ラ・ラ・ランドのレビュー・感想・評価
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『セッション』より断然いい
冒頭、ハイウェイのミュージカルシーンがハイライトなのは、現実から映画への鮮やかな移行だけでなく、ふとした瞬間に名も知らぬ誰かが、どうしようもなく輝いてみえるという、ハリウッドの古きよき伝統に実直だから。あり得たかもしれない人生に思いを馳せるラストは、『ホーリー・モーターズ』的でもある。長回し、パンなどのカメラワークが抜群。『セッション』から嫌みが抜けて、洗練された手管だけ残ったという僥倖。
最高でした✨
なんとも言えない気分にさせてくれる
Everything is coming up roses.
楽しかった!
出会わなければ終わってたかもしれない二人
普通の人生
映画って基本は、
・フィクションで現実ではありえない世界を描く
・実話ベースである一方、ちょっと特別な人生やストーリーを描く
の2通りに大別されるかと思いますが、ララランドはこのどちらでもなく、ごく普通の多くの人が経験したことがありそうな感情を描いた作品。そこが多くの人の共感や、感情移入を誘発している要因かな。
誰でも、過去に決断した選択や妥協を少し後悔したり、ほんとうにああしてよかったのか考えさせられたりすることはあるかと思います。でもその選択がよかったかどうかなんてわかるわけないんですよね。
ラスト5分の見せ方はよかった。
というかラスト5分をちゃんと見ないとララランドの良さはわからないという映画です。一方で、ラスト5分にいたるまではわりと退屈感が否めない。オープニングはいいと思うけど、途中もう少し見てる人たちをひきつけるような何かがほしいかな。途中が退屈なことを映画をミュージカルにすることでごまかしているとまでは言わないけど、120分間映画の世界に引き込まれてずっと楽しんでいられるような映画とはお世辞にもいいがたい。
★3.3 です。
ネタ振りが長かったかな・・・。
こういう前評判の高い映画は
溜めずにサッと見に行ってたほうが
よかったかもしれない。
前振りが長かったせいで
正直「そこまで」ではなかった。
冒頭の、渋滞での
いきなりダンスシーン。
これでほとんどの人が
「掴まれる」のだと思う。
が、私は少数派であろう
「引いてしまった」方の人間だった。
ライアン・ゴズリングの
ピアノはすごかった。
役者が付け焼き刃で
映画のために覚えました!
ってレベルを軽々超えていた。
物語ラストの展開にしても
衝撃!というよりも
「そっか。なるほどね。うんうん。」
的な、余韻の深いシーンだった。
あのラストがなかったら。
正直、サービスデーでも高かったな(^^;;
「ナイスガイズ!」のゴズリングの方が
個人的には大好き。
音楽つながりで言うと
前回観た「SING」には
遠く及ばなかった。
うーん。
評価がはっきり分かれる映画だと思う。
ラストシーンで鷲掴み
話題だったので試しにと半信半疑で鑑賞、、
元々ラブストーリーは好きなほうではないので大して期待はしていませんでしたが、、、
最高に感動できた作品でした!
監督は元々ジャズドラマーを目指していたというだけあってか、音楽がとても良い!
冒頭からミュージカル感満載の演出に、一気に引き込まれました。
高揚感のある曲と、悲壮感漂う曲を上手く使い分けていたため、物語の緩急がハッキリしていて分かりやすい。
音楽だけでなく、衣装のカラーリングやロンドンの景色等の演出もお見事です。
お話としては、よくありがちな、夢追い人の男女が恋に落ち、お互いの夢を追う中での恋愛への葛藤といった、分かりやすいもの、、、
脚本はありがちな恋愛劇で退屈な話かな、、
と思いきや、、最後のシーンでそれが一気に覆されます。
ラストの数分は予想外であり、衝撃的かつ斬新。
序盤から終盤までの音楽やシーンがここでハイライトのように次々と流れ、走馬灯のような錯覚を感じさせられます。
結論は分かっていながらも、今まで共有してきたシーンを見せられることでつい感情移入して見入ってしまう。。
映画の視聴者から、映画の世界の一員になったかのような当事者意識がラスト数分のシーンで一気に芽生えるという未体験の気持ちになりました。
終わりよければ全て良しとはまさにこの事(良い意味で)。
最後の最後で驚かせてやろう。という、監督の緻密に計算された演出力にただただ脱帽です。
良い映画とはこーいうものをいうのか、
エンドロールで良い余韻に浸れる作品でした。
素晴らしかったです。
ミュージカル一辺倒ではない…
夢を持った男女の運命的な出会いをミュージカルを交えて展開する異色の映画。
冒頭の壮大なミュージカルシーンにはさっそく鳥肌。
しかし、それからはポイントポイントにミュージカルがインサートされる程度で、そこまでミュージカル一辺倒ではなかった。
レミゼほどミュージカルづくめにならずとも、もう少しそういった部分が欲しかった。
中盤はもはや普通のラブロマンスww
ラストに賛否が分かれてるようではあるが、自分としてはあの展開は好感が持てた。
涙腺が緩みかけたほど。
あのときああしてれば、こうしてれば…
見終わった後にその感想が真っ先に浮かんだ。
主要キャストのライアンゴズリング…唯一観たのがドライバーでの寡黙なキャラだったので、歌って踊るシーンには違和感があった。が、セクシーそのもの。出演にあたりピアノを猛特訓したようで、演奏シーンにはリアリティがあった。
共演はスパイダーマンのエマストーン、かわゆすww
でもちょっと眉毛太すぎるよ…笑
こうきましたか…
映画の歓びとは
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