ちはやふる 上の句のレビュー・感想・評価
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すごくよかった
広瀬すずちゃんのような美人はあんまり好感が持てないのだけど、この映画のすずちゃんは自分が美人であることをなんとも思っていない、それよりカルタだという感じがすごくよかった。ピュアな向上心の塊でまばゆかった。
机くんが弱いのに敵の強い人に当てられるところは、高校の時剣道部で、弱いのに大将で試合に出させられたことを思い出した。机くんほどきちんと取り組んでいなかったのでそれほど悔しくなく、泣くほどのこともなく、泣く資格すらなかったけど、嫌だった。しかしオレの場合は相手高校も弱い人を大将に出してきていて、明らかにオレより弱かったのだが、どうしても勝ちたい気持ちにならずなんとなく隙を作って負けてしまった。病的なほど闘争心がない。闘争心を持つことで負けた時に嫌な感情が沸き上がるのを事前に予防しているのだろうか。
メガネ君のメガネを隠したエピソードもすごくよかった。淡い恋心とか、そのような心の奥底を混ぜ返されるような感じがたくさんあった。
丁寧な展開のストーリーの特に部員を集める辺りは本当に面白くないと思って見ていたのだが、仕掛けと構成が上手で楽しく見られた。
あと1年生で、しかも初心者がいるのにあんなに強くていいのかなと思った。
下の句も楽しみだ。
ちはやはちはや
1日で2本、上の句下の句連続で鑑賞しました。
原作は12巻までしか読んでいません。
ある程度の設定などはわかったうえで鑑賞したので、内容にわからないようなところはなかった。都大会出場してからその結果までを描いていた。漫画を少し削ったくらいの内容で、問題は何もない気がした。
広瀬すずに千早のイメージがなかったんだけど、見ていると、これが広瀬すずのちはやふるになっているように思えた。いや、良かったってこと。俳優陣がみんな良かったなぁ。映画は映画ですごく面白い内容でした。
みんなに勧めたい
配役がいい、役者がいい、脚本がいい、全てが素晴らしい映画。
原作はもちろんのこと、アニメ版も最高だったが、映画版もそれに劣らず素晴らしい出来!
製作者に恵まれているのか、原作自体が持つ軸がしっかりとあるからなのか、少しの改変では全くと言っていいほど、違和感がない。
映画は、漫画やアニメとはまた一味違う楽しさもある。太一を中心として、太一の成長物語として完成されている。子供の頃の卑怯な行いにより、神様に見放されていた運命を、自分の意思で変えていくストーリーが非常にうまく構成されている。神=ちはやふる=ちはや、と考えれば分かりやすい。
今年邦画の中でも、トップクラスの面白さ。みんなに勧めたい。
原作は読んでないけど。
ちはやぶる上の句、観てきました。原作は読んでいません。青春ど真ん中な映画です。キラキラしていて、すずちゃんは可愛い。仲間やチームの結束に涙するシーンも沢山あります。
が、気持ち的には、なにか物足りない感じです。いや、内容もみっちり詰まってるし、楽しませる工夫もこれでもってくらい入ってます。
文句ナシのストーリー。
というのは多分、まだ上の句では出番の少ない、あらた君の活躍が無いからでしょうか?
下の句に期待します!
タイトルなし(ネタバレ)
先日、友人と観てきました。
私も友人も原作やアニメがすごく好きなファンです。
私個人としては正直なところ、キャスト発表や予告編公開時点では
「キャストがなんかしっくりこない(部分的にはハマるけど、全体がハマる感じは…」
「予告編なんて、良い場面を繋ぎ合わせたプロモーション作品だから、引き込まれるのは当たり前。本編全体もそうだとは限らない。」
と思っていました。
しかし、ここ等の前評判が良かったこともあり、半信半疑で鑑賞に至りました。
鑑賞後の感想は、私も友人も
「期待・予想以上に、本当に良かった!」
導入部では若干突然なコミカル感があって、え?大丈夫?と思いました。
しかし、鑑賞を進めていくにつれて
「あ、千早がいる。太一が、新が、皆がいる。ちゃんと、ちはやふる、だ。」
と感じました。
外見や体格からだけではなく、役者さんの心が、ちはやふるの登場人物になっているのだなと。
個人的には、大江奏ちゃんとヒョロくんが最も原作の再現度が高いと思いました。
競技かるたは、世界観の説明が丁寧で、随所にアニメーションがありアニメ版がオーバーラップしました。
またかるた部の奮闘シーンの数々は、競技経験者もそうでない人も共感出来る、原作を踏襲した心理描写になっていて、とてもグッときました。本当、泣きそうになりました。いや、泣きました。
全体としては、原作のストーリーとは違う点も多々ありましたが、テンポや話の流れが自然で、下の句に続くようによくまとまっていた印象を受けました。
実写化コンテンツは、登場人物や内容の原作再現度が低くクオリティも低いという考えは、私も持つ派ではあります。
しかし、事前情報からの先入観で判断するより観てから作品の良し悪しを判断すべきだな、と今回の鑑賞を通じて思いました。
この作品は、原作ファンでも十分に感情移入出来る作品だと思います。
まだ、鑑賞されていない方には是非観ていただきたいです。
私も友人も「下の句絶対観る!」と言っています。
原作の大ファンです
原作の思入れがかなりあり、映画化にあたり、かなり不安がありながらの鑑賞です。
結構キャラの性格が変わっていましたが、そこまで違和感もありませんでした。
時系列と場面を無視して、原作のいいとこ取りシーンをかき集められたので、飽きずに見れました。(あのシーン、本当は原作ではもっと先の場面のシーンでやるのに、など)
原田先生の、原作通りの言葉やオリジナルの言葉はグッと来て良かったです。
新のキャラがやや気弱な感じで少し物足りなかったですが、太一役の野村さんの試合でのかけ声は、太一っぽくカッコよかったです。
そして何よりも
千早役の広瀬すずちゃん、かるたしてる時に、千早が笑いながらかるた大好きって顔のシーン、千早その物です!(たぶん下の句での登場かな?)
下の句も見に行きたいと思います。
涙
凄く良作な青春映画であった。
広瀬すずのネームバリューが先行しがちかと思っていたが、なんのなんの、しっかりとサイドストーリーを盛り上げてくれてた。
とてもとても、ハートフルで丁寧に紡がれていく皆の気持ちをずっと追える。
恋と
直向きさと
悔しさと
切なさと
努力と
笑顔と
涙と
原作の良さもさる事ながら、広瀬すず自身の魅力も加わり、いつしか、涙が溢れてた。
マイナスは朴訥さが足りなかったと思えた事。新は…アニメの雰囲気を塗り替えられなかった。残念だとは思ったが、下の句では、さらなる成長を遂げているのかもと思える。
広瀬すずも良かったけど、和好きのお嬢さんが、非常に上手く、広瀬という太陽に照らされる向日葵のような…決して霞む事なく堂々と咲いていた。
広瀬すずの魅力を堪能する
まあとにかく広瀬すず。「海街diary」のあの衝撃的身体的躍動感をさらにパワーアップさせた魅力全開の一品。特にハイスピードとクローズアップにこれだけの力のある魅力を捉えることができたヒロインは日本映画にそうそうない。そして予告編の松岡茉優がまた良さそう。
脇もメガネの男も非常に良かった、というようにステレオタイプ(特に前半)の物語から全てが俳優の魅力で上回った奇跡。
いい映画。
私は原作の大ファンであり 競技かるたの有段者です。
まず、原作が漫画の実写なのだからそこまで期待せずに観に行きました。 すると案の定キャラ設定などがだいぶ違っていましたが、時間の関係上仕方ないのだと思いました。私が1番みたいと思っていたのはかるたをしているシーンです。皆さん、練習をとても頑張られたのだろうなと思いました。しかし、北央との団体戦にはかるたをやってる人からしたら突っ込みどころ満載でした(笑)大山札を全員二字で同じところを払っていたところに最も驚きました。1枚札や2枚札ならまだしも、大山札を5人全員同じ場所に2枚固めてる或いは運にかけて払うなどということは相当低い確率でしか起こらないだろうと思いました。内容としては原作と比べてはいけないと自分で思っていたので比べないようにしました。原作と比べなければ、最高に面白い映画だったと思います。原作知ってる私でも号泣した場面はありましたし。原作ファンで見に行こうか迷っている方は、原作と比べてはいけないと自分に言い聞かせて見に行ったほうがいいのかもしれません。 原作を知らない方でも、かるたを知らない方でも楽しめるような映画でした。むしろ後者のほうが楽しめるのでは…?と思ったぐらいです。 個人的な意見ですが真剣佑さんと上白石萌音さんがとてもハマリ役だったと思います。
THE 青春映画!
原作を読んでから見ました!
原作と時系列は変わっているけどかなり見応えもあり、勢いもあり、the青春映画という感じ
溢れ出る青春感に目を離せず、ドキドキワクワクすることができました!
キャストもそれぞれの個性が出ていて、新しいキャラクターとして動いていた様、真剣佑の新はほんとまんまだった。方言とかかるたも、渡り手がすごく上手だった笑
エキストラ含めた東京都予選のシーンでは緊張感とスピード感がヒシヒシと、みんなすごく練習したんだなと伝わってきました!ちはやと太一の目のシーンとか息づかいがかなり強調されてて緊張した笑
原作読んでいる人は少し進みが遅いと感じられるかもしれないが、未読の人はかるたのルールや登場人物の様子とかも分かりやすくていいかも!
下の句でクイーンと対決だったり全国大会だったり3人の関係だったりかなり濃い内容になるはずだから楽しみです!
男性諸君! チュリトス持ったJKに囲まれる可能性大ですが、勇気を出して観に行ってきて!
末次由紀せんせ原作「ちはやふる」の、実写映画化だそうです。
原作は大変人気で、累計発行部数1400万部を突破しているとか。
全く未読です。すみません!
綾瀬千早(広瀬すず)、真島太一(野村周平)、綿谷新(真剣佑)の3人は幼なじみで、いつもカルタで遊んでました。
で、千早は新から、競技カルタで世界制覇!な夢を語られ、きゅんとしてしまいます。
そして千早も、新と同じ夢を追いかけはじめる。
それが恋心なのか、尊敬なのか、"上の句"でははっきりしません。でも、とにかく特別な感情を持っている。
しかし、新は東京から福井県に引っ越してしまう!
新の気持ちは"上の句"では語られないけれど、太一が競技カルタに打ち込むモチベーションは「千早に好きになって貰いたい」であり、この3人の恋愛模様と、まるで格闘技並の激しい競技カルタの世界が描かれます。
※上の句、下の句と2部作のようですよ。
本作のタイトルは、みなさまお察しの通りです。
"千早ふる
神代もきかず
龍田川
からくれなゐに
水くくるとは"
からきています。
この和歌は、在原業平朝臣が読んだ歌で、意訳すると(諸説あるようですが)、龍田川は隠喩で、在原本人のこと。
つまり、「色んな不思議なことが起こったと言われる神の時代でも聞いたことがないぜ、この龍田川が真っ赤に染まったなんて=つまり今まで経験したことない恋に、在原は身を焦がして真っ赤に燃えている」ということです。
ええ、恋の歌です。
百人一首の中でも、色鮮やかな歌ですよね。
在原が贈った相手は、原長良の娘の高子さんでした。高子さん、実は清和天皇の側室。
なんという禁断の恋!
千早は「いち=すごい勢いで」「はや=素早く」「ふる=ふるまう」という言葉を縮めたもののようです。
安倍晴明さんは、「一番身近な呪は名前。人は名前に縛られる」と仰いましたが、本作の主人公である千早は、かなり勢いのあるキャラとして描かれています。
例えば競技カルタの試合が終わった途端、まるで死んだようにストンと眠ってしまうとか。
本作に好感が持てるのは、いちいち登場人物達が"千と千尋の神隠し"以降のジブリ作品のように(全力ですみません)、やたらと自分の心情を吐露しないことです。
登場人物達の心は、カルタが代弁してくれるのです。
とても趣がある、作品だと思いました。
最近の邦画は、てか若者向けのラブストーリーは、直接的な表現を多用し過ぎてて、おばちゃん萌えないんですよー。あ、ターゲットにされてなのは、承知しています!
壁ドンで、「好きっていいなよ」とか。
それはそれでいいですけど、分かる人に分かって貰える言葉があってもいいなぁと。
百人一首なら、こうきますよ。
"玉の緒よ
絶えなば絶えね
ながらへば
忍ぶることの
弱りもぞする"
玉の緒=これはネックレスのようなものですね。この歌では自分の命の隠喩的表現になっています。
意訳すると「もう死んじゃいたい。だってもう、あの人への思いを隠しておくことができないんだもの!耐えるの限界なんだもん!だから死ぬ!」
萌え(あ、本作には登場しない歌です)!
日本はそもそも、高度なコミュニケーションスキルを要する国だったのですよねー。
でも百人一首を知らなくても大丈夫ですよ。
肝になる歌は、ストーリーの中で自然に説明してくれますから。
本作では言葉の表面を舐めるだけではなく、読み解く楽しさを思い出させてくれます。
そして、注目して頂きたいのは、言葉の"ワープ力"ですね。
在原の歌で、龍田川が赤く染まるのを想像し、そこから在原の恋心に思いを馳せる。そこから、登場人物達の心に繋がる。
"言葉の持つ力"を描いてる点で、私の中で高評価となりました。
あとは、実は激しい競技カルタの世界!
素振りってするんだー(笑)!初めて知って、衝撃を受けました。
カルタの取り方も、カンフーみたいな秘技的なものがある。びっくりです!
千早のことをを好きな、イケメン、金持ち、成績優秀、スポーツ万能だけど、いちばん負けたくないカルタで勝てない太一の劣等感と、(ネタバレになってしまうので言いませんが)罪悪感。ラストで一歩踏み出して、自分の殻の裂け目を見せる太一。おばちゃん感動したよ!
最近はスーパーヒーローでさえぐじぐじ悩む時代なので、すかっとした男子に安心しました。
きっと映画界で「ぐじぐじ言わない行動のみ!」の登場人物って、"キャプテン・アメリカ"と、本作の太一くんだけだと思う(笑)
久々、ぐっとくる男子でした。
また脇に、私を激しく困惑させた"舞妓はレディ"の上白石萌音ちゃん。
本作では呉服屋の娘で、和服、和歌オタクを演じています。その存在感は、すずちゃんを越えています。
なんでしょうか、この大物感!
注目していきます。
本作はいかにもな少女漫画の実写化!なプロモーションで、勿体ないです!
あと、むりやり眩しい青春(恋愛)ドラマにし過ぎかも。でも珍しく、すかっとした男子目線の、胸アツ映画でしたよ。
なので、男性諸君!
チュリトス持ったJKに囲まれる可能性大ですが、勇気を出して観に行ってきて。
すごかった
ちはやふるの原作は四巻までしか読んだことないが、暗殺教室みたいに、コミックのお話を詰め込みすぎてつまらなくなるようなこともなく、四巻までしか映画で描かなかったのはすごく賢明(暗殺教室の方をバカというべきか?)だとおもう。原作との相違点も名脚色で飽きることなく楽しめた(特にあらたがカルタを辞めるのをあとに持ってきたのがナイス)。俳優の演技もよく(特に野村周平)これもまた暗殺教室とは大違い‼試合のときに、最初快晴で、机くんがすねてチームに少し悪影響が出る頃に雨が降り、決勝戦の流れが千早たちに来た頃に晴れるのは、お決まりの演出でやりつくされたかんが無くもないが、それもこれぐらい直球の青春ものになると、やはり胸がたかなりいい効果が出ている。
子役の演技が少し残念
カナちゃんがかわいかった❗
これは良いよ!
まず音楽の作りが良いね!
繊細なとこもダイナミックなところも
合わせてね
それに加えて鮮やかな映像
文句無しに飽きないよ
綺麗だもん、撮り方とか
スーパースローカメラは臨場感
出まくり息をのむ展開になる
役者は再現度高いよ!
知らなくても楽しめる配役かな!
広瀬すずちゃん圧巻だね
最高の一言、よく演じれてれたよ
青春さを感じさせるね
下の句も見ろって感じじゃなくて
下の句が見たくなる上の句でした
主題歌は何度も聞ける
中毒性の高い良いものとなってるね
変な記者にいろいろ書かれてるけども
その記者の煽り方が悪すぎただけ
見る価値あり
楽しめました。
原作を全く知らずに観に行きました。観客動員が少ないとかWebで出てたけど…かなり面白い方だと思いますよ。キャストも個性的で面白かった。また、和歌の意味を解説してくれるシーンは良かったのでもう少しそのシーンが多くあったら良いのにと思いましたね。途中、勝負に執着するメンバーの言葉で机くんの事で胸が痛くなりました。下の句では「机くん」に頑張ってほしいです!!
キャスト、スタッフ全員が「青春全部賭けて」作った(?)快作
原作は未読。TVアニメは全50話観賞済。
元々は実写映画化に反対していた。先日まで「少女コミック原作の劇場版はハズレばかりだから」って思って、観るつもり無かったわ。
だが今回の実写は、実にいい。広瀬すずの演技が良かったし、脇役達もよく頑張った。特に、ドローンや特殊技術を駆使した映し方は見事。
こうなったら「下の句」も観ずにはいられないわ。
だた、ツッコミ所はいくつかあった。千早と太一の再会シーンで、いつの間にか桜の花弁が大量に置かれてあったトコとか、奏のスタイルとか...エンディングにPerfumeって...どーよ?
原作知ってても、十分楽しめる!
とても面白い!上の句の内容は漫画で読んだことあって、内容はだいたい把握してた。だけど、映像となると、迫力が全然違う!特に、試合の場面とか結果は勝つと分かっているのに、ドキドキして、ポップコーンなんか食べてられない(笑) 下の句は、漫画で見たことないからより楽しみ。
原作ファンとしてはこの点数しかあげられない
漫画は29巻まで読んで、アニメは二期まで観た。
そして今回の映画版。
パッと見4点だったから軽い気持ちで臨んだら、
思いっきり往復ビンタされた気分だった。
3/24編集
勢い任せで書いたので、
他のコメントいろいろ拝見して、
ちゃんと酷さを原作ファンに伝えようと思い、
編集することにしました。
原作レイプと言われる二つのポイント、
エピや設定のご都合主義による改悪、
キャラ設定と性格の改悪、
今作、全部抑えています。
それでも観たいと思えるのは、よほどのドmか、
ちゃんと原作読んでないか、
役者のファンのどっちかではないでしょうか。
まず、設定の改悪について。
ありすぎてすごく長文になるので、二つだけ挙げます。
ほかは興味ある方がお自身で確かめてください。
⑴B級A級など、一切問わない
二時間しかないから、B級の肉まんくん(西田)がいきなりA級の新と個人戦の決勝で当たります。
肉まんくん強すぎると思う同時に、
なんで新くんがいるんだ?この時点でまだ復帰してないし!
と原作ファンならツッコミを入れたいところです。
また、部を作る前に実は千早が今度の個人戦で優勝すれば、A級になるというのも削られました。
原作で太一はA級昇格のために、地方戦に出ることになったくだりも、すべて修行で片付けられました。
(なのにここでチラッと会場のエントランスにB級なんとか書いてある看板が見えます。確信犯です。)
⑵時間軸改変されすぎてついていけない
原作無視で完全なる監督のエゴです。
本当にムカつきます。
例で例えば…
・最初に部を立ち上げた直後、千早は新に電話した時点で、新はまだかるたをやってる。おじいちゃんも健在。(下の句に新のエピをぶっこんでくるつもりでいるのが見え見え)
・合宿なぜか白波会で行われ、千早の練習相手が須藤さん。(なぜか須藤さんが白波会に入ってる、おかしすぎる)
・ヒョロくんは肉まんくんと太一と千早を知らない。
(肉まんくんのお姉ちゃんはどうしたらいい?ね、どうしたらいい?)
ほかもっとひどいの一杯あるのですが、とっさに思いついたのはこの三点。
もう一つ、キャラの改悪。
エピを丸ごと削りとご都合主義の改悪の2パターンに分かれます。
⑴エピ削り
・小さい頃に決勝前に太一が新のメガネを盗む。
原作なら新その時点で太一が犯人だったのがわかったが、映画ではわからないまま。険悪だったちび太一と新の関係はなぜか仲良しになってる。
・肉まんくん躊躇なくかるた部に移籍する
原作なら肉まんくんがかるたをやらない原因は新へのコンプレックスだったのがあったから、かるた部に入るのもすごい決意をしたのがわかります。それがわかれば、肉まんくんが呑気に新と当たるとかまずならない。ただのムードメーカーに成り下がった肉まんくんを観ていて、違う意味で切ない気持ちになります。
⑵キャラ改悪
いろいろ違うところもあるが、基本原作通りのキャラは省略します。
・西田くん:能天気でKY、なぜか全国二番目に強い、本当に許せない。
・駒野くん:ただのガリ勉ですごくハイテク。アプリまで作れちゃう。太一への妬み皆無。なぜか鉄道オタク設定。鉄道オタクに失礼だぞ!
・太一:肉まんくん呼び。本当に許せない。ただの恋愛脳で部長感ゼロ。
・新:お人好しメガネ。冷たさゼロ。
・原田先生:なぜか神主になってる。なんで?
・木梨くん:須藤さんすげー!ほか知らねー!
・顧問先生:でているだけ、エピ削られたため、最初テニスで忙しいと言ったのに、なぜか優勝した時にいきなり喜びだす。
・須藤さん:ドエスではなくただの体育会系の怖い先輩。須藤さんは体育会系じゃないのに…
名前出ただけだった重要キャラ:
坪口さん、甘糟くん。
唯一いいと思ったのは読み手の読みでした。
下の句は見ません。これは私の知っているちはやふるではありません。
末次先生はこれを観て、どんなご心境だったか知りたいです。
広瀬すずこわい
某同日に封切りの映画を観ようと思ってたら、満席だったので、なんとなくこちらを観たわけですが…
原作読んだことなかったし、いわゆる「壁ドン」系のやつだと思ってて全然気にしてなかったけど…
スポ魂チームものの青春ものですげーよかったす。「競技かるた…すげーーー!」
試合表現も、漫画っぽすぎず
スポーツとして演出してて、きもちーー!
団体戦は特に様式美が嫌味きかせず、ほんと鳥肌たちました。
もたざるものが、もがく話はなんでも好き。
春休みで、女子高生やら中学生がキャッキャしてる中で、おっさんひとり涙腺決壊ですよ…。
続けて二回観てしまいました。
最後の勝ちを決めた瞬間のスローモーションは、
殺す気かー!てくらい
広瀬すずちゃんが可愛くてこわいです。
後から原作少し読みましたが、時系列が全然あべこべなんですね。
いやいや、ここまで上手くまとあげた
良い脚本だと思いました。
正直、上の句だけで終わっててもそれなりに満足の
青春映画です。
全44件中、21~40件目を表示