約束の地のレビュー・感想・評価
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父親の孤独な旅
ヴィゴ・モーテンセンが主演。作品の監督の才能を受け止め、制作と音楽も担当したらしいです。
シネスコサイズではなく、正方形に近いスタンダードサイズ。しかも、四方が角丸で、のぞき見している感じ。パタゴニアの荒野の風景が美しいので、普通の横長の画面だったらと何度も思ってしまいましたが、一コマ一コマが印象に残るように作られているのかもしれません。中盤過ぎだったか、水色の水面に映る大尉の姿が、何故か、妙に黄緑がかっていて印象に残ってます。
内容は、起承転結のあるものではなく、キツネにつままれたような感じ。岩場の続く荒野をひたすら、行方のわからなくなった娘を探し求める話。これは現実なのか夢なのか幻想なのか。時間の感覚もわからず。兵隊さんの人形、革張りのコンパス、白いワンコが時代をつないでいるようにも思えますが、観念的な映画でもあり個々の感じ方はおまかせ、という感じもしました。
ヴィゴ・モーテンセン主演じゃなかったら、おそらく、目に止まらなかったかも。見る人を選ぶ映画だと思いますが、気になる映画でした。
娘を探して うん千里?
荒野をひたすら 娘を探し続ける父親
綺麗で寂しげな荒野を父親がいなくなった娘を
探して 探して さがしまくります
一部のファンはこのような作品は熱狂的支持されてますが
ハリウッド系映画が好きな方には退屈かもしれません
私は?と思いながら 難解でたんたんと物語が進むストーリーは
嫌いではないですが、ラストはわからなくて うなってしまいましたが、こういう作品もありですね。
あの寂しく 美しい荒野は 一見の価値ありです
スクリーンの四隅の角が丸くて 正方形っぽい画面も
興味深かったです
午睡の時間として適切でしたが
単調極まりない『退屈で刺激のない』映画でした。ところどころ、画角の良質な場面もありますが、わざわざ動画で作る必要がない静止画像集でした。まさに時間の無駄。DVDで観るのも時間の無駄。公式サイトの予告編で充分です。素晴らしい映像美に溢れた動的な映画の『神々の黄昏』とは全く対局にある催眠画像集でした。
やたらと構図がしっかりしていると思った
1カット1カットがやたらと間延びしていて、正直、忍耐が要りました。
ただ独自の画角の中に収まる絵の構図がやたらよくて、感心しながら最後まで集中して見ることができました。
劇場内を出て展示してある映画の写真を見て、なるほどオマージュ的なものがたくさんあったのね…やられた思いと、悔しい思いと、つまらん!などとなぜか負け惜しみ的な感情とが入り混じった複雑な気持ちになってしまいました。
思わずパンフを買いそうになるのを我慢して、後であれとあの映画でも見直そう、と思って劇場を去りましたー
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