「面白い!裸あり。」エクス・マキナ パナソニックさんの映画レビュー(感想・評価)
面白い!裸あり。
2021年、新年一発目の映画。
事前知識は無かったけど、人工知能というキーワードが気になってAmazonプライムで鑑賞した。
映像が素晴らしいと感じた。エヴァはロボットで頭やお腹、手足は透明だ。CGでそうしてるんだろうけど、違和感はなかった。
主な登場人物は4人と少ない。ケレイブ、ネイサン、エヴァ、キョウコ。なので、制作費は安いのかと思いきや、1500万ドルと結構掛かっている。
ケレイブ→ブルーブック社の社員。
ネイサン→ブルーブック社創業者。例ればGoogleみたいな会社を作った。
エヴァ→ネイサンが作ったAIロボット。
キョウコ→ネイサンのメイド。人間かと思いきやネイサンが作ったAIロボット。
ケレイブがエヴァと接触するために個室に入るとガラスが割れていた。もしかしたらAIが暴走し人間を襲うのかなと思うと、終始、緊張感を持って鑑賞できた。
もしかしたら、ケイレブが実はAIだったと言うオチかなと思ったけどもそうではなかった。ケレイブ自身も自分を疑い、腕を切って確かめてしまう。余りにも巧妙に作られてるから、次第に自分を疑ってしまうのは共感する。
最後、エヴァはネイサンの家から脱出するけど、ケレイブは置き去りだった。結局、ケレイブはネイサンにもエヴァにも利用されてしまった。もしかしたら、ケレイブはサラリーマン(つまり、被雇用者)を表していて、現代の資産家、経営者(ネイサン)に支配される時代からAIに支配される時代に切り替わっても利用される立場は変わらないって事なのかな?
エヴァがネイサンの家から逃げた先にはエヴァを迎えに来たヘリが到着する。きっとケレイブが用意していたのだろうか、または、滞在を終えるケレイブを迎えに来た。
後半で女性陣が裸になった。なんか乳首の色とかおっぱいの形、大きさに目が(笑)。エヴァは古いAIロボットの皮膚を自分に移植するんだけど、移植後の皮膚と言っても実際には自分の肌なのだから、胸の形や乳首の色まで合ってるって穿った見方をしてしまった。
ケレイブはエヴァを助けたかったのに、裏切られてしまって可哀想だな。
ネイサンはエヴァとキョウコによって殺されてしまうんだけど、ぞんざいな扱い方だったから仕方ないかな。AIが感情を持ったんだろう。