「風にそよぐ草」ボヴァリー夫人とパン屋 ヨッシーさんの映画レビュー(感想・評価)
風にそよぐ草
クリックして本文を読む
フランス映画らしいファンタジックな現代劇。
グザヴィエ・ドランの映画なんかにも言えるけど、あの雰囲気の中に普通にスマホが出てくるのがとても面白い。
ジェマ・アータートンの絶妙なバランスの美しさがこの映画を見事に作っており、周りの男どもが彼女に執心するのもわかる。
最後は男どもを翻弄し続けたジェマがほとんど男どものせいでしょうもない死に方をしたのも、とてもフランス映画らしかった。
一つ残念なのは、原題はただのジェマの名前なのに、邦題でパン屋を付け加えたこと。
「ボヴァリー夫人」だと色々と問題はありそうだけど、パン屋を強調して意識させるのはなんか違うと思った。
作品は素晴らしかっただけに。
コメントする