「物書き一家の恋愛物語」ハッピーエンドが書けるまで 奥嶋ひろまささんの映画レビュー(感想・評価)
物書き一家の恋愛物語
恋愛ものかと思ったら家族の再生の物語で、この監督の映像や音楽は面白みがなくて好きじゃないけど、3つの恋愛が進みながら家族が再生していく構成は気持ち良かった。
映像の軽さや、割と上手く行っている家族なので見終わって何も残らないというか、普通だなぁと思った。
普通だけど、繊細な息子とクールなお姉さん、癖のあるお父さんに後ろ髪引かれて居場所がないお母さん。キャラクターたちは魅力的だった。
作家は19までに沢山の事を経験しろという言葉は息子にも言ってやろうと思う。
しかし、大麻はともかく麻薬や未成年のセックスの氾濫をアメリカの受け入れた感、先進的なのか楽観的なのか分からないけど、恋愛より大事が起こってるぞ!という事をサラッと流されて行く事にいつも取り残されてしまう。
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