「中年ダメ兄弟による「里街Diary」」お盆の弟 HammondJ3さんの映画レビュー(感想・評価)
中年ダメ兄弟による「里街Diary」
脚本は「百円の恋」の足立 紳、主人公がダウナーなのは、大崎監督の実経験を基にしているからだそうです(トークショー談)。
「海街Diary」のような爽やかさはないですが、人情味溢れつつ中年男たちの苦労をドライに描いていて、ほろ苦さと散りばめられた笑いの按配が絶妙でした。モノクロということもあり、「コーヒーをめぐる冒険」のようにも思えました。
暑さバテの方、今夏のビッグバジェット連作観賞に少し胃もたれを感じている方、息抜きに観るのをぜひお勧めします。
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