「人には2種類ある。ロマンチストとリアリスト。」ハッピーエンドが書けるまで shimoさんの映画レビュー(感想・評価)
人には2種類ある。ロマンチストとリアリスト。
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映画「ハッピーエンドが書けるまで」(ジョシュ・ブーン監督)から。
原題「Stuck in Love」が、どう解釈したらこの邦題になるのか、
とても興味深かった。(笑)
さて、今回の気になる一言は、姉が弟に諭すシーンから。
映画や書籍に良くありがちな、人間の2つのパターンだが、
私は、この表現が好きらしく、ついついメモをしてしまう。
さて、自分はどちらだろうか?なんて、考えながら・・(汗)。
「人には2種類ある。ロマンチストとリアリスト。
リアリストは、意中の人をいい女の1人として見る。
ロマンチストは、その人が神が選んだ1人だと信じる。
でも神は存在しないし、人生の意義も思い込みにすぎない。
女を抱けるのは、リアリストよ。」
最近「若者は恋愛ベタ」なんて話を耳にしていたからこそ、
この表現が気になったのかもしれない。
今の若い男性たちは、自分が傷つくのが怖いから、
恋愛に対しても、理想を追い求め、ロマンチストになっている。
だから、女が抱けない。
ということは、結婚もしないし、子どもも作らない。
当然、少子化になる・・・そんな傾向が目の前に広がっている。
どちらかが正しくてどちらかが間違っている、という話ではないが、
時には、突然「ロマンチスト」から「リアリスト」へ、
変身してもいいんじゃないかな、と思う。
人は、どちらか一方になんか分別できないのだから。
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