ですよ!
こうして、一人、一人、げっ歯の餌食になっていきます。
ビーバーに噛まれると……、えっと、その、勿論ビーバーに変化します!
立派なげっ歯がにょきにょき生えてきて、大きな平たい尻尾が生えてきます。そんなゾンビーバー化したジェンが、男子を襲う姿が、キャー!キャー!キャー!?って。
もー、平たい尻尾をバンバンさせるアップばっか止めて!わざとそこだけズームも止めて!
笑わす気満々ですよね!?
メアリーが男子と二人っきりになって、でもビーバーに噛まれてて、ゾンビーバーに変化するんじゃない?脱いで!噛み跡ないか脱いで!って、で、メアリーもないか脱いで!ってなって、Hへと流れる。ええ、下流、下流です。いいです。その流れ方がいいです。
が、しかし、ゾンビ化した女子が男子の股間に!
ゾンビーバーのげっ歯がコンセントを噛んで、漏電!
ロッジ炎上!
ベタな展開を見せる本作ですが、普通、そこそこ可愛い、むっちゃ可愛いエロい。この3人の女子のうち、誰が生き残るか、最後の最後まで分からない。お約束をちょいちょい外してくるのが、堪りません。
そうなんです。キャンプ、SEX、惨殺、馬鹿ップル!80年代B級ホラーをなぞりつつ、またオマージュでノスタルジックが止まらなくさせて誤魔化すんでしょ?って思う、私の後頭部を"やんわり"と跳び蹴りしてくるんです。
そう、忘れてませんか?冒頭の男2人を。綺麗に伏線を回収するんですよ。
よっ、お見事っ!
思わず拍手してしまいました。
2014年アメリカで予告動画が公開され、4~5日で再生回数が100万回を越えた本作。やっと日本でも公開されます!
「ピッチ・パーフェクト」「MR.タスク」そして本作。私が気になった作品を、ちゃんと拾ってくれる武蔵野エンタテインメントさん(インターフィルムさん)、本当にありがとうございます!
そしてエンドロール、絶対に観てくださいよ!
NG集、そして何よりテーマソングが素晴らしい。
っていうか、本当にホラー映画の舐め方が群を抜いています。
もうー、笑わす気満々なんだもん!
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