「邦題とポスタービジュアルが最高」最後の1本 ペニス博物館の珍コレクション よねさんの映画レビュー(感想・評価)
邦題とポスタービジュアルが最高
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友人からシャレで贈られた牛の○○○に魅せられてあらゆる動物の○○○収集に目覚めたシッギさん。「家が片付かないから」という真っ当な理由を妻に突き付けられてオープンしたのが、アイスランドに実在する恐らくは世界唯一の○○○博物館。タブーを打ち破り人々の固定観念を揺さぶりつつ教養を授けたいという至って真面目な信念と、決して何物も殺めないというポリシーで我が道を突き進むこと数十年、残すはヒトの○○○のみ。そこに自らの○○○を寄付しようという奇特な人物が2人現れ、どちらの○○○が有終の美を飾るか静かな戦いが始まる・・・という冒頭からこちらの固定観念をグラグラに揺さぶってくる驚愕のドキュメンタリー。
2人の男がそれぞれに抱える冗談のようでいて全くもって真剣な理由が老いてもなおとどまるところを知らぬ自己顕示欲を高らかに謳い上げていてもう天晴としか言いようがないわけですが、それを戸惑いながらも受け止める普通の人々の寛大さとアイスランドの雄大さこそがこの映画の影の主役かも知れません。
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