ちはやふる 上の句のレビュー・感想・評価
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いい青春。
大変な美少女の広瀬すずが主演。原作の少女漫画は観た事は無いが、競技かるたと言うのか、これは凄い能力だ。反射神経だ。素早さだ。聴力だ。みたいに凄いものなのは予想される。競技スポーツだろう。そんな競技かるたへの情熱を持つ高校1年生の役が広瀬である。私(50歳)とは年代が違ってしまったというか、父娘の年齢の関係ではあるが、しかし美しいものである。そういう人が身体を張って演技しているのだから、さらに人間としての能力が差がつく。野村周平や矢本悠馬にしても30年後などは大俳優なのかも知れない。その頃は私はこの世にいない可能性がかなり高いと思う。だが高校時代の私もあった時代に、私は地味でドラマチックではとても無かったのだけれども、青春の一時期を憧れさせてくれる。こういうドラマは観る前から気持ちが良い気がする。
そしてどういう話なのか観ていこう。新田真剣祐と言うのはあの髪型と眼鏡にしてもかなりの美男子に見えるのでは、髪型と眼鏡がなければ相当な美男子であろう。この物語も三角関係が関わっている。脇役もそれぞれ面白い。辛辣なライバルがいて、友情があって、トレーニングがあって、合宿がある。悔しさがある。負けん気がある。こういう青春をみると泣けてくる。
鉄板の安心感
かなり頑張ったと思う。
チアダン後に
女性はあまり興味ないのかもしれないけれど、少女マンガでもスポコンがほしい。
女性はあまり興味ないのかもしれないけれど、少女マンガでもスポコンがほしい。
昔はあったような気がするけども、今は見かけなくなった。
高校生の恋愛物ばかりでは面白くない。
本作がスポコンなのかどうかは微妙だけれども、なんとなくスポコン風なのがよかった。
知らなかったけれど、かるたは男女区別なく勝負できるところが面白い。
確かに空間処理能力と瞬発力は男の方が上だけれど、言語処理能力と視野の広さは女の方が上と言われている。
個人差はあるにせよ、男女区別なく五分五分の勝負ができるかもしれない。
男女の人数を決めない団体戦なんて他にないような気がする。
広瀬すずさんが、今まで見ていた他の作品よりも数段可愛くて驚いた。
たぶん千早のキャラクターのせいだと思う。
もし広瀬さんがキャラを作れるのなら、よけいなお世話ですが、こういう感じでいったらいいと思った。
それと登場人物の関係性が面白かった。
千早と、新と、太一、そして”かるた”の四角関係みたいになっている。
原作は読んでいないけれど、今後の展開としては、この四つがそれぞれくっついたり離れたりしながら、ストーリーが展開していくのだろうと思った。
今回は他のメンバーのエピソードも絡んできてさらに楽しめた。
あとパフュームの主題歌『FLASH』もよかった。
PVはこの映画の映像と完全にくっついた予告編のようになっていて感激、何度も見てしまった。
映画としてみる
俺たちを信じて自由になれ
映画は映画として面白みを感じましょう
原作は未読。アニメは第1〜2シーズンを観た前提で、一部アニメ版と比較レビューします。
アニメの千早の天然ぶりは広瀬すずとは違う天然である。
もっとアホを感じる天然なので映画版は違和感を感じる。
姉さんの広瀬アリスの方が似合っている気がする。(ドラマ版釣りバカを観た上で)
肉まん君と机くんはかなり無理がある。違う。
真面なのは、かなちゃんぐらいか。
幼い頃の子役もなんだか違う。
あと「カルタの弾き方の演出」が違う。
アニメは「柔(跳)」映画は「剛(叩)」というイメージ。
上の句は弾く綺麗さが足りない。アニメが上なのはしょうがないか。
まだ比較して色々書きたい事ありますが、映画版に戻るとします。
映画「上の句」はカルタ部創設から全国大会進出を決めるまでのお話。
句(歌)の内容を大事にし、カルタの魅力を引き出そうとしているのが、凄くいい。
団体戦のチームとして徐々にまとまって感は良い味を出してる。
団体戦時の演出はアニメと同じ演出を感じる所があった。(味方も相手方も5人息&動作がぴったりな所など)
自分としてアニメ版を観てから映画版を観て正解だった気がする。
映画版は映画版としての面白みがあった。
ただ上映時間が短いから東京大会優勝までの過程が短い。(子供時代少ないな)
また、前編と後編に分けたのはしょうがない。まだあのお方が出て無いですもの。(後編であの対決が無いと怒りますよ。笑)
後編「下の句」は私としても好きな全国大会が待っていると思うのですぐ観ます。
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