ラ・ラ・ランドのレビュー・感想・評価
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美しさに引きこまれる、そんな映画
若い人達がミュージカル映画にハマるきっかけであり、往年のミュージカルを知る人にも楽しませてくれる映画だったと思う。
最初に、本当に音楽と歌が素晴らしい。
それだけでも見るべきだと感じる作品。
ハリウッドでくすぶる2人が出会い、恋に落ちていくストーリーは正直、目新しいものではない。しかし、キャストと映像、そして、ミュージカル映画自体の見せ方が秀逸。さすがセッションの監督。ユーモアに溢れるシーンも多く、決して浮世離れしないストーリー。これは映画館の大きなスクリーンと音響で絶対に見るべき!!!
評価を3.5にしたのはストーリーの後半にもっとえぐみや壮絶さを期待し過ぎた自分がいたので。思ったよりもソフトな着地だったと感じてしまった。。
切なさと感動を覚える作品。
前評判が高いだけに、若干の不安も抱えつつ試写で鑑賞。
結果、観て良かったと思えた作品でした。とても良かったです。
とにかく、切なさが心に残ります。
夢を追う事について考えを巡らせつつ、また観たいと思う作品でした。
切ない
誇大広告に注意!
アカデミー賞14部門ノミネートやゴールデングローブ賞に騙されます。
これって映画好き、映画マニアの為の映画ですよね。
最新技術に小ネタのオンパレード。
分かる人には分かるでしょうが、知らない人にとっては全く意味がない。
ただ隠れた良品映画としてならいいですが、子供からお年寄りまで、誰が見ても感動できる超名作です、
と言われたら、それは嘘でしょう。
役者も監督も素晴らしい水準で平均は遥かに超えていますが、この広告の仕方はおかしくない?と感じました。
ハードルを上げ過ぎられて、せっかくのいい映画を残念に感じられる方が増えてしまう逆効果になっている気がします。
出来るだけ前知識なし受賞歴なしで見れていたら、
もっと好印象になったはずで、残念です。(>_<)
映画の内容は、JAZZ好きの監督が作るだけあって音楽は上質、演出もJAZZっぽくフェイクとオシャレ感が効きまくっています。
チャゼル監督ってJAZZを広める為に映画監督やってる感じがありますね。
ストーリーはちょっと実体験を重ねて作っているように感じました。
まあ古風な音楽と映画が好きなのね!って感じで
ビバップ全盛からミュージカル黄金期のネタを上手く入れ込んできましたね〜って技に感心します。
その辺の技とセンスは凄いとしか言えませんが、描かれる人間、人生に深みがないというか、やはり監督自身が若いからなんでしょうか、
心の奥深くからの感動ってのは感じられません。
音楽好き、映画好きなら充分楽しめるでしょうが。
とにかくハードル上げ過ぎはいけません!T^T
オシャレな音楽と映画ネタの大人の恋愛映画としてなら大いに評価します。^ ^
個人的に凄く好きな作品でした!
非凡な演出の王道ストーリー
夢工場のハリウッド的ミュージカル映画
物語、ミュージカル、色彩.....色々楽しめる映画だった。
特に色のエフェクト、すごい。
加工すぎって感じもあるけど...
見終わったらさすがハリウッド夢工場だーと思えるし、その特徴として分かりやすくできている。特に印象深かったのはミヤが最後のオーディションで歌うシーンだった。ミュージカルでこの映画の伝えたがっている「芯」を呈示するのが感動的でこの映画の一番のとりえだとも思う。
だが最後の部分の処理に関しては、とても残念に思う。エンディングの話ではなく、遠回りして二人の出会いを最初から幻想?のようには見せるのが????と思っちゃう。よくわからないし、その前も確かにこう思いが示されるシーンを連続して編集したりするゆえ、ややこしいなーとか、また?とかもう見飽きちゃう。
でもやはりこういう夢の話を見ると人は前向きになったり、満足したりする。特に日本人はこういうようなハリウッドの話が好きだから、評判がいいのも決まっている。
観るべき!!
すごいです!
プロフェッショナルが作る映画だと思った。
緻密に計算されたカメラワークと俳優の動き。照明、音楽、そして完璧なダンスに歌。パーフェクトだと思った。
カットを切らず、超長回しのワンカットで撮影されているのが、まるでミュージカルの「舞台」をそのまま見ているようだった。
セッションの時にも思ったけど、ワンカットで撮る手法が本当に面白い。演奏の生々しさやミュージカルの臨場感を表現するのに最適に思う。
特に、最初の渋滞のシーンは圧巻。
数十人の俳優が入れ替わり立ち替わり歌い踊うのを全てワンカットで撮影するのは、まるでMVのよう。それを映画でやっちゃうパワーがスゴイ!
180度展開していく現場で、裏方の見切れや影が出るのを防ぎながら撮影するのは至難の技だろうと思う。何テイクやってんだろ。
長回しでの撮影は、撮られる方にもとんでもないプレッシャーがかかると思う。ピアノの演奏シーンでは、よくある「手元のカットはプロの演奏の差し替え。」もなく、全部ワンカットで俳優自身が演奏していた。それなのに、練習してます感はなく手慣れているように見えた。素人目線から見ると、プロの演奏に見えるくらい上手。長回しのなかでも、自然な演技、完璧な歌にダンスに演奏、本当に素晴らしかった。
もう一回、大きなスクリーンで観てみたい。
惹かれあうのは必然
まるで遊園地
ジャズピアニストと新人女優が出会い、互いの夢を追う話
まず初めに自分はミュージカル映画初心者であると明記しておく。
それお踏まえてこの作品の感想を書きます。
冒頭の高速道路の場面、情報量の多さとノーカット風の撮り方でいっきにテンションが上がった。
歌といいダンスといいとにかく凄い!これからどんどんこんなシーンが見れるのかと思うとワクワクして期待値が上がっていった。
ミュージカルである必然性などを考えると正直無いよう思えるが、オープニングなので観客を引き込む演出としてはバッチリだ。
物語全体も単純でわかり易い、要所要所でのミュージカルは唐突であるが流れを邪魔せずに綺麗でお洒落な感じがした。
俳優陣の演技とダンス、歌、演奏も一級品で見ごたえ十分だし、ノリノリで気持ちがいい。
また、衣装や背景の色合いも原色を多用していてダイレクトに目に来る。まるで絵画を見ているような幻想的映像体験だった。
予告編にもあった「映画の魔法にかかる」と言うのもうなずける。
舞台もハリウッドなのでまさに夢の世界と現実世界の狭間を行ったり来たりするのにぴったりだ。
最後の展開も切なさとこれから歩む道が想像でき、観客と地続きであるようにも見えた。
ただ、はじめにも書いたが自分はミュージカル初心者、物語の流れに乗ろうと思っても、いまいちなじめない。
ミュージカルである意味を無意識に探してしまった。そして最後まで意味を見つけられなかった。
意味なんて考えるより、とにかく流れに身を任せればよかったのにと思うのだが、鑑賞後に感じたのはただ映画に流されてしまったという感覚。
ある程度映画を見ている自分としては、監督の意図を感じたいとまでは言わないものの、少し位は納得や共感がしたい所であるが、流されっぱなしの自分にはあまり心に残るモノが無かった様に思う。
アカデミー賞14部門を受賞し、今年度の最高峰だと思って身構えてしまったもの悪かったのかもしれない。
純粋に一つの作品として見れれば楽しめたのではないだろうか。
ぐちぐち書いてしまったが、本作品は綺麗でお洒落でノリノリの映画なので深く考えず目の前の映像を楽しむには最高だと思う。
劇中セリフより
「今、私は頂きを目指す」
夢、希望を胸に挑戦の日々を進む
目標があるならそれを叶えるために努力する事、目標が変わっても道のりは残るしこれからの糧になるのだと思う。目指すのが大事。
映画を観た満足感がありました
212-4
切ないなぁ~
日本人の私が言うのもなんですが西洋音楽とJ-POPの垣根が完全に消えたと感じました。映画『LA LA LAND』のストーリを支える2曲の主楽を聴くとそれがわかります。どこか懐かしくて心に染み渡るメロディーラインは日本人が好む旋律ばかりでした。特に私の耳に響いたのは小室さんが安室さんに書き下ろした名曲♪Body Feels EXIT~に似た曲。本作の主楽曲のひとつで物語の重要なシーンで繰り返し演奏されスクリーンを盛り上げます。単純なストーリーですが主役2人の熱演(ダンス、演奏、歌)に観客全員ノックアウトKO負け!偉大なミュージカルスター、フレッド・アステアやジーン・ケリーには敵わないがかなり頑張っています。前評判通りの内容で老若男女が楽しめるミュージカル恋愛映画。その全てが美しい映画!でも、ちょっぴり切なくてねぇ~溜息が出ますよ。
もう一度オープニングが観たい
久しぶりのミュージカル映画。すごく楽しめました。
ミュージカル映画って舞台とかパレードとか時々観てる感覚に覆われる。この映画も、例外ではなかった。
生っぽさとエンターテイメント性、役者の情熱がスクリーンからにじみ出てきてた。
音楽も、カラフルな映像も、もちろんダンスも!
本当に素晴らしくて。
特にオープニングのダンスと演出には圧巻でした!
ダンスのシーンでは、私も足をバタバタしたくなりました(笑)
最後は、、、何とも言えない気持ちになった。
同じように夢を追っていた二人が愛し合ったからこそのストーリー。
男女の柔らかさと強さと、皮肉とそして、やさしさを感じる作品だった。
もう一度オープニングが観たいから、
公開されたら劇場に観にいっちゃうと思います。
夢を叶えるには割り切らなければならないものがある…そんな切ないお話...
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